こんにちは、グレートエスケープ中の管理人です。
超長期のツーリングを行う上でも最も大事な道具といえるライディング・ジャケット。
実は、この超重要アイテムの紹介記事が未だに書けおらず、「GEAR」の表の中でもまだリンクされていないのがずっと気になっています。どこかで沈没したら、リンクできてない道具の記事まとめて書きたいな・・・・
※沈没 とは、旅人が一度移動を止め 特定の場所や都市に長期で居座る現象の事
管理人がこの長い旅の相棒としていつも着ているジャケットは アメリカのAero Stich というメーカーの “Darien Jacket” というモデルです。国産メーカーのものも色々試しましたが、やっぱり最終的に防水性で劣り決めかねました。
※防水性といっても、ただの雨やシャワーをぶっかけるとかではなく、豪雨の中1時間以上走るとかそういう状況です。生地自体の耐水圧があり縫い目がシーム処理されていても、バイクで雨の中ずっと走っていると ほぼ必ずといってよいほど浸水します。
結局、現状では殊更「衣類の防水性」でGore-Tex に勝るものは無いというのは、もはや誰もが認めるところですが、Gore-Tex はその供給の問題から適用できるメーカーが限られていて、結果日本のバイクブランドは独自の防水レイヤーを開発するもののゴアには劣りイマイチな製品になるというのが通例となっているようです。
※唯一管理人が知る限り、West RIde が防水ジャケットに適用しているSUPPLEX生地はその限りではない。
なので、例えば The North Face や mont-bell といった大手アウトドアブランドの展開する Gore-Tex や Gore-Tex pro を採用した山用のレインウェアをバイクのアウターとして着ている方もきっと沢山いると思うのですが、それはそれでプロテクトの面で難ありで、街乗りならまだしも、訳の分からん海外の道を走るには、やっぱりバイク用として製作されたジャケットにしたいなぁという事で辿り着いたのが 国内生産に拘る Aero Stich でした(Rev’it や Klim なんかもかっこいいけど、どれも中国製やベトナム製のわりに高すぎるだろ と思ってしまった)。
Instagram への写真の投稿に、”aerostich” のタグをつけたところからメーカーより声をかけていただいて、同社がHP上で連載する “Rider of the Month” の2023年5月に選ばれ、同連載に載せてもらいました。
上のロゴをクリックすると、掲載ページに移動します。
細かいジャケットのスペックなんかは、またいずれ記事にできたらなぁと思っているのですが、もはや購入当初の見る影も無いほど汚れてしまっているので、どうしたもんかという感じです。
サウジアラビアでのクラッシュ、オマーンやイラン、タジキスタンの山の中での転倒など、何度もこのジャケットに守られてきました。もしいずれアメリカに行く事があれば 、ダルースにある本社を訪ねて縫製担当者に会ってみたいなぁ などと考えています。