【フロントキャリア ワンオフ製作】MOTORCYCLE’S BARN 製 ステンキャリアの装着

こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。

だいぶ装備も煮詰まってきて以前のような頻度で更新できませんが、
細々と出発までの諸々を書きつづけようと思います。

今回はついに「ワンオフ製作」をしてしまったので、そのことについて記事にします。

ポッシブルポーチの行き場がない

フロントパニアバッグの導入に伴い、Giant Loop製ポッシブルポーチの積載スペースがなくなってしまったため、このままポッシブルポーチはなしにして荷物の再配分をしようか悩んでいましたが、

このフロントフェンダー周辺のスペースになんとかならないか?
と ふと思ったわけです。
タイヤ交換でお世話になった 風魔+1 さんで「キャリアのワンオフ製作などをしてくれるお店はないか?」と尋ねると、都内のお店を紹介していただけました。
しかし、電話してみると、
なんとなーくやりたくなさそう・・・・?笑 な雰囲気を感じ、結局自分で他を探すことにしました。

Motorcycle’s Barn さんに依頼

「バイク キャリア 製作」などで検索すると、けっこうワンオフで製作を請け負ってくれるところってあるようです。
そんな中でも、都内近郊で受け渡しがしやすいお店を探すと、

Motorcycle’s Barn というお店に行きつきました。

SRやストリート系のカスタムを中心に扱う埼玉県川口市にあるカスタムショップです。

事前にメールで希望を伝えたところ、まずは車両確認ということで、テネレをお店に持っていきました!

テネレは、ちょっとお店の雰囲気に合いませんが・・・
店先で店主と相談をし、概ねのイメージをお伝えします。

中はこんな感じの雰囲気で、まさに秘密基地。
憧れます。
いつか旅から帰ってきたら、こんなスペースに引きこもりつつ、週1で診療するなんて そんな都合のいい人生だめすかね?
Monster の小さい冷蔵庫とか、塗装ブースにMAC TOOL のワゴン、、、素敵過ぎる・・・

元々は予備ガソリン用の Giant Loop 製 Gas bag を積載できないかと思っていたのですが、
そもそもこのスペースはサスの沈み込みがあるためフェンダー上には何も積載できないんでした。
なのでまずは
「ポッシブルポーチをサスの沈み込みとは無関係な場所に取り付けられるようなキャリアをお任せで」
という図面も絵もない雑な注文となってしまいましたが、
それでも快く引き受けてくださいました_(._.)_

フロントキャリア 完成

1週間も経たない内に完成の連絡が。
1~2か月くらい待つもんかと思ってたので、よかった・・・

この日は電車とバスでお店へ。
お、テネレが店の奥に。

できてる!
めっちゃいい感じ。
見た目への拘りはあまりなかったので、パウダーコートや塗装などはなしで、ステンむき出しの状態ですが、
それが無垢な感じで👍

店主の石濱さんと。
雑な注文に迅速に作業していただいて、ありがとうございました!

キャリア 細部

キャリアをよくみてみます。

支持はアンダーブリッジに元々切られているスレッドなどを用いた3点。
軸部分は10mm のステンで、

キャリアフレーム部分は8mmのステンとなっています。

管理人も、こういうのパパっと自分で作れるようになりたいなぁ・・・

正面から。溶接痕もきれいで ずっと見ていたくなります。

肝心のポッシブルポーチ積載ができるよう、キャリア内側にはループと突起をつけていただきました。

で、そのループと突起を使いウェビングをしっかり通して、

両方装着してみました。
どうでしょうか。いや、いいですね!

水平方向にキャリアを支持するものが無い(先述の通りサスの沈み込みにより設定不可)ため、転倒時に内側へ曲がり込まないかが心配ですが、
とりあえず普通の水平面ではクラッシュバーとそこに積載されるフロントパニアが先に接地するので大丈夫そうです。

よほど運悪く側壁から突出する岩などにぶつけなければ、問題はないでしょう。

サスの沈み込みとは一切干渉しないのがよく分かります。

まとめ

というわけで、フロントキャリアのワンオフ製作でした。

このキャリア完成と共にテネレを受け取ったその足で少しだけ遠出してきましたが、ハンドルの切れ角との干渉などの問題も一切なく、非常に安定してポッシブルポーチを積載できることが確認できました。
まさにイメージしていたままの形となり、Barn さんにお願いしてよかったです。
関東近場の方で、こんなパーツが欲しいんだけどサードパーティからの供給がなくてっ、、、という方がいたら、是非相談してみてはいかがでしょうか?

せっかく製作していただいたワンオフのキャリアですが、実際の世界ツーリングに使用したものの、多くのオフロードを走る中で全体の積載を一度見直す必要が出た際に装備から外れています。現在はタジキスタンの宿に預けているため、何かの機会に取りにいきたいのですが・・・

 

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