【Kingdom of Saudi Arabia episode 6】サウジアラビアの首都 リヤドへ

こんにちは、グレートエスケープ中の管理人です。

アラビア半島の南東エリアからようやく内陸へと入り、サウジアラビアの首都リヤドへ向かいます。

これまでのルート

リヤドへ

Al Ahsaの街を後にして、西へと向かう。

海から離れると、空気はだんだんと乾燥してくる。砂漠を貫くこんなような道を、ひたすら走っていく。
気温はだいぶ落ち着いてきて、うだるような暑さを感じることはもうない。

時おり砂嵐が南方向から吹き付けて来る。
ジャケットを着ていても、袖の間から細かい砂粒が侵入してきて手首が痛い。
ヘルメットのシールドはすぐに曇り、荷物は砂まみれになる。

見渡す限りの砂の世界。

こんな死の世界に、したたかに生きる何かの幼木。

コンパス無しに10分も歩いたら、元に戻れなくなりそうだ。

リヤドが近づくにつれて交通量が増えて来る。

リヤド着。中心部から少し外れにて、休憩。

Route

約325km.

Riyadh Season “Boulevard”

リヤド・シーズン というものをご存知だろうか。管理人も中東を旅する中で、

「次はリヤドへ向かうよ」

と言うと、現地の人から

「ちょうどリヤドシーズンだね」

と言われたことで初めて知った。

今、サウジアラビアは大きな変革の時を迎えている。
今まで閉鎖的で謎に満ちたイスラムの盟主であったこの国は、VISION 2030 という国家をあげたプロジェクトに向けて どんどんオープンになろうとしているのだ。そんな過渡期のサウジアラビアを旅できていると思うと、なんだか嬉しい。

リヤド・シーズンとは、そんな変革の開始後、10月~翌3月まで首都のリヤドで開催される総合エンターテイメントの祭典で、リヤド市内の複数個所で様々なイベントが夜な夜な開催されるのだ。

ちょうど時期がかぶったので、せっかくだから見学しに行こうかなと思っていた矢先、ジュバイルで知り合ったバイカーグループのリヤド支部の方からギフトで入場券をいただいてしまった。リヤドシーズンの中でも最も目玉である Boulevard でのイベントチケットだ。
なんだかラッキーがつづく。

・入場にはオンラインでチケットの購入が必要:
TICKET MX APP にて購入可能 SAR 25

・Covid関連 一切なし
・荷物検査、身体検査あり カメラの持ち込み不可
その他リヤド・シーズンに関する情報はこのAPPにてチェックできる

まるでニューヨークのタイムズスクエアのようだ。
ありとあらゆるエンターテイメントが Boulevard の一画に集合している。もはやここだけが別の街のようで、とてもまわりきるのはできなかったけど、リヤドの特別な夜の雰囲気を味わうことができた。

おまけ

逆3?

つづく

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