【Kingdom of Saudi Arabia episode 17】再び 紅海へ抜ける

こんにちは、グレートエスケープ中の管理人です。

ジェッダから一度内陸に入り、メディナとアル・ウラを経て、再び海側へと抜けていきます。

ここまでのルート

Duba への山道

アル・ウラを去り、北西方向に向かう。

ほとんどの道は舗装状態がよいまま、快調に走ることができた。

アラビア半島北西部を南北に走るヒジャーズの山々を縫うように走ることになる。

山肌の色も変化しつつ、山稜の連なる様から平原様まで 景色は刻刻と変化する。

気温は23℃前後といったところだろうか。

ヒジャーズの西側は急激な断崖となって紅海へつづく場所が多く、北西の海岸に東西に渡って広い平野地帯は少ない。

なので、道もどこかで超絶級坂下り的な山道になるかと思っていたんだけど、

特段そういうこともなく、だんだんと気温が上がるのを感じる。

緩やかにヒジャーズを下っていく。

途中、小さなオアシスの街をいくつか通過する。

結局、何事もなく海抜付近まで降りてくることができた。

Route

約325km.

Duba 海岸にて

サウジアラビア北西、紅海に面する商業港 デュバに到着。
この海の向こうはエジプトだ。

海沿いで出会った地元の少年たち。
インドのマルチ・スズキ製ジプシーキング?? 明らかにエンジンの調子悪そうなのをガンガンふかしながら走っていった。
ってか免許は・・・? まだ12~13歳くらいだと思うんだが。
最近じゃ赤信号も渡れないという某国の小学生に見習ってほしいとか思ってしまった。

ヤシの向こうで空が橙に染まっていく。

この日も、海岸の隅っこにテントを張らせてもらった。

すると、近くで集まっていたジモティーたちが「一緒に紅茶でも飲もうよ」と誘ってくれた。
Al Ahsa のスークで見て暖かそうだなぁと思っていたサウジ版ちゃんちゃんこ Falowa;ファロワを着せてくれたが、正直まだ暑い。

話を聞くと、彼らは地元の同僚で、看護師や救急救命士だという。
仕事のストレスで禿てるんだ! という謎の言い訳など聞きつつ、ほどほどでお暇し テント内で就寝するのだった。

つづく

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