【年末放浪ツーリング】宿無し目的地なし ~前編~

こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。

2020年も終わりを迎えるにあたり、年末の休みを利用して冬の極寒キャンプツーリングを敢行してまいりました。
今回の旅の目的は「今まで煮詰めてきた装備の色々を実践し、実用性の検証をする」のがメインです。

・宿なし
・行きは高速なし
・特に目的地なし
・不要なものも含め装備を全て積載する

で、適当に思いつくまま放浪しようというどうしようもない旅です。
ただ、季節も季節なので降雪地帯を避けるとなると、おのずと太平洋沿いに西へ向かうことになり、
まずは国道246や1号線沿いに西へ向かうことにしました。

1日目

仕事が終わった翌日に荷造りを開始。結局出発は15時くらいになってしまった。
途中、目黒通りにてWrestRideTokyo に立ち寄り、ジャケットを買うつもりだったが・・・・、なんと品切れ!
しゃーないのでこのまま行くかっちゅーことで西へGO☞

とはいえ、辺りはもう暗かったし、そんなに見所がある道でもなしに、
この日は静岡県富士市界隈まで行き野営地の物色へ。

途中の山道では気温が-4℃くらいに。
-4℃とかでも長時間走ってるとしんどいなぁ・・・・
少し高度を下げて、適当な茂みでテントを張りこの日は就寝。

140kmくらい。

2日目

朝は近くの国道を通る車の音で目が覚める。
気温は-2℃くらい。

いまの装備なら、走行してない分には全然寒くない。
ちなみにこの荷物、今回は不要なものも含め、世界旅用のものをほぼ全て積んでいるので
めっちゃ多く見えますが、まぁこんなもんだと思います。
撤収➡出発!

やはり国道1号がメインなため、あまり途中停車してゆっくり写真をとったりはしづらい。
あー今のとこ写真撮りたかったなぁ なんて無数にあるので、やっぱりGoPro的なガジェットは必要だなぁと感じました。
しかも、ハンドルとかに遠隔スイッチ設置して、静止画を撮れたりしたら最高だなぁ。
途中浜松の市内を散策し、適当に昼飯を食べた後は浜名湖界隈を徘徊。

そうこうしてるうちに、日が傾いてきたので、やはり明るいうちに寝床を確保!

浜名湖付近の池をたたえる茂みに身をひそめます。

 

気温は3℃くらいか。
テントの中はめちゃめちゃ快適で、どんどんエントロピーが増大していきます。

140kmくらい。

3日目

気温は1℃くらいだったか?
ブログ用の装備写真撮ったりいろいろやりながら撤収作業を進めます。

今朝は自炊しようということで、ご飯炊いてふりかけー これだけで幸せ。
水場がないときは、肉は焼かない。

GO!

途中、浜名大橋にて。
昔は有料道路だったんだとーー。
やっぱ太平洋が見えると旅感でてきますね。
このクソ寒いのにサーファーが沢山いて恐れ入ります。

途中、愛知県をスルーし、三重県に入ったころ、どっかで飯を食おうとちらちらしながら走っていると、
名古屋を過ぎ四日市にさしかかろうかというところで
「名古屋コーチンラーメン」が目に飛び込んできて急停車!
う、うめぇ。
店に入った時は店員の目を盗んで水筒に水分補給だ!
それにチャンスがあったらヘッドライトやらモバイルバッテリーを充電だ!(ちゃんと店員さんにことわりましょう)

憧れの四日市工場地帯。

テネレと工場。

心霊写真。

どこに向かおうかと思案しあながら、なんとなく心は琵琶湖へ。
以前四国ツーリングを行った際、帰りに立ち寄り大変よい印象が残っていたからだと思います。

四日市、鈴鹿、甲賀界隈を抜けて滋賀県の草津市へ。
工具類を入れていたビニール袋が裂けたため、たまたま見つけたアストロプロダクツで激安工具入れを買い、野営地の物色へ!
今日はなんつっても琵琶湖でしょ!

そして素晴らしき場所を確保。
釣り人に不審がられながら野営の準備を進めます。
まだ明るいうちに設営を済ませられるといろいろとやりやすいですし、

沈みゆく夕日を眺めながら温かいココアを飲む余裕もできます。

しかし、明日はこの雲がかかり、朝から雨の予報。
装備類はフライの下に撤収しておくとしましょう。

230kmくらい。
この時点で、せっかくだし初日の出見るなら紀伊半島の東側かー なんて考えだし、それならこのまま東へ南下すると早すぎるから
紀伊半島を縦断して本州南端経由で行くかー と頭の中でルートが決まりつつありました。
しかし紀伊半島を内陸で下るとなると完全な山道ですが、凍結は大丈夫か・・・などとちょっと不安になったりもします。
琵琶湖の東側以南は伊吹山からの寒風の影響をうけ、この時期降雪のリスクが高いようです・・・

【後編】へつづく