【Republic of Uzbekistan episode 9】首都 Tashkent;タシケントへ

こんにちは、グレートエスケープ中の管理人です。

シャフリサブスの山でお世話になった Mahraz一家に礼を言って、首都Tashkent;タシケントを目指します。

ここまでのルート

タシケントへ

朝日が差す中、涼しい山道を下ってサマルカンド方面へと進んでいく。

標高が下がると、みるみる暑くなっていく。サマルカンドの街を左手に華麗にスルーして、さらに北東へと進んでいく。

途中寄ったガソスタにて、

ウズベキスタンの車は、多くがプロパンガスとガソリンのハイブリッドで、後ろのタンクにはこんな感じでガスタンクが積まれている。

ウズベキスタンに入国したばかりの時は、ガソリンスタンドかと思って立ち寄ったらガスしか無いなんてこともあった。

塗装がかっこいい、ウズベキスタンの鉄道。

居候の家から、約340kmほどでタシケントの街に着いた。

タシケントでの日々

タシケントには5日くらい滞在してしまっただろうか、その間に見たものの一部を紹介しようと思う。

Amir Timur Monument

サマルカンド(座るティムール帝)、シャフリサブス(立つティムール帝)につづいて3つめのティムール帝、馬に乗る像。これでたぶんウズベキスタン内のティムール像はコンプしたと思うけど、きっとどこかに知られざるティムール像があるはず。

Alisher Navoy Theater

ティムール朝時代の政治家アリシェール・ナヴォイの名を冠した中央アジアでも随一といわれるオペラ・バレエの劇場がタシケントにある。

ちょうど夏ということもあって、劇場前には美しく噴水が噴き出していた。

正面回廊と、ドアの一部。天井は非常に高い。

劇場の脇に回ると、興味深いプレートを発見することができる。

2次大戦後、ソビエトによる捕虜日本兵が、ここで強制労働に従事していたのだ。
「1945年から1946年にかけて極東から強制移送された数百名の日本国民が、このアリシェル・ナヴォイー名称劇場の建設に参加し、その完成に貢献した。」と日本語の表記もある。1966年のタシケント地震で多くの建物が倒壊するなか、ナヴォイ劇場は無傷だったことから、日本人による丁寧で愚直な作業によるものだとする説や、日本人は仕上げのみの作業で、建物の頑健性に影響する部分には関わってないとする説などあるらしい。

いい色のジグリ―(VAZ)。

Independence Square 周辺

市内のやや東部を流れるAkkurgan 川沿いに歩いてみる。

2次大戦 モスクワの戦いで戦死したソビエト兵を弔う WWⅡ Memorial.

その先には、独特な横長の列柱が目印の独立記念碑がある。独立前はスターリン像があったらしい。

記念碑中央の3羽のコウノトリが飛び交う像。ブハラはコウノトリ像だらけだったけど、それだけ国を象徴する鳥なのかと思いきやウズベキスタンの国鳥はハトだった。

独立広場前の噴水は目に涼しいけど、それもほとんど意味を成さないほど暑い。

噴水で泳ぐ子供たち。

独立広場からそう遠くない通りに面した緑地には、ひっそりとした でもまるで海外のホラーかミステリードラマに出てきそうな古い邸宅が隠れていた。
The Palace of Grand Duke Nicholas Constantinovich は、母親からダイヤモンドを盗んだ咎でロマノフ王朝から追放されたニコライ大公(ロマノフ朝第12代皇帝アレクサンドル2世の甥)が、追放先のタシケントで暮らしていた邸宅で1891年に完成した。入口の階段脇にある青銅製の鹿の像が宮殿を守護している。

宮殿の周囲を覆う柵にとまっていたトンボ。

Minor Mosque

市内のやや北東に来ると、川の向こうに巨大な白亜のイワーンと鮮やかな青いドームのモスクがみえる。2014年に完成したまだ新しいモスクだ。

Minor Mosque の正面イワーン。

中庭。入って左右には木製の列柱回廊がある。

中庭にあるイワーンのムカルナス。

礼拝室内。

ミフラーブと、サラートを行う地元ウズベク人たち。

Tashkent Tower

更に街の北東には高さ375m のテレビ塔、タシケント・タワー。

それより更に北は、綺麗なビルが立ち並ぶ中心とはやや雰囲気が違うエリアが広がる。

Chorsu Bazar

タシケントはかなり広い。エリアごとに色々な表情があるのは、大都市東京と同じ。

この街で最も有名な市場、Chorsu Bazar; チョルス―・バザールにやってきた。青いドームが特徴的で、ドーム下とその周りに色々な店が軒を連ねる。

玉ねぎにじゃがいも。

大量のスイカやメロン。

メロンの試食。

メロンにも、実に沢山の種類がある。店のおっちゃんがひとつひとつ名前を教えてくれたけど、発音が意味不明すぎてとても覚えられん。

この一見かぼちゃみたいなのもメロン。

ドームの中へはいっていく。

整然とした雰囲気。

精肉店コーナー。

めちゃくちゃ食べ応えありそう。

もはや斧で肉を切るおっちゃん。

ドーム中央の天井。

もちろんスパイス各種。

バザール内も休憩時間なのか、台車でパンを配って(売って?)周る少年。

 

惣菜や漬物。

ハチミツの生産もさかん。キルギスからの輸入かな?店主はウズベキスタン産と言っていた。

2階にのぼって全体を見渡す。中心から放射状に、きれいに配列されている。

2階はナッツ類やドライフルーツがメイン。カラフルなドライフルーツが並ぶ中から測り売りで好きな分だけ買えるのは、駄菓子屋で透明な箱からグミや飴を袋に詰めて買うような気分。

これで200円くらいだったかな。冷房の効いた涼しい部屋で、ドライフルーツを摘まみながら写真の整理でもするのが楽しみだ。

こんな感じで綺麗にアッセンブルされたパックもある。

ドームから出て、半屋外コーナーに行ってみる。

干し・・・?

水水しい野菜。

これでもかという程に赤く輝くトマト。スーパーマーケットに行くよりバザールの方が質がいい。

ブドウもうまそう。

新鮮なフルーツ。中央アジアはとにかくフルーツが安い。

台車で運ばれるメロンたち。

香草屋のにいちゃん。

Hoja Ahror Valiy Mosque 周辺

チョルス―バザールのすぐ近くにある Hoja Ahror Valiy Mosque 1451年。

小高い丘の上に、3つの緑色のドームが並ぶ。金曜モスクとして使われているようだ。

礼拝室内。

ホジャ・アロール・ヴァリー・モスクのすぐ近くにある 16世紀の Kukeldash Madrasah. 向こうには現代のビルが並んで見える。

中庭は緑が豊富で、花が綺麗に育てられていた。

柳のような枝垂れた木が涼し気。

フジュラ上のアーチを飾るタイル。

Hazrati Imam Complex

街のやや北寄り、数百年前の遺構が集中する Hazrati Imam Complex.

敷地内を闊歩するしゃも。

Barakhan Madrasah ; バラクハーン・マドラサ 16世紀 初期ブハラハン国のシャイバーニー朝期。

中庭。

マドラサ内のお土産屋。

14世紀 Abdullah Murodxojayev. 内部には初期のコーラン写本が収蔵されている。

修復中のIslamic Civilization Center と、Abu Bak Kaffal Shashi Shrine.

Sacred Heat Catholic Cathedral

タシケント市内にも、ロシア正教会やカトリック教会がいくつかある。20世紀初頭の築造で比較的新しい教会。

タシケントの夜

夜中にタシケントの街をふらついてみるのも、今の時期は涼しくて良い。

Tashkent Metro

とても立派なタシケント駅。これはメトロじゃなくて、地上線の乗り場。

その近くに、地下鉄の乗り場があった。

タシケント・メトロの内装は独特なことで有名で、せっかくだから地下鉄で移動してみる。

ここはTashkent駅。

日本の地下鉄だと企業広告で騒がしい場所に、色々な彫刻が飾られている。

車両は主に旧ソ連ないしロシアのムィティシ機械製造工場製のもので、かなり年季がはいってるのから比較的新しいものまでいろいろ走っている。

Oybek駅 Blue Line(ウズベキスタン線) 側のホーム。柱の装飾なんかがとても凝っている。

広告灯がぼんやりと映える薄暗い通路で路線を移動。

Oybek 駅の Green Line(ユヌサバード線) 側ホーム。

Amir Timur Avenue 駅。柱頭部分の雰囲気がソ連過ぎてテンションが上がる。

また地下通路を通って地上へ

そんなに遅い時間ではないけど、あまり人が通ってない。

ブロードウェイ

地下歩道のミュージシャンの歌声を聞きつつ地上へでる。

ティムール広場に繋がる放射状に伸びた道の一画は、まるで縁日のように色んな店が出店してるけど、これは毎晩こんな感じなのか?

似顔絵屋まで。

射的、バスケットボール、アーチェリーなんかもある。

イランを思い出す、路上本屋。

また違う場所には蚤の市も開かれていた。

すでに店仕舞いの雰囲気だったけど、旧ソのふるいタバコ箱やマッチケースによくわからん骨董品の類。これはおもしろい。

ウズベク美人が生歌を披露するbar なんかもあったけど、この日はひとりで突っ込む気分にはならなかった。

Magic City

ふらふらと夜のタシケントを彷徨っていると、道の向こうに幻覚のように現れたおとぎの国。

ここは 2021年にオープンした中央アジア最大のアミューズメントパーク Magic City Park.

ヨーロッパの街並みが随所に再現されていてほっつき歩くだけでも楽しい。しかも入場自体は無料。

マジックシティ一番のランドマーク、ディズニーランドでいえばシンデレラ城的なやつか。ライトアップは時間とともに色がかわって、それが正面の池に反射してきれいだった。

おっさんがひとりでこんなところを歩いて何が楽しいのかと言われそうだけど、まぁこれはこれで楽しいのだ。

パーク内にはサマルカンドのレギスタン広場も再現されてた。

マジックパークを去る頃にはさすがに歩き疲れた。日中だったら無理な距離を歩いた気がする。

てなわけで長々とタシケントの徘徊レポでした。

おまけ1

タシケントに着いてから食べた牛肉麺とラグマン。
さすが首都!! と叫びたくなるうまさだった。

おまけ2

タシケントには大型のショッピングモールも沢山ある。

適当に見て回るだけでも色々発見があるかもしれない。

つづく

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