【SOTO ストームブレイカーの使い方】ガス・ガソリン ハイブリッドバーナーの点火から消火まで①ガス編

こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。

前の記事、【SOTO ストームブレイカー 概要】では世界ツーリングに持っていく予定のバーナー 新富士バーナーのストームブレイカーを紹介しました。そっちの記事では、スペックや外観だけで 実際の使用法に関しては触れていなかったので、本記事では実際の使用法、点火から消火までを、OD缶ガスカートリッジ、ガソリン の両方でみてみたいと思います。
本記事では「OD缶使用」を紹介します。
(「ガソリン使用」は【SOTO ストームブレイカーの点火から消火まで②ガソリン編】)
ちなみに使用の際は純正の「ストームブレイカー 取扱説明書」をしっかり確認してください。

準備

まずはガスバルブを三脚状に開きます。

今回はSOTO純正のOD缶を使います。アウトドアショップの店員さんに、他社のを使いまわせないかと聞いたところ、
「う~ん、それは、ぼくらからは明言できないですねぇ」
となんともいえない回答。ちなみにプリムスのガスは使えませんでした。

ガスバルブをカートリッジに取り付けます。この時、火力調整用のネジが完全に締まっているのを確認してください。このねじが緩いんでいると、ガスがだだ漏れ状態になります。

次にバーナー本体を準備します。ゴトクを開きフレキシブルホースを伸ばします。

フレキシブルホースの先端はキャップが装着されているので、キャップを外します。

フレキシブルホースを、ガスバルブ側のこの部分に挿入します。

このチャックは上の写真のように外筒部分がスライドする構造になっているため、指で押し下げながらホースをセットします。

これがガスバルブとフレキシブルホースがつながった状態です。

これで準備完了です。

点火

OD缶を使った点火の際は、OD缶の向きに注意です。まず、点火の際は上の写真のように、ガスバルブが上の状態で点火します。

ガスバルブの火力調整ねじを反時計回りにまわすとガスがでてくるので、

点火します。点火はすぐにできるように、写真のようにスタンバってたほうがいいでしょう。
写真で使っているのはスパーカーです。→スパーカーに関してはこの記事を
ガスバルブが上側の状態だと、点火直後は非常に弱弱しく燃えます。

点火して約5秒ほど待ったらすぐにOD缶を逆さまにし、三脚状になったガスバルブを接地させます。

OD缶を逆さまにすると、すぐに炎の勢いが安定し、青い炎となります。

これが使用時の状態ということになります。

火力調整ねじを調整することで火力を調整しましょう。

消火

消火の際はいきなり調整ネジを締めるのではなく、まずOD缶を元の状態に戻します。これにより、炎の勢いが弱くなります。

OD缶をひっくり返してから約5秒ほどで調整ねじを締め、完全に消火します。
消火したら、バーナーが冷めるのを待って
フレキシブルホースとガスバルブを外し、
ガスバルブとOD缶を外します。

まとめ

正直、OD缶を使うのであればもっとコンパクトなカートリッジ式のシングルバーナーがありますし、OD缶をひっくり返したりという手間もやや面倒なので、やはりSOTO のストームブレイカーはガソリンで使うのがメインで、おまけとしてOD缶でも使えるよ といった感じでしょうか。
ただし、ひとつのギアで複数の燃料をハイブリッドで使えるというのは強みですし、ガソリンでの作業に比べればはるかに手軽に操作ができるので、荷物に余裕があればOD缶をひとつ忍ばせておくのもいいと思います😊

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