こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。
キャンプや野営に欠かせない道具としてクッカー類があります。
・簡単な食事をつくる
・コーヒーを淹れる
などなどさまざまなシーンで活躍してくれますが、今回は数あるアウトドアブランドからラインナップされる数ある商品のなかから、
SOTO サーモスタッククッカーコンボ
を紹介したいと思います。
サーモスタッククッカーコンボ概観
総重量は 310g 、サイズは 直径 105mm 高さ 125mm 。
非常にコンパクト、軽量で、ソロキャンパーにはとってもおすすめです。
公式動画↓
サーモスタッククッカーコンボ解剖
サーモスタッククッカーコンボは全部で8つのメンバーで構成されます。1つ1つ見てみましょう。
コジー
コジーはケースでもあり、断熱シートの役割も果たします。クッカーのケースって、フルメッシュのものも多く、けっこうすぐに破けてしまうのですが、これは丈夫で安心です。
マグ 750
一番大きなマグで 750ml の容量。パスタを茹でたり、お米を炊くのに使います。インスタントラーメンもこれでつくります。アルミなので熱伝導率が高く、炊飯などの簡単な作業に適しているわけですね。比熱が高めなので、冷めにくく 蒸らしにも適しているのです。
マグ400
中間の大きさのマグで容量は400ml。日本製。チタン製のため、熱伝導率が非常に低いためマグ350と組み合わせて断熱用のダブルウォールとして利用することが多いです。熱伝導率が低いおかげで、直接手で持っても熱くなりづらいわけです。勿論、直接火にかけて調理につかってもいいのですが、チタンは熱回りの効率がよくないので、それはマグ750にまかせて、お湯を沸かすだけに使うのがメインでしょう。
マグ350
一番小さなマグで容量は350ml。日本製。ステンレス製なので熱伝導はアルミよりは低く、チタンよりはいい というポジション。基本的には温かい飲み物をいれるマグ的な用途で使うことが多いです。マグ400でお湯を沸かし、マグ350でコーヒーや紅茶を淹れる。そしてそのマグ350をマグ400にセットし、ダブルウォールマグとして使う というのが定番です。勿論直接火にかけられるので、冷めたらそのまま再加熱できます。
マグリッド
マグの蓋は樹脂製なので、これをつけたまま火にはかけられません!
マグリッドLはマグ750用、マグリッドはマグ400とマグ350兼用。
ジョイントはマグ400とマグ350を連結しダブルウォールにする際使います。
マグリッドには写真のようなホールがあいているので、お湯を注ぐ際に便利です。
リフター
リフターは熱くて持てないマグを掴むことができる道具です。マグ400でお湯を沸かしてマグ350にお湯を注ぐ時、マグ350で飲み物を再加熱する時、などあると便利です。
スタッキング
その名の通り、サーモスタッククッカーコンボは各マグをスタッキング(積み重ね)してコンパクトにできるのが魅力です。
まずはマグ350の中にリフターを入れます。ついでにシングルバーナーの本体も小型なものであればこのように収納できます。
マグ350にジョイントをはめます。
そして、マグ400の中にいれます。
これが、マグ350とマグ400が連結された”ダブルウォール”状態。
その状態でマグリッドをはめて、
マグリッド750の中へ収納。
マグリッドLをはめて、
コジーに収納。
よく考えられたつくりで、きれいにスタック、収納できます。
実践編
まずはマグ750を使ってお湯を沸かします。
※サーモスタッククッカーコンボで軽い調理をする際は、火にかける際に使える蓋がありません。そこで、他社 Toaksから出ている別のものを使います。
Toaks の LID-D95がマグ750にピッタリです。
マグ750の内側には目盛りが振ってあるので、水量もわかりやすいです。
今回は簡単なインスタントラーメンを茹でます。
茹であがったらリフターを使ってコジーにセットします。
コジーにセットすれば、手で持っても全然熱くありまえん。
次はマグ400でお湯を沸かします。チタン製ですが、お湯を沸かすくらいは全然問題ありません。
お湯が沸けたらマグリッドをセットしマグ350へ注ぎます。今回は紅茶のティーパックを入れました。
そうしたら、今度は改めてマグ350とマグ400をジョイント。これで”ダブルウォールマグ”となり、手で持っても熱くありません。
まとめ
SOTO のサーモスタッククッカーコンボ、いかがでしょうか。
・マグの材質もそれぞれ異なり、用途により使い分ける。
・軽量、コンパクトに収納できる。
・コジーが丈夫でいい感じ
・ジョイントやマグリッドなどを有効に使う
とにかくコンパクトな反面、この小さな器の中に様々なアイデアが凝縮されており、本当によく考え抜かれたクッカーだと思います。
当然ながらオートキャンプや大人数でのキャンプには容量的にあまり向かないものの、ソロキャンパーやバックパッカー など 軽量を求める人々には大変良いクッカーではないでしょうか。うまく使い分けることで様々な使い方がで、それを発見するのも楽しそうですね 😡
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