こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。
キャンプやアウトドアで欠かせないアイテムが、折り畳みのチェア。
ちょいと疲れた時、キャンプ飯を食べる時、とりあえず外でまったりしたい時、どんな時でも折り畳みのチェアがあるとさっと取り出してぱっと組み立てて、すぐにくつろげます。
今回は管理人が愛用するアウトドア用チェアを紹介します。
Helinox というメーカー
Helinox は韓国資本の有名なアウトドアブランド、アウトドアショップや大型百貨店のアウトドアコーナーなど、必ずといっていいほどヘリノックスの商品がおいてあると思います。テントメーカーに高品質なアルミポールを提供するDAC社がその技術の元となっており、DACで培われた金属技術に、高いデザイン性や革新的なアイテムアイデアが上乗せされたのがヘリノックスというわけでしょうか。
ヘリノックスの代名詞といえるのが、その製品に採用されるアルミ製のポール。
ホームページのブランド紹介にもありますが、このアルミ製のポールが高い強度と優れた柔軟性を両立しており、しなやかにたわみつつも安心の耐荷重を提供してくれるわけです。
ヘリノックスはこの高強度・高柔軟性のアルミ製ポールをつかった、チェア、コット、テーブル、タープなどを商品展開していて、
mont-bell や A&F country で商品をチェックすることもできます。
アウトドアチェアの条件
アウトドア用のチェアは、各メーカーから沢山のものが売られています。どれにするか悩んでしまうと思いますが、迷ったらヘリノックで間違いないでしょう。少し金額は高めですが、作りがしっかりしており、長く愛用することができます。
とはいえ、ヘリノックスのチェアだけでもリンク先のように沢山のラインナップがあります。デザイン性は置いといて、ここでは個人的独断でおすすめ条件を紹介したいと思います。
1.チェアの高さ
これはつまり、座る位置です。例えば、
このようなタイプだと結構座る位置が高いです。くつろぐONLYならいいのですが、焚火をしながらとか、地面に置いてるものをいじる際はちょっと遠いな、という感じになってしまうでしょう。風でも倒れやすいです。
ということで、くつろげて、なおかつ焚火やクッカーの取り回しもしながら、となると脚は短めで、地面からの距離は低めのほうがおすすめです。
2.首を置けるかどうか
個人的にはかなり重要なポイントです。例えば
このようなタイプはこじんまりして収納もよりコンパクトでいいかな、と思うのですが、座った時に首をもたれかかれないんです。
それそんなに重要?と思うかもしれませんが、例えば天気のいい小春日和に外でチェアを立ててくつろごうってのに、後ろにもたれかかれないって、けっこうアウト✖
コンパクトを最重要視で、なおかつ長時間チェアの上にいるような用途にしないのでればいいかもしれませんが、座りながら景色を眺めたり、沸かしたお湯でコーヒー飲んだり、時にはうたた寝も・・・・なんていうのであれば、首を後ろにおけるのは個人的必須条件になります。
実はこの条件を入れると、意外と多くのアウトドアチェアが候補から外れます。
Helinox Chair Two Home
さて、上のような条件をクリアするチェアが
ヘリノックス chair two home です。
ご覧のように、地面からの高さは比較的低めで、首をうしろにもたげることもできます。
このままうたた寝どころか疲れてたら爆睡できてしまいそうです。
海外の野営地で爆睡するのはセキュリティ的におすすめできませんが、気候によってはわざわざテントを張らなくても、このままシェラフをかぶって夜を明かすことだってできそうです。夜を明かさないまでも、長時間休憩したりする際にもこれなら安心ですね。
管理人の身長が173cmくらいなので、膝の曲がり方もそんなに窮屈ではありません。このまま焚火に薪をくべたり、バーナーの火力調整などがストレスなく行えます。
Chair Two Home の組み立て
ヘリノックス chair two home の組み立てはとても簡単。
収納はこんな感じ。直径 15cm × 40cm 程度です。
純正の収納袋はちょっと硬くてしまいづらいので、管理人は別のドライバッグに入れ替えています。
内容物はフレームと布カバーのみ。まずは写真のようにフレームを組みますが、テントのポールなどと同じで、ショックコードで各々のパイプが繋がっているので、ほんの10秒ほどで組みあがります。
フレームが組みあがったら、あとは布カバーの所定の部分にフレームの先端4か所を挿入するだけ。
たったこれだけで快適な座スペースが確保できるのです。
重量はだいたい 1200g と、決して軽量とはいえないため、バックパッカーの方にはおすすめできないかもしれませんが、これは布が丈夫な生地でできているせいなのかもしれません。そのおかげで耐荷重は約140kgと、安心して座れます。春夏だけの使用であればもっと薄手のものを選ぶのもありですが、寒冷時の使用も考慮するとこれくらいの生地感のほうがいいとは思います。
まとめ
ヘリノックス chair two home 。アウトドアチェアの中では高級品の部類になってしまいますが、その分長く使え、そして快適なキャンプライフの助けになります。
キャンプツーリング、トレッキング、バックパッカーなど、その人のアウトドア指向によってチェアの選択もひとそれぞれだと思います。
バイクツーリングの場合、
・荷物の重さに関しては数重グラムを争うものではない
・極端にコンパクトである必要もない
むしろ世界ツーリングとなったら各地の野営での快適性が長期のストレスを左右するかもしれません。
案外指摘されませんが、そういった意味ではチェアの高さや首から上までをサポートしてくれるか といったポイントはけっこう大事かもしれません😊
ということで、個人的に最もおすすめなアウトドアチェアの紹介でした。