【バイクの話】CBR400RR DAYTONA マルチバーホルダーの加工

こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。

愛車のCBR400RRはレーサーレプリカなため、スマホやらナビやらのガジェットを装着するためのバーなどはありません。
今回は市販のバーホルダーをCBR400RRにアプライする際の加工を紹介します。

DAYTONA マルチバーホルダー

こちらがデイトナのマルチバーホルダー。このバーの部分にスマホホルダーやUSBソケットなどを装着することができます。

このような専用のステムマウントキットがあるので、こちらと一緒に使います。

これが通常使用時の写真です。現行車の場合はもうちょいコクピットがスッキリしているのですが、なにせ91年式なので、アッパーカウルステーと相まってごちゃつきます。

専用のマルチバーホルダーステムマウントキットは3種類のサイズがあります(φ13~14、 φ15~17、 φ17~20)。CBR400RRには φ17~20 が適合しますが、必ずステムホールの内径を調べてから購入することをおすすめします。

問題点

で、なぜ加工が必要なのかというと、

通常通りに装着すると、このようにマルチバーホルダーのブラケット部分が前にせり出すため、非常にキーがまわしずらいのです。特に冬用の厚めのグローブをつけていると1回グローブを外さないといけないほどに・・・

じゃあ反対向きにすりゃあいいじゃねーか、というと、たしかにキー周りには余裕ができるのですが・・・

今度は後ろにせり出すためにアッパーカウルステーと干渉してしまう。
ようは「せり出し」が問題なので、、、

こうすればいいじゃないか、ということで早速加工することにしました。

加工

まずは車体からバーとマウントキットを外します。

このせり出した部分を削っていきます。

ディスクグラインダーで一気に削り落としてやる!
めちゃめちゃ火花が飛び散る&けたたましい騒音 なのでご近所注意。

金属加工時はゴーグルをつけましょう。

あと、フリースは極めて引火しやすいので、火花が飛び散るような作業の時は絶対脱いでね。

切断面は適当に面取りしてあげましょう。気になる人はこの金属露出部分にタッチペンとか塗布しておいてもいいと思います。

次に、ボルトを通す穴を開けます。

万力に固定し、ポンチで窪みをつけます。

金属に穴を開ける際は、いきなりその径ではなく、徐々に大きくするのがよいかと思います。

また、切削用油を忘れずに。

勿論、ボール盤が家にある方は、ボール盤つかってください、、、ぼくは持ってないので、手持ちドリルです( ノД`)

あいにく、手持ちのドリルの最大径が6.5mm。これでもマウント用のボルトが通らないので

あとはこいつで広げていきます。

通った。

写真のように少しだけ楕円にしておかないとボルトが通りません。

装着

加工後のバーホルダーを装着してみます。

本来はステムホールにキャップがはまってますので、これを取り除きます。

めっちゃスッキリ。いい感じです。

キー周りにも十分余裕があり、カウルステーとも干渉しません。

改めてスマホホルダーやUSBソケットを装着。うん、とってもいい感じです。ちなみに使っているスマホホルダーは

こちら、ILM のバイク用スマホホルダー。アルミの削りだしで、非常に堅牢な作りが気に入ってます。角度調整の際にいちいち六角レンチが必要なのと、スマホの取り外しに左右のボルトを締めたり緩めたりしなければならないのが確かに面倒かもしれませんが、その分ホールドには安心感があります。1年ほど使ってみて、高速で200km/hほどで飛ばしても、全然緩みなどありませんでした。

まとめ

おそらく現行車の場合カウルステーなどがないし、もっとハンドル周りに余裕があるのであまりこの加工は必要ないかもしれませんが、もし使っている方がいたら加工することで更にスッキリするのは間違いないです。また、ヨンダボ乗りさんや古めのレーサーレプリカにバーホルダー何をつけようか迷っている方にもおすすめです😊

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