【弾丸キャンプツーリング】CBR400RRで鳥海山を目指せ

こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。

本ブログを開設して約6か月弱となり、色々な記事を書いてきましたが、基本的には道具の紹介や旅の準備をメインにやってきました。
ブログタイトルに「仕事を辞めて~」とありますが、実はブログを開設した段階ではまだバリバリ働いており、日々診療をしておりました。そして、2020年の5月で6年間勤めた医療法人を退職し、新たな職場での仕事がスタートするまでの2週間ほど、初の無職期間を手に入れ、久しぶりにツーリングを行ったので、その様子をアップします。
え?また就職するの?
と思われたかもしれませんが、そうなんです。
出発は2022年予定、様々な事情で今はまだ出発できませんので、2年をメドに貯金などの準備([【バイク世界旅へのステップアップ】参照)をしていくため、改めて違う医療法人で働くこととなりました。

・管理人が世界ツーリングに行く目標をもっていること
・すなわち、2年ほどの期間で辞職すること

新しい職場の理事長は この点を理解・了解してくれた上で採用を決めてくださいました。
当然ながら、目的はどうであれ、働く以上はプロとしてしっかり職務をまっとうしていきます。

関東以南は梅雨いりかよ・・・・

そんなわけで、久々の長期休暇ということで沢山走ろうと思いきや、

・嬉しい限り、一緒についてきてくれる患者さんのカルテを写す作業
・スムーズに診療を再開するための道具や環境の準備

やその他もろもろの作業で意外と日にちが過ぎてゆく・・・・
ようやく作業が落ち着いたと思ったら、、、

😨😨😨😨
よりによってこのタイミングで梅雨いりかよ~
が、東北は晴れのよう。
ということで、雨雲から逃げて東北へ行こうかと考えるが、差し当たって行き場所が思いつかない。
白神山地に行ってみようかなぁ とか考えてると、先輩ライダーから「鳥海山」をおすすめされたので、調べてみるとなんとも綺麗な山ではないか。
双頭で、頂には雪があって富士山みたい。
と思ったら、出羽富士とか庄内富士という別名がありました。
活火山というのも何か魅力的ですね。

片道530km バックステップのレーサーレプリカに荷物を積んで

目指す鳥海山は、ここ
ん~なかなかの距離感。

さすがに下道で行くわけにもいかんので、近辺の都市までは高速で。
首都高から東北自動車道、山形自動車道を経て日本海側へ。
荷物はモンベルのドライダッフルひとつと、バックパック、タンクバッグ。

これが鳥海山。
ちょっと写真だと伝わらない感はんぱないんですが、双頭の富士みたいで、とてもきれいです。
活火山ということもあって、なんとなく人を寄せ付けない厳しさも感じます。

鳥海山をバックに、400RR。

宮海ふ頭にて。

ここは風車がとても印象的だった。

旧青山邸の近辺をうろついてみる。旧青山邸自体は入館料があったので入らず。

鳥海山ブルーラインへ

そして今回の目的地、鳥海山山頂へつづく山岳道路「鳥海山ブルーライン」へ。
HPより、
海抜ゼロから一気に1,100メートルにかけのぼる山岳道路です。この道路は日本海を望む国道7号線と、秋田県にかほ市、山形県遊佐町とを結ぶ観光用バイパスとも言える一大迂回路となっており、広大な鳥海山麗の草原を左右に迂回しながら登ることができ、眼下には日本海の青い海と遠くに飛島、佐渡を眺め、はるかに男鹿半島、そして左右に庄内平野を望みその雄大な視界を楽しみつつ両県をつき抜ける快適なドライブコースとなっています。」
とのこと。

国道7号から脇にはいり、ブルーラインは始まる。
予測通りこちらは快晴。気持ちよくワインディングを走っていく。

上のほうにはブナの林が広がっているらしい。麓側は杉が目立つ。

4合目、大平山荘にて。

日本海が山形側(←)から秋田側(→)まで一望。
晴れてて海が綺麗に光ってる。久しぶりだなあ こういう感じ とちょっと感動。

名勝地なんだろうけど、貸し切り状態\(^_^)/

そのままブルーラインを進むと、頂上付近は山形と秋田の県境に。
そろそろ野営地を探さなきゃなので、ある程度秋田側まで走ったら、引き返してきた。
少し前に、新しい職場から連絡がはいり、明日には帰らなければならないので、山形県内にとどまろうということにしました。

山頂付近に残る雪。

日本海とCBR400RR。

残雪と、緑と、RRがうまいことおさまった。

ワインディングは下りの方が難しい。
荷物も多いので、あまり攻めずにゆーっくり下る。

来てよかったー ブルーライン。天気もよく、車もほとんどなく、なんとも気持ちいい山岳道路でした。

キャンツーといえば、キャンプ

鳥海山を堪能したので、できれば明るい内にテントの設営を済ませちゃいたいなと思っていると、あつらえたかのようなすぐ近くにフリーサイトのキャンプ場が。
鳥海山の大平山荘付近での野営も考えましたが、夜露で湿った峠を下ることを考え、おとなしく下山することに。

今回利用したのは「西浜キャンプ場」
いろいろ設備がしっかりしているみたいですが、まぁほとんど利用はしないので、サイトのみ使わせてもらうといった感じ。
800円はちょっと高いなぁと感じましたが、それを管理棟にて支払い、あとは自由にやってちょーだいといった感じ。
ただし、焚火が禁止なのがちょっと残念。

管理棟にはきれいなキジトラのデブ猫がおでむかえ。名前はマックというらしい。
うん、っぽい。

早速、設営。
バイクはたぶん駐車場じゃなきゃだめなんだろうけど、
渡された紙にその旨明記なかったから、テント脇までもってきちゃった。
この方が安心。

簡単な夕飯を食べて、まったりするとしましょう。

夜になるにつれ、だんだん冷えてくる。
さすが東北、インナーダウンとシュラフ持ってきてよかった

う~~んリュック背負ったままレプリカで500kmはちょっとよくないなぁ・・・
疲れる。
どうしようかなぁ とか、
いま鳥海山が噴火したらどーなんだろ とか考えながら就寝。

朝飯食べて、2度寝して 撤収

早めに寝たせいか、まだ薄明るいくらいで目覚める。
とりあえず朝飯でも食うかと思い、お米を水に浸ける。

食料はインスタントラーメン 米 ウィンナー 塩昆布 ココア ビーフジャーキー ってな感じ。
インスタントラーメンとビーフジャーキーは昨夜食べてしまった。

ご飯炊き始めてから適当な重しの石が見つからず、仕方ないのでライディングブーツで抑える笑

ウィンナー焼いて、

朝食はこんな感じです。

腹いっぱいになったらなんだかまた眠気が・・・・
設営した場所がよかったのか、妙に居心地がよく、このままここでもう1泊してーーーと強く思ったが、
とりあえず2度寝!

そして起きたら10時くらいに!!
やば!
素早く片付けて、撤収。

さらば鳥海山

久しぶりのロングツーリングだったからか、何だかすごく印象の良い場所に。
また来たいなぁ。
今度はテネレで来て 山頂付近で野営しよう。
大平山荘展望からの日没も素晴らしいらしいし、星空も一望できるという。

帰りは休み休み、周辺の山の名前を覚えつつ、
基本来た道で帰るのでした。

関東は既に梅雨入り。
福島北部あたりからはずっと雨で、結局持っていった雨対策を全て使うことに
やっぱ、備えあれば憂いなしだねー。

おつかれヨンダボ そしてありがとう。
テネレ700がきたら、もうこいつでロングツーリングに行くこともなくなるだろう。
そう思うと、なんだか感慨深い。

まとめ

実際に出発した後は、基本今回のような記事がメインになっていくだろうと思います。
勿論、世界中のね。またしばらくは、ギアのレポートや旅の準備話になると思いますが、どうぞ、お付き合いください😊

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