【アライ ラパイト・ネオ】クラシックな外観のフルフェイス Arai Rapide Neo

こんにちは、離婚・退職して世界1周を目指す歯科医ライダーの管理人です。
今回は、バイク世界旅の重要装備のひとつ、ヘルメットを紹介したいと思います。
レーサーレプリカに乗ってることもあり、ヘルメットはSHOEIのレーサータイプのものをずっと使ってきました。

SHOEI X-fourteen

しかし、世界ツーリング経験者はバイザー付きのオフ車用ヘルメットを使っていることが多く、世界ツーリング用に違うヘルメットを新調しようと思ったのですが、よくよく考えてみると他の道具に比べてヘルメットって意外となんでもいいんじゃ?とも思えるのです。
例えば他の衣類では防水性などに大きな違いがあったりするものの、ヘルメットの場合見かけ上の性能差ってあんまりなくて、実際には事故った時にそれが発揮される・・・
とはいえ、結論から言うとみんな大好き「Arai」の Rapide Neo を新調することになったので、その経緯やその後のカスタムについて記事にしておこうというわけです。

バイク世界旅に最適なヘルメットとは?

https://www.upshiftonline.com/magazine-issue/july-2018

これに関しては
ぶっちゃけなんでもOK
だと思います。本当に。
気に入って使い慣れたものがいいのではないでしょうか。
ただ、今まで使っていた冒頭のヘルメットはあまりに派手で、Tenere700とはかなりミスマッチなので、
個人的に以下のような条件を羅列してみて、それに合うヘルメットを探したわけです。

・フルフェイスであること
・色は白系で過度に派手なのは避ける
・なんとなくクラシックな見た目に憧れてる
・ピンロックを装着できる
・バイザーは不要かな

とこんな感じです。
まず、
フルフェイス➡これは防寒性の面、あと防塵の面でとても重要だと思います。日本の真冬でも、シールドを隙間なく閉めることができるフルフェイスは耐寒・防風ともに半ヘルやジェットヘルに比して圧倒的に上ですし、砂漠や乾燥した土地で砂や埃が気道や目に入ってくるのをシャットアウトしてくれます。ただし、その代償として夏は蒸れて暑いし、全体的に大きくかさばることにはなります。どちらを優先するかという話で。
色が白系➡これは直射日光に対する対策。黒ヘルメットとか、かっこいいですけど夏はかぶれたもんじゃないです笑
クラシックな見た目➡これは完全に好みですが、意外とクラシックスタイルのヘルメットって、見た目が柔和で、現地に馴染みやすい気が・・・
ピンロック➡ピンロックはヘルメットのシールドを曇りから守ってくれるシート。これがあるとないとでは寒い日のシールドの曇りが全く別物。ずっと愛用しているので、信頼をおいている。
※ラパイド・ネオには純正でピンロック装着不可です。これに関しては:【ラパイド・ネオのピンロック化 】をご覧ください!
バイザー➡世界ツーリングといえば、上の写真のようにバイザー付きのヘルメットが代名詞な感じ。ですが、個人的にはバイザーって邪魔だし、なんかレーサーみたいで馴染みがあまりよくないかな、、、と。

Arai Rapide Neo

そんな中、候補となったのが
アライ ラパイド・ネオ
どうでしょう、
クラシカルで、シンプルなすごくいいデザインだと思いませんか?

カラーは色々あるみたいで、グラフィックモデルとかもあるのですが、こちらは南海部品さんオリジナルの「モダンアイボリー」というカラー。
真っ白はちょっとなぁ~~ とかどうでもいい不満を持っていたので、
この中間色なアイボリー、非常にいい感じです。
そしてラパイドの代名詞ともいえる口部分の3本スリットが、なんともいえない雰囲気です。
ちょっとフィーチャーポイントを見てみましょう。

●極限まで丸いフォルム

ラパイド・ネオは後ろから見るとこんな感じ。もはやほとんどダチョウの卵です。

普通はシールドの開閉部分が突起になったりするわけですが、
・頭頂部のダクト類
・空力用のフィン
・シールド機構のでっぱり
などを一切廃し、極限まで卵ちゃんフォルムになっているのです。
アライ曰く、この極限まで丸いフォルムが”その時”に衝撃を逃がしてくれるらしい。
※”その時”とは、事故って滑って頭が地面にドカーーーン って時です。

●帽体へのこだわり

ヘルメットは見た目も大事ですが、なんだかんだ最後は「その機能」を果たしてくれるかという部分。
あらゆるプロのバイク関係者が口をそろえて言うでしょう。
「機能面で、アライ・ショーエイに勝るヘルメットは無い」
と。
以下、アライHPより抜粋。

「主材料は、通常のグラスファイバーより、6倍のコストのかかる高価な材料の最新のスーパーファイバーをアライが独占使用している。通常のグラスファイバーよりも繊維密度を高め、引張り強度・圧縮強度ともに40%も高い特殊なグラスファイバーに、さらに改良を重ねた結果生まれたアライ独自の最新素材。「頭を護る性能」には欠かせない強靭で粘りのあるな帽体を構成する最適な素材である。 複合素材として組み合わされる比重の軽い有機素材ARマット(内部素材)も、新しいスーパーファイバーと密着性の高いものへと改良し、強度を高めている。 さらに、一点に集中するような衝撃に対しても、破壊されることなくかわす事のできる強靭なシェルにするため、20種類以上の部材を重ね合わせ成形。また、独自の割合で配合し、一から見直し開発した最新の強靭な帽体を創りあげる樹脂を使用し、高度な技術を持つシェルエキスパートがハンドメイドで一つ一つ丁寧に組み込み帽体を創り上げている。」

「F1用ヘルメットの開発過程で生まれたSFB(Super Fiber Belted)プロテクション。アライ独自のスーパーファイバー製ベルトを上部窓カットラインに並列に配し剛性を強化。万が一の際、この特殊ベルトが開口部分で強い衝撃を受けた際に発生しやすいクラックの広がりを抑制することができる。「剛さ」「軽さ」「粘り」を実現した最強の帽体へと進化している。」

「ひとつの成型ライナでありながら、部位ごとに最も適した硬度で発泡倍率を変化させ一体成形するMDL(Multi Density Liner)技術。衝撃の加わる面積に合わせ、頭頂部、側頭部、後頭部、前頭部、それぞれに適した硬度の異なる発泡体を使用し、理想的な緩衝効果を発揮する。数多くのヘルメットを用いて行った落下テストのデータに基づき、その使用範囲を細かくチューニング。さらに、そのハイブリッドライナを、シェル各々のサイズに合わせて、細かくセッティング調整。この理想的なライナを一体成型できるのは、世界で唯一アライだけなのです。」

●ハイパーリブ

帽体の裾部は、上の写真のように少しだけ出っ張っている。これは、車のバンパーのような働きで、側方圧に対する帽体剛性の向上に寄与しているようです。

●ベンチレーション機構

帽体表面にダクトなどがあまりないため、ベンチレーションが心配になるかもしれませんが、心配ご無用。独自の排気システムやエアスルーパスにより、効率的な排気が可能になっています。

外からは見えませんが、帽体内側の頭頂部には排気孔が3つ開けられています。ヘルメット内部の熱気は、この登頂部の排気孔から内部のエアスルーパスを通って、上の写真の後部ダクトから排出されるわけです。走行中ライダーの後ろ側は負圧になるので、それを利用しているわけですね。

そして最も特徴的なのがこの3本スリット。
なぜか、これがなんともいえないストリート・モーターサイクルな雰囲気を醸しだすのです。
分かりますよね?

マウススリットは内面のインナーシャッターに通じています。
インナーシャッターを開けば、外気が口元に導かれますし、
閉じれば

↑ノーズカバーに一体で設けられたディフレクターのダクトに外気が逃げ、シールド方向に流れます。

シールドの上部にはブローシャターが設けられ、これは指でひっかけて開閉が可能。

ブローシャッターを開くと、帽体側のブローベンチレーションに通じていて、ここから入った空気は帽体内部を駆け巡り、強力に内部をクールダウンしてくれるという仕組みになっています。

そしてもうひとつが、このダクト。ちょうどうなじくらいの位置にあるこれはNEノズルといい、内装のシステムネックと一体になっています。
主に耳の周辺や後頭部に停滞する空気を走行時の負圧により逃がす働きがあります。
後頭部の排気孔からの排気圧と相まって、ヘルメット後部の乱流を防止し、帽体の安定にも寄与するとのこと。

●シールドシステム VAS-VC

ラパイドネオの標準シールドシステムは、
VAS-VC というシールドシステムが使われています。

これは実際に開閉してみないと分かりづらいことですが、
シールドが開閉する際の動きは通常蝶番運動といい、回転軸が定まっているわけですが、
VAS-VC システムではシールドの開閉における回転軸が可変的に動きます
これによって、

・シールドの取り付け位置を低位にすることが可能に
・シールドの開閉範囲を広域化することが可能に
・シールドベースをコンパクトに

することが可能になっています。

また、シールドを固定するシールドベースは、このようなデザイン。
ラパイド・ネオの全体的にクラシカルな印象を崩さないよう、マイナス頭のネジが露出するようなデザインになっていて、とてもいい感じです。

シールドのロック機構には「VAS-V ロック」システムが採用されており、レバーによる強固なシールドロックにも関わらず、ワンタッチでそれを簡単に解除することができる。

●固定式エアロフラップ

多くのヘルメットで顎下のエアロフラップは着脱式が多いですが、ラパイド・ネオの場合これは固定式です。
前面からの走行風を整流し、風の巻き込みを防止してくれます。
HP的には左右のパッドにFFS排気ポートなるものがあると書かれいますが、どこのことなのか不明(公式の取り扱い説明書にも記載なし)。

実際の使用感

では、実際に装着しているところを少しご覧ください。

まぁちょっとヨンダボとは合わないかもしれませんが、
でもどんなバイクやどんなスタイルにも合いやすいヘルメットだと思います。

レーサーレプリカやSSにはやっぱりレーサースタイルのヘルメットのほうがしっくりくるかもしれませんが、ネイキッドやストファイにはピッタリでしょう!後ろ姿は、ほんとまんまる。

横から見た時のスッキリ感もいいですね。
また別記事で紹介しますが、ザックを背負う場合ヘルメット後ろにあるフィンや空力用の形状って、案外つっかっかて邪魔なんですね。
なので、こうやって後ろがぺったんこだと、ザックと干渉しなくて👍です。

上着にアルパインのジャケットを着てるのでややミスマッチ?ですが、
それでもまぁ馴染むかんじ。
革ジャンとかめっちゃ合いそうですね、まさにストリート・モーターサイクル・スタイル

ラパイド・ネオのイマイチなとこ

文句言うつもりは毛頭ないわけなんですが、一応思ったことを。
①内装のシステムネックがまじで取り付けづらい

内装やストラップのカバーはこのように外して洗濯できるわけなんですが、特にNEノズルのついたシステムネックのフックロックがすごくやりづらい。
②シールドのブローシャッターが意外と視野に入って気になる。

これは慣れの問題なのかな、、、
いままで全面なんもないシールドに慣れてたから、いきなりこんなシャッターが視界にはいってくると気になってしまう・・・

他候補もあった & まとめ

アライのクラシックスタイル・フルフェイス ラパイド・ネオ。
世界旅に向いているかどうかといえば、特段そういった用途に特化しているわけでもないのですが、
見た目的にも馴染みやすいし、色もいいし、世界旅用のヘルメットはこれに決定です。
ちなみに、以前は
世界ツーリングの先輩 ryuchung氏のブログで紹介されていた
Flyracing の Trekker

にしようかと思っていました。
ryuchung氏によると、
「ゴーグルとシールドの同時使用が可能」
だからです。
これは、砂や埃のひどい土地を走る際に有効とのことですが、
どのバイク屋で聞いても
「そういうふうに使うことはない」
との事。
トレッカーも、なんとかシールドの隙間にはさんでそういう風に使うことができないことはない 的なニュアンスでした。
バイク世界旅の大御所 坪井氏も、巻きあがる粒子によって目が見えなくなった(後に治癒)事があるというから、甘くは考えられないけれども、まずはラパイド・ネオで可能な対応策を考えようと思う。

一応公式プロモも!↓↓

 



ブログランキングに参加しています。いいね と思ったらクリックをお願いします!↓↓↓

 にほんブログ村:にほんブログ村 バイクブログ バイク旅へ
人気ブログランキング: 


バイク王