【SOTO ストームブレイカーのメンテ道具】結局なにが必要か・・・

こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。

【ストームブレイカー・スマートポンプの分解】
【ストームブレイカー・バーナー本体の分解】
この2つの記事を通してストームブレイカーの構造を徹底的に解析することができました。これらを踏まえ、実際長期のバイクツーリングに行く際に持参すべき道具を考えてみます。
お前どんだけストームブレイカー関連の記事書いとんねん、と言われそうですが、確かに自分でもそう思います・・・えぇΣ（・□・；）

使った道具羅列

まずはスマートポンプとバーナー本体の分解、組み立てを通して使用した工具類を全てピックアップしてみます。

⇐側から順に

この中でストームブレイカーのためだけに必要なものは？

バックパッカーであればいざ知らず、長期のバイクツーリングであれば当然バイク用の工具も持っていくことになる。
ということで、バイク用に持参する工具を上から差し引くと、

このようになります。
コンビネーションレンチやヘックス、ラジオペンチはバイク用の一般工具とあわせられるのでここまで減りました。

本当に必要な道具は？

当然ながらいくら長期の使用とはいえ2つの記事で書いたような分解作業が必要になることはまずないでしょう。
なので、明らかに不要な分解作業に使った工具をさらに上から差し引いていきます。
なお、分解作業が要か不要かは、「ガソリンの通過経路か否か」で分別しようと思います。海外での使用でもっとも考えられるトラブルは、ガソリン内の不純物による燃料経路の障害です。ろ過メッシュの目づまりなどが最たるものでしょう。従って、燃料経路とは無関係なものを除外します。

すると、最終的にはここまで絞られました。
ゴトクの脚部を外したり、ネームプレートを外すのは、おそらく”よほどやる事がなくて頭がおかしくなりそうな時に我を保つために何か作業に没頭する” というシチュエーション以外考えられません。なのでそういった作業に必要な工具は省き、燃料経路に関与する部分のみに絞られたという形です。
ほとんどがスマートポンプの燃料吸い上げホースと、そこからコントロールダイヤルへ続く経路に関連する道具といえます。

追記1

ピンセットは直・曲2つあるとめんどいので、
上のようなペリカンみたいな形のピンセットに統一しました。

追記２

燃料吸い上げホースのシーリング材は、既成のままだとやたらデカいチューブに入っているため、

このような小さい遮光瓶を用意。

一応、遮光ではあるけど固まったら嫌なので、さらに周りをテープで巻いて光が中に入らないようにしておく。

そして中に ThreeBond の液状ガスケット1105 を満タンにしておく。
燃料吸い上げホースのシーリング材を外した際は、これを使って再シーリングすることになるでしょう。

まとめ

ストームブレイカーの徹底的な分解作業をすることで、本当に必要になるであろう作業と、それに必要な道具を絞り込むことができました。
作業の煩雑さを考えるとスマートポンプ内の燃料経路にアクセスするような作業はあまりしたくありませんが、もし必要になった際に合目的的に作業をする経験と道具があるのは安心材料になります。
キャンツーにストームブレイカーを使用している方は、是非参考にしてください！

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