【Islamic Republic of Iran episode8】首都テヘランへ

こんにちは、グレートエスケープ中の管理人です。

Qom;コムの街を出発し イランの首都テヘランに向かいます。

ここまでのルート

Qom の歴史的市場

Meydan Kohneh

コムの街を去る前にやってきた古い市場。ペルシャ語サイト以外の情報が乏しく、Meydan Kohneh の詳細を知るのは難しいけれど、この言葉自体は単に「古い市場」を意味する一般名詞のようだ。

人のいる場所に停めると1分以内に人だかりをつくる特殊能力を持つテネレ。

製材の工場だろうか、手作業で皮を削っている。

瓶大好き人間にはたまらない店。

この市場のシンボルとなっている双頭の塔。

大通りに出るとバイク屋の密集したエリアがあった。

SUZUKI のなんだろ、チャンバーあるから2ストで、マフラーの出方的にTF125?

このミニバイクはなんだ・・・?NSR なのに YAMAHA?

街中に大量に駐車しているバイクたち。

The Grand Teemcheh

また別の路地に入って狭い道を進んでいく。

あまりにも狭い路地は、時にダートより怖い。

風防と、伝統細工の布パニア。

路地にテネレを停めて、内部のバザールに入ってみる。
まるでムカルナスのような美しいアーチの天井が、このバザールのシンボルになっている。

もう中東のスークやバザールも見飽きたといいたい程見てきたけれど、毎回その土地によって違う発見がある。

イランに入ってから、香辛料や食材の種類が変わるのは勿論、布を扱うお店や、

陶器を扱うお店を見かけることが多くなったと思う。

銅製品の専門店。

 

各種スパイスなどを量り売りで買い求める女性たち。

カーペットはイラン全土でハンドメイドされている。特に大都市には City Carpet といって都市名のシグネチャーが刺繍されたものがあって、コムにもそれがある。

バザールの2人と路地をゆく パニアのジモティ・バイク。

 

Qomの路地にある小学校 かな。

Tehran へ

コムとテヘランはどちらも標高900m程度の位置にある。

なのでやや平坦な高原道路を進んでいくかんじになる。

もこっとした小さな丘が無数に連なっている。なんだかサウジに戻ってきた気分だ。

テヘランに到着。

Ahmad と会う

テヘランに来る前に、イランビザの発行補助や イラン国内での宿の確保、VPNまでいろいろとお世話になったAhmadにようやく会う約束ができた。

彼と最初に連絡をとったのは日本を出発する前なので、ネットワーク上とはいえもう知り合って1年弱経つ。ようやく会うことができるわけだ。

到着したあと、宿にて風呂に入ってからAhmadの到着を待った。Ahmad の友人2人と、4人で夜のテヘランでかける。
管理人の隣がAhmad と Lida. 向かって右のMさんは政府関係に勤務のため、残念ながら黒塗りとなった。現在の体制ではこの辺が非常にシビアだと、Ahmadにお願いされたのだ。

夜、レインボーにライトアップされる Tabiat Bridge.

橋の上から、夜のテヘラン。カメラを置いてきてしまったので、スマホ撮orz

まるで屋台祭りのような一画。

ここは日本でいうところの「地方物産展」みたいなところで、イラン中の色々な都市からその都市の名物となる店が出店されている。

薄いパイみたいのは Suhan;スーハンといってさっきまでいたコムの店。試食をもらったらめちゃめちゃおいしくて、普通の旅行だったら3缶くらい買って帰りたいところだった。缶もイランの伝統柄でお土産にも最高。

ローズウォーターや、Nabt;ナブトとよばれる飴のようなやつ。紅茶に溶かすのが一般的。

こんな感じ。

地方物産展(?)と虹色の橋を見学した後、4人で夕飯を食べに行った。Ahmad は非常に英語が堪能なので、なんで旅に出たのか、日本での暮らし、日本に戻った後のこと なんかを頑張って伝えてみたが、まだまだ内容がディープになると思ったことをうまく伝えられない。

その時に、なんとLida が折り鶴をプレゼントしてくれた。小さな思い出が積み重なっていく。

つづく

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