【DBSフェリーから頭沅商船へ】イースタンドリーム号の復活を純粋に喜ぼう

こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。

少し前の話ですが、海外へバイクを航路にて輸送したいという稀有な願いを抱いて日々働くごくごくマイノリティの数名にとって、これほど歓喜することはないだろうというニュースがありました。

イースタンドリーム号の航路復活

【DBSクルーズフェリーが業務停止だと??!】で紹介したイースタンドリーム号による堺港—ウラジオストク航路は、日本とロシアを繋ぎ、なおかつライダーとバイクが一緒に海を渡る事ができる唯一のものでした。

イースタンドリーム号 https://idyllicocean.com/vdb/ship18_pic_info.php?p_id=875 より

更に以前は、ルーシ号やハートランドフェリーのように複数の航路があったようですが、2010年代後半からはDBSの航路のみが最後の望みでしたが、
その望みが、「採算があわない」「日韓関係が悪化した」という理由で絶たれたのが今年の1月のこと。
「採算があわない」のはまぁ仕方ない。
が、「日韓関係の悪化」とかいつまで言ってるんでしょうね。
日本なんて、国の成り立ちから大陸系の血は大量に混じっていて、純大和の民なんて神話の世界の半ばつくりものみたいなものなのに、
「そういう対立関係をつくっておきたい」構造がこれほど世の中に浸透しているのはなぜなんでしょうね?

まぁそれは置いておいて、
これはいよいよ航路に拘らず、自分飛行機・バイク貨物 プランを本格的に考えなければ と考えていた矢先、
日韓路の国際フェリーが就航する知らせがとどくのでした。
➡【日韓路国際フェリー航路 京都府舞鶴市より】
これは朗報だ!
同志N氏もこの朗報を喜んでいるようです:【ウラジオ航路復活!!】

今回の航路は
京都 舞鶴港⇔ 韓国 浦項港 ⇔ ロシア ウラジオストク

少し寄港が違いますが、DBSフェリーの航路とほぼほぼ同じような航路になっています。
韓国の頭沅商船がDBSクルーズからイースタンドリーム号を買い取る形で今回の航路が実現したということらしいです。
ただし、現状ではまだ「貨物のみ」とのことなので、ぬか喜びもほどほどにしておかないと落胆が大きくなります。

しかし、「貨物のみ」とはいえ、それが
・基本は貨物船としての運航で、以前のような乗客を乗せての就航は考えてない
のか、
・昨今のパンデミックを鑑みて貨物のみの就航としている
のか、
その辺を当事者に確かめる必要があります。
フェリーのキャパとしては、以前に日本からライダーをウラジオストクへ運んでいたまさにそのフェリーなので、何の問題もないはずです。

舞鶴市産業振興課に電話

いてもたってもいられず、当時三港のうち言葉の通じる舞鶴市に早速電話をするのでした。

管理人:「もしもし、ちょっとお伺いしたいことがありまして、1年半後くらいに船にバイクを積んでウラジオストクへ行こうと計画しているのですが、先日発表のあった国際フェリーは乗客を乗せるメドはたっていますか?あるいは、今後もそのような予定はないのでしょうか?」

担当者「え?バイク? 直接フェリーに乗せるということでしょうか・・・・?」

管理人「はい、以前にも鳥取の堺港からそのように就航していた実績のあるフェリーがと思うのですが、、、」

担当者「あ、そうなんですね、、、現状では コロナの影響によって貨物のみの運航になっていますが、正直今後どのようになるかこちらかはなんとも・・・」

管理人「そうですよねぇ・・・」

担当者「実は、本日ドゥウォン商船側の関係者と、舞鶴市側の担当者で打ちあわせがありますので、もし可能であれば その辺りを少し聞いてみましょうか?」

管理人「本当ですか? ありがとうございます。是非お願いいたします。」

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ということで、その後打ち合わせの結果を改めて電話で教えていただくことになりました。
結論としては、

・頭沅商船側も、以前のように乗客を乗せた就航をかなり前向きに検討している
・しかしパンデミックの状況次第で現在は明確なメドはたっていない
・乗客の乗船が可能になった場合は、以前と同様ライダーとバイクを一緒に乗せての航海が可能になる

というようなものでした。
個人的には「だいたい何年何月くらいに」というより具体的なものを期待していたので、ややありきたりな結論になってしまうわけですが、
それでもオーナー側が「かなり前向き」というのは嬉しい情報です。
今後の行く先は、願うことしかできませんが、制限つき(乗客数の制限など)で徐々に再開するような流れになるのではないか、と希望的に観測しています。というか、そうでなかったとしてももはや貨物扱いでいいから乗せてくれ。

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