【テネレ700 にパニアを装着】防水仕様GiantLoop Round The World パニア

こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。

【パニアはソフトか、ハードか】の記事より、ずっとあーだこーだと悩んでいたパニアですが、
Giant Loop Round the World パニア
を装着するに至ったので、その方法や概観をお伝えします。

Giant Loop Round the World Pannier

ジャイアントループ RTWパニアの特徴は

・メインのコンパートメントは各35ℓ
・それぞれにドローコード&ロールトップの5ℓのサブポケットが2つずつついている
・なので左右で計90ℓ
・完全防水
・ドライポッド付属
・別売の GL Pnnier Mount の併用を推奨
・パニア本体はアメリカ製
・GL Pannier Mount は中国製

といったところです。
詳しくはやはりリンク先HPで確認を👍

決め手となったのは、やはりその見た目でしょうか。
セキュリティ面でハードパニアが優れているのは当然ですが、
・収納の柔軟性
・転倒時の柔軟性
・豪華さの無い旅感
といった部分で軍配があがりました。
完全防水仕様のソフトパニアでは、このRTWパニアが最も積載量の多いものになるかと思います。

では、装着の様子をみていきましょう。

RTWパニアの下準備

前の記事のファンタンゴタンクバッグのように工作不要であれば楽なのですが、
RTWパニアは少しだけ作業が必要です。

まずは、パニアバッグにGLマウントを取り付けます。

その前に、GLマウントについている3つのフックの位置を、実際にパニアラックにあてがいながら調整します。
上のフックはデフォルトの位置でよいと思うので、

下側2つのフックの位置を変えて、固定します。
テネレ700用ツアラテックのパニアラックであれば、写真のように一番端のところで固定するのがよいかと思います。
左右でも微妙にガタが違っていたりするので、どっちのマウントを左右どちらにするか決めて、位置決めをします。
このネジ頭は、パニアとマウントの間に隠れてしまうので、ネジロックを塗布してしっかり締めておくのがよいでしょう。

GLマウントのフックの位置が決まったら、パニア内にこのようなプレートを挿入していきます。
このプレートを介して、パニアバッグとGLマウントを固定するわけです。

写真ではわかりづらいのですが、内部にプレートがおさまるよう底部分にポケットがあるので、しっかりとそこにはめて 上からカバーをとめて位置を固定します。

固定に使うボルト類。

内部に入れたプレートには固定用の穴が6か所ありますので、その穴を指で探ります。
まじかよ、と思いますが 説明書的にも、指を使って穴を探れ とあります。

正直めっちゃわかりづらいのですが・・・・がんばって位置を探り、マーキングしておきます。

したらば、その部分に半田ごてをつかって穴をあけていきます。
あんまり小さいとボルトが通らないし、大きすぎると浸水のおそれがあるので、ほどよい大きさにしておきます。

6か所穴があきます。

先ほど挿入したプレート越しに、パニアバッグ内面→外側にボルトを通します。

ボルトに合わせて、GLマウントをセットします。
Outbackのクラッシュバーのせいで、アメリカンクオリティにビビってましたが、これはピッタリでした笑

やはりネジロックを塗布して、6か所を均等に締め付けていきます。

GLマウントがセットされました。

これで工作はおしまいです。
あとはパニアラックに装着するだけ!

RTWパニアの装着

では、ツアラテックのパニアラックに装着していきます。
【ツアラテック パニアフレームの装着】

GLマウントとパニアのセットができてしまえば、あとはただマウントのフックをパニアフレームに引っ掛けるだけです。

こんな感じです。まさにワンタッチ着脱・強固な固定。

上側のフック部分は可動式になっているので、ここをロックすることで誤落下を防止します。
ロックは簡単、写真のように出っ張ってるシャフトを押し込むだけ。
これで上側のフックがロックされ、がっちりと固定されます。

ロック解除は付属のキーが必要です。

ジャイアントループ RTWパニアが遂にテネレに装着されました。

RTWパニア 概観

ざっと全体像をみていきます。

まずは3つのバックルをはずし上のフラップを外します。

メインコンパートメントはロールアップ式になっており、高い防水性を確保しています。
ロールアップの合わせる部分の中央にはマグネットが仕込まれているなど、アメリカ製にしては気が利くという。

35ℓのメインコンパートメント。

ドライポッドが付属しますので、こいつにいれて、そのままパニア内にぶっこむ感じでしょうか。
これなら、宿などでもパニアつけっぱでポッドのみ持ち込めばいいですね。
➡後に、このドライポッドもタンクバッグ同様浸水することが発覚。
他のドライバッグに換装することにしました。
Giant Loop、タフでかっこいいけど、防水性に関してはかなり甘いかも・・・

実際になにを入れるかはまだ未定ですが、シュラフやマット、レインウェアなどをいれてみた感じです。
HPに90ℓ+ とあるように、ロールアップの幅次第で収納には融通がききます。これがハードパニアにはない魅力です。

サイドについているサブコンパートメントの一方はドローコード。
当然雨は入ってくるため このようにボトル類を入れるのにいいでしょう。予備のガソリンボトルなどもいいと思います。
金属製のバックルがついているので、しっかり締められるようになっています。

nalgene の1.5ℓボトルが2本丸々収まるので、水をストックしておくには最高ですね!

勿論、排水溝はついています。

もう一方のサブコンパートメントはロールアップ式なので浸水の心配無用。

ここも容量は5ℓなので、何をいれるかは自由です。割とすぐに取り出したい冬用のハードシェルやオーバーパンツなどがいいかもしれませんね。

実際にはこのように交換用のチューブを入れたりしています。

 

ライディングジャケットをこんな感じでくくっておくこともできますし、
別途防水バッグにいれたテントシューズや三脚などをくくっておいてもいいでしょう。

まとめ

さて、いよいよパニアが装着され テネレの様相も海外ADVライダー達のそれに見劣りしないものになってきました。

しかし、まだまだ時間はあります。
貯金・予防接種・カード類の用意……etc

シェンゲン内でのルートや滞在期間などを考えつつ、どこになにを積載するかもある程度ツメていきたいと思います。

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