【Kingdom of Saudi Arabia episode 7】”Edge of the world” 王国の中心に潜む「世界の果て」に行ってきた

こんにちは、グレートエスケープ中の管理人です。

首都リヤドから北西に約100kmほど離れた場所に、世界の果てがあるということで行ってみることにしました。
なんとも偶然が重なって、アブダビで働く日本人サラリーマン「けん氏」のアラビア半島1周ツーリングと合流することができたので、2人でトライする流れになったのでした。

トゥワイクの尾根

けん氏の日程もあったので、朝早めにオフロードの入口にて待ち合わせをした。
日が昇る前はかなり寒さを感じるようになってきた。

けん氏到着。

けん氏の愛車は KTM 890 Adventure.

世界の果て、もとい ”Edge of the World” への道はいくつかあるようで、けん氏が調べたところによるともう一方のゲートは閉鎖されているとのこと。
やや難易度の高いというこの道を進んでいく。

いきなり大き目の窪みがあってビビるものの、概ねが極上フラットダート的な未舗装路で、壮大な地平線がつづく。

北はアルカシム地方から、南はルブアルハーリー砂漠の北端まで、首都リヤドの西側を包囲するよう南北に走るトゥワイク山脈の尾根にあたる道になる。

車が通った痕の轍を道しるべに進んでいく。スマホのGPSはしっかりと機能しているけど、それでも時おりどっちに進めばよいのか分からなくなりそうになる。

最終地点に到達するまでもなく、この世の果てのような景色がつづく。

舗装路→ダート開始の入口から、最終地点までは約24kmほど。距離は長くはないけど、途中に何か所か難所が待ち受けている。

写真だとわかりづらいけど、急に道が盛り上がり、2つ山、あるいは3つ山が連続してつながっているマウンドや、大粒の砂利と岩肌の露出した急傾斜など、テネレのトルクが頼もしい反面、転倒した際のリカバリーで不安がよぎる場面が何度も訪れる。

けん氏も管理人も、転倒しつつ、お互い助け合ってなんとか最後の難所をクリア。
やっぱり2人というだけで安心感が全然違う。よほどのテクニックがなければ、バイクで1人で行くことはおすすめできない。

Edge of The World

そしてこれがゴール地点からの景色、Edge of the World.

すでに割れていたフロントフェンダーは激しい振動でどっかいっちゃったね。

時間にしてわずか1時間半程度ではあったけど、なんとか辿り着けた喜びを2人で共有する。

トゥワイク山脈の西側が、急激に断崖として終わるその切っ先のような屹立は、まさしくこの世の果てのような壮大さと寂しさで溢れる景色だった。

この断崖の下のナジド高原には、レバント地方を経由する古代交易ルートが通っている。

そんなトゥワイクの尾根で出会ったスナヒバリ。
こういう時に、望遠を持ってきてよかったと思う。

そんなにオフロード慣れしてないので、かなり疲れた。

が、当然また来た道を戻らなきゃならないので、頑張って難所を越えていく。

慣れもあったのか、帰りは2人ともノー転倒で舗装路まで復帰。
思えば、ドーハでの足止めとかが無ければ今回けん氏と合流することもなかっただろうし、そしたら1人でこんなとこに来ることもできないし、旅の偶然性というのは本当に予測不能。

空気圧を元に戻し、世界の果てツアー終了。
4駆の車などで行くのが普通かと思う。
けん氏はこの後ヨルダン方向へ進むため、いずれまた日本で再会しましょうとお別れした。

管理人は引き起こし用のMoto-Winch を落としてしまったようなので、少し探しに戻ったものの、結局見つからなかった。

つづく

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