【テネレで行く】ミヤマクワガタ探しツーリング

こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。

先日、長野でコーヒー屋を開いた小学校の同級生から衝撃的な写真が送られてきました。

店の裏にいたよーー

うぉーーーーー!!!
ミヤマクワガターーーーー!!

ということで、納車間もないテネレにて長野にミヤマクワガタを探しに行くわけでありました。
※虫系が苦手な方は閲覧注意!

テネレで長野へ

なぜミヤマクワガタにそんなにテンションが上がるかは、男性諸君ならわかってくれるでしょう。
確かに、国産クワガタの王様といえばオオクワガタなんですが、
ミヤマクワガタにはなんともいえない魅力があります。
ポケモンに例えるなら、オオクワガタはミュウツーみたいなラスボス感があるのに対し、
ミヤマクワガタはカイロスやケンタロスのようなレアカッコよさがあるのです。

そんなわけで、テネレに簡単な荷物を積んで、長野県の旧友を訪ねます。
が、天候はあいにくの雨、雨 そしてずーーーーーっと雨・・・・

そもそも雨の時ってカブトムシとかクワガタってどこに潜んでいるんでしょうね。

収穫は

一応、目的は目的なので、バナナを使ってトラップをつくりました。
これをよさげな木に仕掛けてみるものの、
夜になるともはや豪雨・・・・😨
仕掛けも流れちゃっただろうなぁ・・・・

で、案の定、今回はミヤマクワガタどころかカブトムシすら捕獲することはできませんでした。
気温もぐっと低かったせいで、彼らも活動を自粛していたようです。

かろうじて、夜どこからか迷いこんできたノコギリクワガタのメスが、
せめてもの救いです・・・・泣
慌ててスマホで撮ったので、画質が・・・・Σ(゚д゚lll)

森を見る

まぁ今回は気温と天候に恵まれず、
目的のミヤマクワガタを発見することはできませんでしたが、
テネレのいいところは
山道でもぐんぐん奥まで行きたい!
と思えること。
力強いトルクと、ビッグオフのフォルムが、
田舎道への欲求を駆り立てます。

とはいえ、まだクラッシュバーもついていないので、、、、
自分のライテクでは無理そうな道には入らないでおきましょう笑
この程度の砂利道でもおっかなびっくり・・・
海外動画や、国内のモトブロガーの方でも、林道とかガレ場をめっちゃリア滑らせながら走ってるヤツ、
まじでスゲェと思います。

朽木を割ると、そこにはせわしなく卵を守るアリたちが、
ミミズがいるのは何かしらの共生関係があるのでしょうか。
写真ではギリ隠れてしまっていますが、女王アリがビックリして、逃げまどっている様子でした。
ビックリさせてごめんね。

ふと足元を見ると、そこには人知を越えた菌界の者達が。

木肌もよく見れば、この 森を支える小さな巨人たちのほんのわずかな姿の一部を確認することができます。

これは、アワフキムシの泡でしょうか。

木の皮は、まるで人の角質をマクロにしたかのような、
不規則に見えて規則的な秩序と複雑さを感じることができます。

テネレの心地よい鼓動を感じながら、スタンディングで森を見ながら走ります。

ヤマアカガエルも、テネレのエンジン音なら逃げないでいてくれるようです。

そんな森の中にも、人工を感じる直線や平面は必ず存在して、

その平面の上にも自然は息づいて、
(オトシブミのなにかかな??)

いろいろな発見をさせてくれるバイクであることが分かりました。

ゆったりと走ること

やっぱり、自分が世界旅を目指す原点は、今回のようなフィールドワークだなと再認識できたような気がします。
学生時代から作っているマイ図鑑。
そしてマクロの解剖学と比較解剖学。
これらがリンクするような視野をもって、ゆったりと旅をつづけたいんだと、確認できたよい小旅行でした。

一見地味ながら、水玉が美しいジャノメチョウ。

テネレとウシ達。

シカとも遭遇\(^_^)/

あまり整備されていない小川には独特の美しさと清らかさがあって、

ヒメジオンもちょっと強そうに見えたり見えなかったり?
ん、ハルジオンか?わからん。

最後にニジマスを釣って、帰路につくのでした。

まとめ

あいにくの天気ではありましたが、
その分普段ではあまり目のとどかないところを注視することができ、
あぁ自分はこうやってこれはなんだろう、あれはなんだろうと写真を撮って、
後で図鑑やネットで同定しよう
とかやってるときに、すごく幸せだと感じるんだということを再認識できました。

そして、テネレはそんなフィールドワークに付き合ってくれる最高の相棒であることも、
ほぼ間違いなさそうです。
(まぁそう思いたいだけなんだけど!)

連日の雨で渓流もその勢いをなお強める今日この頃、
森の中では空気と菌糸と昆虫と鳥と・・・・・・・・・
計り知れない自然のネットワークの複雑が稼働しているのでした。

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