【ソロキャンプのクッカー類】紆余曲折を経て クッカー類まとめ

こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。

野営時の楽しみ、というか時間つぶしのひとつにキャンプ飯づくりがあります。
個人的にあまり拘りが強い部分ではないのですが、中学生ではじめて野宿をしてから20年、紆余曲折を経て現在たどりついたクッカーの類をまとめておこうと思いました。

クッカー類まとめ

管理人がバイクで世界旅をする上で持参するクッカー類は最終的に上のようにまとまりました。

SOTO マグ750

  

まずは SOTO のマグ750。
これはサーモスタッククッカーコンボの中の一番大きいやつです。元々は他のマグ400やマグ350とスタッキングしてコンパクトに収納できるのが売りなんですが、実際つかっていると、専用のマグリッドなどを使って綺麗に収納するのって面倒で、「あんまり意味ないなぁ」と感じていました。
いまはアルミ製で750ml のこのマグと、これにピッタリと会うtoaks製のリッドのみを使っています。

コジーはあると便利なことも多いので残留ですが、上部のメッシュは邪魔だったので切り取っています。
➡【SOTO の考え抜かれたクッカー:サーモスタッククッカーコンボ】

SOTO のマグ750ですが、実際世界ツーリングに持って行きしばらくはそのまま装備としていたものの、野営時にはあまり使う機会がなく、途中から装備より外れています。

モンベル アルミクッカー

これは一番古株で、それこそ初めて野宿をした中学生の時に買ったやつ。廃番です。
容量はスペック不明ですが実測で約1,300ml アルミ製。深さと径がそれなりにあり熱伝導率が高いので炊飯に最適。

EPIgas ATSチタンクッカー

こいつは割と最近になって導入したシンプルなチタンクッカーです。

リッドはΦ112mmの小型フライパンとして、本体は容量900ml のコッヘルとして使います。

このクッカーの最大の特徴は、EPIgas独自の技術で底面に施されたこのザラザラ。
ATS とは Aluminum Thermal Spray の略で、チタン底面にアルミ溶射層が吹き付けられることでチタンの熱伝導率の低さを克服しているというのです。
ん~ こういうのって、効果があるかないか以前にコンセプトに惚れる。

内面には目盛りもついていて、

お湯を注ぎやすいように一部グルーブがあったり、持ち手が微妙に曲がっていて持ちやすかったり、見た目のシンプルさに反して細部に開発哲学が込められてます。

なにより、この中華大量生産時代に、日本国内での製造に拘るのって、素晴らしいと思いません?

lemmel coffee マグ

銅とステンレスのダブルウォール構造。すべてが丸みを帯びていて、独特のマグです。

モンベル チタンシェラカップ

これもかなり長く使っているシェラカップ。
径が180mmほどあり、なにか焼いたりするにはとても使いやすいです。
チタン製なので気を付けないとすぐ焦げるので、本当はアルミの方が扱いやすいんでしょうが、何か気に入っちゃってる。
➡【マグ&シェラカップ マイベストコンビ】

実使用の流れ

実際の使用感をみてみます。

まず、モンベルのアルミクッカーは一番容量が大きいため、米を炊くかパスタを茹でるのに使うのに適しています。
今回は米を炊いてみます。
➡【シングルバーナーでお米をおいしく炊く方法】

100ml程度であれば火にかけてからおろすまで9分くらい。
米が炊き上がったら蒸らしに入るので、クッカーを交代します。

ATSチタンクッカーは、「お湯専用」。
以前にも別記事で言い張っていますが、水以外は入れない大き目のクッカーは絶対にあったほうがいいです。
洗濯用のお湯をつくるにも、コーヒーを淹れるお湯を沸かすにも、きれいなクッカーを確保しておかないと、ぎとぎとのお湯をつかう羽目になります。

さきほど効果があるかないかは分からないが~ と書きましたが、ATSチタンクッカーのアルミ溶射層による熱伝導性の向上は絶大な効果があり、
900mlのお湯もすぐに沸きます(ストームブレイカーの火力が強いというのもある)。

お湯が沸いたらまたクッカーを交代して、今度はSOTOのマグ750でパスタを茹でます。
そのままだと長すぎるので、パスタは半分に折ってます。

パスタが茹で上がったら、

モンベルのチタンシェラカップでソースと絡めて火にかけます。

そしたら、今度はATSチタンクッカーの蓋をフライパンにして、ウィンナーを焼きます。

こんなにうまいもんがコンビニで買えるって、すごいよね とか本気で思う。

そうこうしているうちにご飯の蒸らしが終了。

最後に、余ったお湯で紅茶なんか淹れちゃったりして、

ぼく流キャンプ飯の完成。

え?パスタとご飯で炭水化物がかぶってる?

まとめ

実際のキャンプサイトでしっかり手のこんだキャンプ飯をつくるなんてことはほとんど無いのですが、
上の一例のようにソロキャンプでは

✔800ml前後のコッヘルが2つ
✔シェラカップが2つ うち1つは少し径が大き目のもの
✔マグ
✔お湯沸かし専用のコッヘルが1つ

があると色々と応用がきいて不自由ないかな という結論に至っています。

というわけで、管理人の独断によるクッカー類のまとめでした。

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