【テネレ700 シートの快適化】cool covers の専用シートカバーを装着

こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。

テネレは発売時点でローシートモデルが併発したことや、足つき問題諸々で シート周りの話題には事欠きませんでした。
スタンダードシートとローシート 両方ためしましたが、結局やっぱスタンダードシートの方が座りごごちがいい上にローシートにしてもさして足つきに変わりがないため、スタンダードシートに落ち着いています。
今回は、
・夏の股蒸れ問題
・雨のシート水たまり問題
の解決を兼ねて、シートカバーを装着しました。

Cool Covers for Tenere 700

こいつがそのカバー。
英国は Cool Covers の新型テネレ用 です。

cool covers は様々なモデル専用のクールシートカバーをラインナップしてるので、是非ご自身のバイクに適合するものがあるかチェックしてみてください。

車体への装着

装着といっても、ただシートに被せるだけなんですが、、、

テネレのシートですが、純正状態だといちいち4mmの六角を外さないとならなくてメンドウです。

もともとついているカラーとボルトの順番をこのように入れ替えて装着しなおすだけで、
六角を回さずにワンタッチで脱着できるようになります。

シートにカバーを密着させて、ベルトでしっかり留めます。
余った部分は切っちゃいました。

これでカバードシート完成。

あとは車体にそのまま戻すだけ。
少しフィットがきつくなりますが、問題なく戻ります。

効果は?

このクールカバー、遠目で見るとただのメッシュのように見えますが、

よく見るとこのように3次元構造になっていて、シートに接する部分とお尻側に接する部分1階~2階のように分離しているんですね。
なので、このカバーを装着すると、ただのメッシュと異なり、お尻とシートが直接密着しない状態になるわけです。
つまりお尻の下に常にエアフローが生じ、蒸れが解消するというわけです。
とはいえ、まだ夏になっていないので、蒸れに対する効果がどの程度なのかはまた改めて追記したいと思います。
じゃあ逆に冬は寒いんじゃないか という問題ですが、カバーを装着したことで臀部~腿にかけて冷えを感じる程度が強くなった様子は全然ありません。
厳密に比べると少し違うのかもしれませんが、寒冷時にあえて外す必要があるほどではないと思っています。

次に、雨の時の効果です。

雨とシート、何が関係あるのかといいますと、
シートにお尻が密着した状態だと両腿と股に囲まれた部分に水が貯まって、そこから浸水するのです。
クシタニのエクスプローラージーンズは防水性においても非常に優秀ですが、雨の中ある程度走っていると、上の写真の股部分の縫い目が貯まった水に浸るような状態になってしまい、そこから浸水してしまうわけです。

水も空気も同じですが、クールカバーが装着されていると水が下へ横へと掃けていくので、結果シート上部に水が貯まらずハッピーというわけです。
実際、雨の日の感覚はダンチで改善しました
ノーマルシートのままであれば確実に股部分に浸水を感じていたような雨でも、カバーをしてからはほとんど問題なしです。

まとめ

❝クールカバー❞ というといかにも蒸れ対策の氣が強めですが、
実際には雨の時に水を逃がしてくれる役割がメインと思っています。
簡単に装着できて、見た目も思った以上にアクセントがつくので、カバーにしてはちょいと高いことを除けばおすすめできます。
装着直後はけっこう表面が硬く、ライディングパンツが傷つくんじゃないかと不安でしたが、しばらく風雨の中走って慣らすと、問題ない質感に落ち着いてきました。
カバーは、スタンダードシートとローシートは共通で、ラリーシート用もラインナップされているので、是非検討されてはいかがでしょうか👍

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