こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。
今までの記事でクッカーや携帯テーブルなど、キャンプサイトで利用する様々な炊事系のギアを紹介してきましたが、
今回は今まで紹介しきれていないものも含めて紹介しようと思います。
キャンプサイトでの炊事に使う道具は一式でひとまとめにしているので、それをひとつずつ紹介しようと思います✌
クッカー類はひとまとめにするといいかも
キャンプ道具のパッキングには、各々の理念がありますし、拘りポイントもひとそれぞれですが、
クッカーなどの炊事ギア類はひとまとめにしておくとよいかなと思ってます。直接パニアに収納したほうが、スペース的には有効活用できたりするかもしれませんが、汚れたままパックしなければならないこともあるし、紛失防止や準備の時の分かりやすさを重視しています。
管理人が炊事ギアのパッキングに利用しているのは
the North Face の BC squre canister 4 です。
➡【アウトドアパッキングの一例を紹介!】
ハードケースだと、ムダにかさ張ってパッキングしづらかったりしますが、このBCスクエア・キャニスターは適度にふにゃふにゃしてるためそのようなこともないです。上の写真のように工夫してギチギチに詰め込めば、スペースの無駄遣いにもなりません。
では、内容物を紹介します👍
調味料など
調味料というか、←から 塩 砂糖 調理油 。
塩は、スーパーなどで買った状態で持ち歩いていたのですが、一度内容物がぶちまけられるというカタストロフィを経験して以来、このようなスチロール瓶に入れるようにしています。振りかけるタイプの容器は、穴が目詰まりしたり、スライド構造が壊れたりと不調があるので、このようにシンプルにしちゃうのが吉でしょう。
調理油は、広口の入れ物だとなぜか周りがベタベタしてきます。このような口が狭いタイプの容器がおすすめです。
蛇足ですが、ステッカーなど貼ってみるとやや気分があがります。
あとは醤油だったりスパイスだったり、お好きなのを少し持っていくといいのではないでしょうか。
雑誌の付録についていたlodgeのディスペンサーボトルがなかなか優秀で、これに醤油をいれてます。
オリーブオイルも試しましたが、オイル系はキャップ先端から液だれしてダメでした。
いずれにせよ、これらは国内ツーリング向きで 世界ツーリングに出ていちいち詰め替え作業なんてすることはないと思うので、
現地調達のまま使うのが基本になりそうです。
マグ
レンメルコーヒーのダブルウォールマグ。
表層のみ銅合金がつかわれていて非常に美しく、フォルムを丸みを帯びていて気に入ってます。
➡【マイベストコンビネーション of マグ& シェラカップ】
残りの部分はステンレス製。
以前はスノーピークのステンレスマグを使っていました。
クッカー類
クッカーは SOTO のサーモスタッククッカーコンボ。実際にはマグ750のみを使うかたちに落ち着いています。
➡【SOTO の考え抜かれたクッカーレビュー】
モンベルの廃番アルミコッヘルと、EPIgasのチタンクッカー。
モンベルのクッカーは一番容量があり、熱伝導率が高いため 炊飯やパスタを茹でるのに最適で、
鍋底面にアルミ溶射層をもつEPIgasのチタンクッカーは本体をお湯専用に、蓋は小さなシェラカップとして使います。
お湯専用とはなんぞや?と思われるかもしれませんが、常に洗剤とスポンジをつかって綺麗に洗いものをできるわけではないので、洗濯用やコーヒー・紅茶を淹れる時に綺麗なコッヘルがないと結構困ります。なので、ひとつ大きめのお湯沸かし専用のコッヘルを持っておくと、なにかと便利というわけです。
➡【ぼく流クッカー類まとめ】
シェラカップ
こちらもおそらくもう廃版になったモンベルのチタンシェラカップ。
買った当時は自転車で遠出することが多かったため、チタンにしたんでしょうか。
ちょっと年季が入ってますが、シェラカップはこのように少し広めの方が使いやすいです。
ソロキャンプとはいえ、ウィンナーとかを焼く時、あんまり径が小さいと焼きづらいです。
➡【マイベストコンビネーション of マグ& シェラカップ】
プラズマライター
非常に便利なプラズマライター。ガスという他の燃料を増やしたくなかったため選んだが、正解だった。
➡【キャンプにおすすめのプラズマライター スパーカー sparkr】
ガストーチ
とはいえ、万が一プラズマライターが付かなかった時の予備として、また、パラコードの断端などを炙るにはやはり炎の方がいいので、一応ガストーチもいれてあります。
SOTO のスライドガストーチは非常にコンパクトながら、火口がスライドして伸びるので、点火作業などに非常に重宝します。
火炎温度も1300℃と強力で、バーナー状の炎となるため風にも強いです。
特殊な燃料は増やしたくないのですが、このガストーチはライター用でなくてもカセットボンベのガスが充填可能です。
これならどこでも手に入りますね。
➡ 荷物の関係上CB缶を常時携行することはなさそうなのと、ガストーチ自体なくてもなんとかなるので、世界旅の装備からは外れています(プラズマライターが付かなくても、メタルマッチでストームブレイカーの点火は可能なのです)。
風防
風防はユニフレームの幅広タイプ。
ストームブレイカーは風に強いが、それでもあったほうがいい時は多い。
➡【風防のすすめ UNIFLAME のウィンドスクリーン】
携行テーブル
携行テーブルはsnow peak のオゼンライト。バネの力で簡単に設営できるタイプのものの方が簡単に感じるかもしれないが、
ああいったタイプのはバネがバカになると使いものにならなくなるので、少し組み立てが面倒ですが、こういうシンプルな構造のほうがおすすめです。
➡【コンパクトな携帯テーブル スノピのオゼンライト】
➡ 確かに便利アイテムではあるのですが、世界旅用の荷物を積載した予行ツーリングを複数行い、あまり使う機会がなかったため装備からは外れています。
カトラリー類
カトラリーっつっても、フォークとナイフとスプーンだけ。
フォークとスプーンは特殊な素材でできたクピルカ。
➡【クピルカのカトラリーはいいぞ】
ナイフには 月並みながらなにも気にせず使えるオピネルを使用。
ブレードは切れ味よりも錆びへの強さを優先してステンレスのもの。
サイズは #8 が使いやすい大きさです。
ブレード出したまま先述の筆箱にしまえるマックスのサイズが #8 ってのもあります。
麻糸
麻糸は着火の際の火口をつくるために。
➡【麻糸をほぐして焚火の火口にしよう】
三徳缶切り
缶詰は食料としてはよくあるパターン。世界中どこでも、保存食は缶詰形式で売られてますし。
あとは栓抜きとコルク抜き。
コルクを抜くことなんて、まぁそうそうないでしょうねぇ(*´Д`)
キッチンバサミ
まぁナイフがありゃいいじゃんって思うかもしれませんが、実際このサイズのハサミはあるとなにかと重宝します。
いやぁ~~でもかさ張るじゃん、と思うことなかれ、
UNIFLAME のキッチンシザーズは簡単に分解できます。こうすれば収納も楽々。
➡まぁあると便利なのですが、必須ではないので最終的に装備から外れています。
携行ノコギリ
シルキーのポケットボーイ130。
折りたたむとコンパクトになるので、持っておくと何かと役にたつかなと思ってますが、実際の野宿ではそこまで活躍の機会がありません・・・
大きめの薪を木目に対し直角で分ける際などに使います。
➡【Silky Pocket Boy 130 携行ノコギリの有用性やいかに】
砥石
これは Molakniv の携帯砥石。先述のopinel含めナイフが切れなくなった際のシャープナーとして持っていますが、
普段は家に帰って砥ぐ故 未だ使ったことがない・・・・
火吹き棒
火吹き棒は Vargo のファイヤースターターからストライカーとメタルマッチを取り除いてシンプルにしたもの。
➡【焚火のすすめ その場にあるもので火を起こす】
ファイヤースターターセット
【焚火のすすめ その場にあるもので火を起こす】
で登場した2人組。切れないフォルディングナイフとコフランのマグネシウムバーです。
➡ マグネシウム粉末はなくても火口への点火にあまり変わりがないことと、野良道具製作所のメタルマッチを導入したことによりコフランのマグネシウムバーは装備から外れています。
メタルマッチ
これは野良道具製作所の銅ハンドルメタルマッチ。
コフランのファイやスターターがあるのですが、やはり小さいとストライクしづらいのと、そろそろマグネシウムバー脇についているフェロセリウムロッドが減って無くなってきたため、メタルマッチ単独でそれなりに大きさがあり持ちやすいものを新調したのでした。
➡【野良道具製作所 野良スティックがなぜ必要か?】
焼き網
焼き網は UNIFLAME 小さめのタイプ。
➡【なぜ焼き網が必要か? ストームブレイカーとクッカーコンボを併用するために】
水パック
最後に、水を大量に貯めておけるウォーターパック。
これもモンベルの廃版でしょうか。今は売ってないようです。
このように水をためておけば、色々なことに使えます。
近くに川がある時は川から、キャンプサイトで蛇口があるときはそこから水を拝借し、テント脇に置いておきます。
容量は不明ですが、、、おそらく10ℓ??
まとめ
さて、キャンプサイトで活躍する炊事系のギア達を一挙に紹介しましたが、いかがでしょうか?
いやいや箸がねーじゃねーか
とか
“切る 割る 剥く” はナイフ1っ本でなんとかせぃ💢
とか
まぁいろいろ意見はあると思いますが、これが今のところ落ち着いている一式ということでした。
以上で紹介したもの、すべてが The Northface BC square canister に収まるので、野営系の道具はまとめておき、トップケース内に収納することで、必要なシチュエーションで適宜取り出して使うことができるようになっています。
オートキャンプやソロキャンツーでも、道具を役割ごとに分散しておくと積み忘れや撤収時のイライラ防止になるので、おすすめです。