【Kingdom of Saudi Arabia episode 2】サウジアラビアへ再入国 世界最大のオアシスがある街 Al Hofuf

こんにちは、グレートエスケープ中の管理人です。

カタールを出国し、サウジアラビアへ再入国します。
またすぐにバーレーンへ入国しようと思うのですが、道中にある大きな街に寄り道をしてみようと思います。

サウジアラビアへ再入国

朝、昨晩は深夜 カタール警察に叩き起こされ、まさかの撤収→移動→再設営をしてからの就寝となった。
警察が案内してくれた代替の野営地は人が多く、夜更けまでなにやら音楽が鳴り響いていたためほとんど寝た感じがしない・・・

ドゥハーン中心部のモール?にあったマックで朝マックをして出発した。

カタールのガソスタはほとんどが WOQOD. 一度だけ他のガソスタを見かけたけど、ほとんど WOQOD.
実測の値段は当時レートで 1.95 QAR/ℓ・91RON :オクタン価91でリッター約78円。

カタール半島の西側をひたすら南下していく途中、束になったパイプラインが幹線道路と併行していた。
ドゥハーン油田由来のラインだと思われる。

さらに走ると、 Abu Samra の国境が見えてきた。
サウジ→カタール入国時の国境情報は➡【カタールへ入国】の記事に。

既にパスポートにスタンプがあり、そして今時出入国管理局によって出入国の履歴はデータで共有されているので、再入国時に指紋のスキャンや顔写真の撮影はなかった。

カタールの出国を終えサウジの再入国へ向かう途中、反対側は大型トラックの大行列。陸路の国境では基本的にトラックと乗用車はブースが分けられていることがほとんどで、特に通関(荷物チェック)が厳しく行われるからだと思う。

再入国もすんなりいくだろうと思っていたのに、入国後の荷物チェックであっち行けこっち行けで、無意味に時間を費やしてしまった。
結局あっち行ったのもこっち行ったのも意味なく、適当な荷物チェックを受けて通過。
通関職員からすると、バイクは厄介なんだと思う。
車はトランク開けてババッとチェックできるけど、バイクは荷物がそれぞれ梱包されていて、かといって全部開けさせるのも向こうは面倒なようで、大抵は荷物のうちのどれかひとつだけ開封して中身を確認して終わりな事が多い。

カタール・サウジアラビア間のように通過車両の多い国境では通関職員も忙しく、バイクはなんとなく後回しにされるのかもしれない。

Al Hofuf へ そして Mohammed と再会

サウジに入国するとカタールのSIMは無効になってネットワークに繋がらなくなるため、カタール国内にいる間にある人物に連絡をとっていた。
彼は Mohammed.
オマーンのサラーラを走っている時にたまたま出会ったサウジアラビア人で、
「もしもHofuf に来るなら連絡してくれ」
とWhatsapp の履歴があったのを思い出して連絡してみた。

Mohammed から返信があり、とりあえず自宅に来ていろいろ相談しようとの事。
オフラインマップにMohammed宅の位置情報だけ保存して越境した。

サウジに入国し、Al Hofufへ近づくと、写真のような奇岩・巨岩が出現してくる。

街に入り、Mohammed 宅近くまで来たが、ネットワークが繋がっていないので到着を伝えられない。
と、困っていると、通りかかった男性が自分の携帯でMohammedに電話をかけてくれた。

ほどなくして Mohammed と会うことができた。立派なお家。
真ん中が Mohammed で、隣は兄のQassim.

Mohammed宅のにゃんこが怪訝そうにこちらを窺っている笑

素敵な客室に通してもらった。

そして出て来る沢山のフルーツとご飯。
朝マック以降なにも食べていなかったので、ありがたく沢山いただいた。

そしてこれが世界遺産の農園で採れたデーツ(Al Hofuf が属する Al Ahsa地区のナツメヤシ園はその他の奇岩群や史跡と共に世界遺産に登録されている)
Mohammed 曰く、ここのデーツが世界最高とのこと。本当においしかった。
Mohammed は日本のアニメが大好きで、ハンターハンターの富樫氏が「疲れた」という理由で休載している事などで話が盛り上がる。

Booking.comでは割と高めの宿しか見つからなかったので、彼に相談すると、もっと安いところがあると探してくれた。

Mohammed の両親が所有する農園へ

食事もいただいて、宿の確保もできたところで、Mohammed の両親が所有する農園へ連れってもらうことになった。

アハサーの巨大なオアシスは、それぞれがどこかの家庭の農園として現役で機能しているものの集まりなんだねぇ。

鬱蒼としたナツメヤシの木陰は、涼しい。

今まさに収穫をしている。ベルト状の道具を使って器用に上っていく。

だんだんと日が沈んでいく。

収穫されたデーツたち。
アラビア語ではタマルと発音してるように聞こえるのがデーツの事だけど、Google 翻訳の音声認識でがんばってみても「デーツ」とはならない。

ニワトリ、ヤギ、馬などの動物も飼育されていた。

死んで 切られた木。

夕暮れのナツメヤシ農園では、あちこちで巨大な木の葉が燃やされ、一帯に焚火のにおいが立ち込める。

子供たちがデーツを運ぶ台車に乗ってはしゃぎまわり、大人がそれを見守りながら作業を進めていく。
日本で失われつつあるコミュニティの色温度をとても強く感じた。

すっかり暮れた後の農園内雑景。

Route

約270km.

おまけ

アラブ系の人たちの名前の見かた。

アラブ諸国の王様の名前とかって、とても長くて何がなんだか分からなくなるんだけど、
一番最初が本人の名前で、「al ~」の部分は家の名前を表していて、「bin ~」の部分は父親の名前を表している、
という法則さえおさえておけば覚えることができる。

例えば、つい先日サウジアラビアの新首相に任命された
Mohammed bin Salman al Saud
にあてはめてみると、
al Saud はサウード家の
bin Salman はサルマンの息子の
という意味で、
サウード家 サルマンの息子のムハンマド
ということになる。

つづく

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