こんにちは、離婚・退職して世界1周を目指す歯科医ライダーの管理人です。
以前、焚火でご飯を炊く方法を紹介しましたが、今回は斧がなんだの薪がどーだの言わす、シンプルにご飯の炊き方を紹介しようと思います。汎用性を考慮して、シングルバーナーを使っています。
→【焚火でご飯を炊こう!】
準備
まずは適当なクッカーにお米を入れます。今回は1人分だけ入れています。
無洗米でなければ、まずは適宜米を研ぎましょう。米を研ぐと、研ぎ汁にうまみが逃げてしまう、と何かの記事に書かれていましたが、どうなんでしょう。
飯盒炊飯で絶対にケチってはいけないのが、米を火にかける前に水に浸けておく準備です。これをケチってすぐ火にかけると、後の行程がいくらうまくいってもおいしくは炊けません。なんか芯が残った感じの食感にもなってしまいます。
だいたい30分でいいと思いますが、冬場外での作業であれば(そりゃ外か)40~50分浸けてもやりすぎではないでしょう。
この時、個人的に水を沢山いれたほうが水圧がかかって浸透するかなと思って、沢山水を入れています。
浸漬が終わったら、水を減らして適性な水量にします。炊飯器で炊く時より若干水多めがいい気がします。米の上面から1cmくらい水面が高い感じでしょうか。
火にかける
そうしたら、火にかけていきましょう。
最初は火力やや強めです。クッカーの底全体に火がかかるくらいです。
しばらくすると、中の水が蒸発し、湯気がでてきます。
そして蓋がカタカタカタカタッ・・・・・・
蓋がパカパカしてくるくらいまで吹き出しそうになったら、蓋に重しを乗せます。動画では、パイプレンチを使っていますが、普通は石でいいでしょう。
この吹き出すくらいのタイミングで少しだけ火を強めます。が、これはやってもやらなくてもいい気が・・・
ただ、ここで強火にする時間が長いと焦げるので、1人分程度の米の量であればほんの10~20秒程度です。あとは米の量に応じて時間を延ばす感じです。
今回は1人分なので強火にして、すぐに今度は弱火にしていきます。
弱火にしてしばらくすると、吹きこぼれと湯気の量がだんだん落ち着いていきます。そしてここからは匂いと音を注意深く観察します。
・チリッ チリッ というわずかな音
が炊きあがりのサインです。今回のように米の量が少ない場合は、弱火にしてからこのサインが出るまでほんの5~6分といったところです。
火から下ろし、蒸らす
炊きあがりのサインを確認したら火から下ろします。ここで中を確認したいところですが、じっと我慢してそのまま放置します。冷たい地面の上だと熱がもっていかれてしまうので、できれば布巾などの上に置いておくとよいかもしれません。

放置時間(蒸らし時間)はだいたい20分くらい。どうしても待ちきれない人は10分でもいいんじゃないでしょうか。あんまり置いといても冷めちゃうので、開けます。。。
オープン!
うまく炊けると、焦げも一切なしで炊けます。高価な炊飯器などなくても、おいしいご飯はいつでもどこでも炊けるということですね。まぁ米があれば。
まとめ
ポイントをまとめると
・水はほんの少し多め
・「吹きこぼれの後は弱火」だけ注意すれば
あとの火加減はさほど重要でない
・火から下ろすタイミングはとにかくにおいと音!けっこうすぐ!
・我慢して蒸らす
とまぁこんなところでしょうか。
焚火に比べれば火加減も調整しやすいですし、シングルバーナーさえあれば誰でもチャレンジしやすいと思います。
ソロキャンやキャンツーでも、ラーメンばかりではなく、ちょいと米をジップロックかなんかにいれて、どうでしょう? 😛