【ペトロマックスのダブルタイマントル化】は必要か?

こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。

LEDランタンや普通の灯油ランプに比べると圧倒的に手間のかかるマントルランタンですが、他にはかえられない雰囲気を持っています。

そんなマントルランタンで最も厄介なのが
「カラ焼き後のマントルが脆過ぎる!」
ことです。
そんなウィークポイントを1つ改善することができる方法が
「マントルのダブルタイマントル化」
今回はこれに関して、個人的な意見を弄するという駄文です。

カラ焼きされたマントル

これがカラ焼き後のマントル。
ほんのわずかな刺激でもパラパラと崩れてしまうデリケートなものです。

ダブルタイマントル化アイテム

そこで、マントルを下からもサポートできる
“ダブルタイマントル”
というものがあります。
ダブルタイマントル化に必要なのが、、、

こちら。
←がダブルタイマントル、→がマントルサポート です。


装着

ダブルタイマントルを装着しましょう。

インナーチムニーを取り外し、

ガスチャンバーからノズルを外します。

そしたら間にマントルサポートをはさんで改めてノズルを締めます。

個体差があると思いますが、マントルサポートの張り出した部分がジェネレーター上部のパイプと干渉するので、干渉しない場所を探して締め付けます。

そうしたら、ダブルタイマントルを装着します。
“ダブル”なので、通常のマントルと違い上下両方に括り付け用のヒモがついていますね。

こちらが通常のマントル。

ノズルにマントルを括り付け、

もう一方はマントルサポートのセラミック部分に括り付けます。

なんか、お祭りにこういうのありますよね。

本来はセットする前にカラ焼きをしてしまいますが、撮影用にセットしてみました。こんな感じになります。

ついでにホヤもつけてみました。
なんか、いい感じの予感がします。

カラ焼き

勿論、余熱用バーナーで焼いてもいいんですが、
ぼくのランタンは余熱バーナーのノズル口不調で炎が大きすぎるため先に焼きます。

ん~~、なんか普通のマントルより縮み幅が大きいような・・・
ホオヅキみたいになっちゃいましたね。
マントルはカラ焼きすると縮むもんですが、これは随分小さくなっちゃいました。

点灯

カラ焼き後のダブルタイマントルがついたインナーチムニーを装着し、
あとは所定のステップで点灯をおこないます。

問題なく点灯できました。
ダブルタイにすることで特に点灯方法などに違いはありません。

まとめ

今回、ダブルタイマントルを装着してみましたが、
率直な感想としては
「そんなにやる必要ないか・・・」
といった感じです。
理由としては

✔左右方向の揺れには確かに強くなったかもしれないが、マントルそのものがガードされるわけではない
✔ダブルタイマントルが高い
✔照度は特に変わりなし。むしろ普通のマントルのほうが少し明るかった??

といったことが挙げられます。
ただし、他の方のレビューなどみるとワンシーズン通してマントルの破損なしで乗り切れた、などといった意見もあるので、マントルランタンを頻用する方は一度試してみてもいいかもしれません!



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