こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。
世界旅の相棒、テネレ700ですが 納車後約2週間が経ち、走行距離も1000km弱となってまいりました。
今回は、転倒時への対策として、ハンドルガードを装着したので、その様子を記事にしておこうと思います✌
純正ナックルガードはちょっと弱っちい
テネレ700は純正でこのようなナックルガードが装着されているわけですが、手で押しただけでもふにゃふにゃと歪むようなものなので、
転倒時のガードとしてはほとんど機能しないと思ってよいかと思われます。
勿論、風よけとしては十分機能してくれるのですが。
Hepco&Becker ハンドルガード
以前の記事【テネレカスタムまとめ】でも紹介した通り、テネレのハンドル周囲のガードには大まかに
①ナックルガードそのものを高強度のものに交換する
②ナックルガードはそのままで、外側からクラッシュバーで強化する
のいずれかの方法があります。
例えばツアラテックの場合、
こんな感じで、高強度のプラスチック製のものが発売されてますが、
果たして強く転倒した際に破損しないのだろうか・・・?この点に関してクリアなのは、やはり金属製のバー構造のあるもの。
Barkbusters のこちらはアルミ製のバーを装着した上に専用のプレートを付けるような感じなのかな、
ただし、雰囲気がかなりモトクロスレーシーな感じ。林道用オフマシンにするなら雰囲気は最高かも。
管理人はロングツーリズモ的な雰囲気にしたいので、
Hepco&Becker 製のハンドルガード を選定しました。
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ポイントとしては、
・スチール製で非常に頑強なこと
・最も転倒に対して防御力が高そうなこと
です。
まぁこの辺は好みもありますし、転倒なんかしねーよという方はそもそも不要なものかと思いますが、
林道行ったり、自分のように辺境の地を走る予定の方は、つけておいて損はないかと思います。
取り付け
というわけで、取り付けていきましょー。
作業は非常に簡単です。
取り付けようのボルト類はこれだけ。
こういったボルト、ピッチや径が合えばなんでもええやん と思う事なかれ。
ボルト類には強度区分というのがあって、ヘッドにこのような印字があります。
たとえば➡の「10.9」というのは、1000N/mm2 という破断までの引っ張り強度と、900N/mm2 まで永久変形しない
という強度が担保されているわけです。
しっかりとしたボルトを使わないと、大変なことになる かも。
まずはバークランプのボルトを外します。
純正ボルトは10.9 の表示ですね。
バーエンドのボルトも外しますが、
この右側のワッシャのようなパーツは使いまわします。
そうしたら、ハンドルガードをクランプ部とバーエンドに固定していきます。
まずは仮止めで、
こっちも仮止めして、、
右側はホース類の下をくぐらせます。
位置を整えたらしっかりと締めて、
完了。
必要な工具もこれだけです。ヘックスの5mm と6mm。
精度抜群
さすがドイツ製だけあって、クリアランスもばっちりで、変な干渉など皆無です。
ただの鉄棒に2万以上は正直まじかよって感じですが、
ボルト類のクオリティや、鋼材の品質、装着精度など、価格なりのものではあるかと思います。
不思議なのは、バークランプ部のボルトが、純正で強度区分10.9 なの対し、付属のボルトは強度区分8.8であること。
スペーサーをかませる分降伏点の弱いボルトにしているのでしょうか、、、、謎です。
まとめ
これで、ハンドル周りに対するプロテクションはかなり安心感が増しました。
頑強なスチール製ということもあって、およその衝撃からは守ってくれるでしょう。
➡ 後に数回転倒を重ねましたが、特に大きな問題はありません。
ただし、鉄製なので何度か衝撃が加わると変形するので、場合によっては一度外して携帯修正をしたりする必要があります。
精度も高く、商品としてはとても質のよいものだと思われます。
テネレで林道攻める予定の方、あるいは既に攻めてる方、ただ守りたい方、ただの酒の肴の方、いずれにせよおすすめです👍
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