こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。
新型テネレが市場に出回り始めた時、しばしば話題になるのがヘッドライト周辺ユニットの宙ぶらりん状態に関することでした。
・夜中に凹凸のある路面を走行するとヘッドライトが揺れてまるでずっとパッシングしてるみたいだ!
などといった感想があがったのです。
パーツリストで周辺の構造をみてみると、このようになっています。
これをみてわかる通り、ヘッドライトアッセンブリやメーターユニット(ゲージクラスター)はフレームに直接ボルトオンされていないのです。
なぜこのような設計になったのでしょう?わかりませんが、
このことにより色々と弊害があるのは間違いありません。
元々ハンドルバーに装着していたRAM Mount ですが、ハンドルをフルロックしている際など、タンクバッグの開閉と干渉して煩わしかったこともあり、
テネレ特有のウィンドスクリーン手前のステーに移設しました。
ラムちゃんが優秀なため、これでスマホに何か問題が起きるとは思えませんが、以前CBRでスマホのカメラが震動で故障したことがあるため、
ヘッドライトの常時ストロボ対策と兼ねて、アンチバブルヘッドを設定することにしたわけであります。
Camel ADV Anti-Bobble Head
テネレ700のゲージクラスターおよびその周辺ブルブル対策品として、camel ADV からこのような製品がラインナップされています。
その名も、T7 Anti Bobble Head 。
304ステンレスの粉体塗装です。
Handmade in USA なので、
ちょっとそれだけで身構えてしまいますが、、、さて精度はどうでしょうか?
手に持った感じの剛性感は素晴らしいです。
アンチバブルヘッドの装着
問題のメーター周り。
手で持ってゆらゆらすると、まぁゆらゆらします。
ますはスクリーンを外しましょう。
次にステーを取り外します。
真鍮製のカラーを失くさないように。
ステーが外れます。
すいません、無精して、ラムマウントはつけたままで・・・・
マルチファンクションメーターの裏面でこれを固定しているボルト2本を外します。
すると、メーターユニットが外れます。
次に、ヘッドライトアッセンブリを裏側から固定しているボルト4本を外していきますが、
上側2本はすんなり外せるものの、
この下側にあるのがなかなか作業スペースがなくて大変です。
アンチバブルヘッドの取り付けで一番難しい作業かもしれません笑
普通のアーレンキーだと干渉して回せないため、こんな感じの小さいラチェットなどがあると便利です。
たまたま工具箱に入っていたアネックスのミニラチェットが重宝しました。
ボルトが4本はずれました。この時点で、ヘッドライトユニットはパカパカ状態になるので注意です。
そうしたら、先ほど外したステーにアンチバブルヘッドを通して、
付属のイモネジで仮止めしておきます。
このまま、ステーを元に戻します。
アンチバブルヘッドのボルトが通る部分と、先ほどボルトを引き抜いた部分が4か所ピッタリと一致します。
心配したけど問題なかったぜアメリカン・クオリティ👍
ボルトは純正をそのまま流用で、4か所元に戻していきます。
ヘッドライトユニット側の雌ネジを指で抑えながらやると、うまくボルトが噛み込んでいきます。
これで、アンチバブルヘッドの装着はほぼ完了です。
先ほどのイモネジは、この時点でロックタイトかませてしっかり装着しちゃってください。
あとは、メーターと、スクリーンを元に戻して、終了です。
ちなみにcamel adv より、公式の装着動画がYouTubeにあります↓↓↓
装着観
実際の効果はまた動画などで紹介できたらと思いますが、既に海外勢がアップしてる通り、
これにてメーター周りのぶるぶるはかなり改善されます。
見た目も、ラリーカーのアンチロールバーみたいで頼もしいですね。
ステーからヘッドライトアッセンブリが固定されることで、ヘッドライトのユニット裏側にひっかかってるメーターユニットも固定されるというわけですね。
まとめ
camel adv のアンチバブルヘッド、
装着も簡単ですし、これで悪路におけるヘッドライトの揺れやゲージクラスター周辺の振動によるスマホのトラブルなどを予防できるのであれば、
是非装着しておいて損はないのではないでしょうか?
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