【テネレ700 世界旅への強化】各社スキッドプレートの比較

こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。

オフロードバイクの見た目の大きな印象に関与するアンダーガード。
アンダーガード
スキッドプレート
バッシュプレート
エンジンガード・・・・・??

色々な呼び方があって、どっからどこまでがどの呼び方なのか全く分かりませんが、
海外のサイトでは Skid Plate が一般的かなぁと思っています。
エキマニの下部や、特にオイルパン部分を保護してくれます。

当初、各メーカーからいくつかのスキッドプレートがラインナップされた時、
「純正でしっかりした金属製のがついてるのに、なんで?」
と思ったのですが、実際に納車してみてみると、

なるほど、金属製でしっかりしてはいるものの、厚みはせいぜい2mm弱程度?
指で押してもペコペコ凹むような仕様。
オンロードのみであれば全く問題ないと思いますが、林道などの悪路に踏み込むのであれば若干不安だといいます。
経験者曰く
「拳大の石が走行速度と同じくらいスピードで飛んで、エキマニやクラッチカバーなどに当たってくる」
とのこと。
確かに、そう言われるとやっぱり交換しとくか、という気持ちになります。

テネレはフレームの構造上エンジンを下から支えているわけではないようです。
したがって、エンジン下部を適切に保護しておくことは 思ったより重要だったということになります。

実はまだ、どのスキッドプレートにするか決めかねているのですが、
今回はそんなスキッドプレートの各メーカーラインナップをチェックしてみましょう。
とりあえず、HPや関連サイトで確認できるスペックを羅列します。
詳しくは各リンク先でチェックしてみてください!
なお、クラッシュバー互換ですが、上部・下部に分かれているクラッシュバーが多い中、その辺の明記はほとんどありません。既にクラッシュバーを装着されている場合は、個別に確認する必要があると思います。

1.Black Dog Cycle Works

お、いきなり聞いたことないぞ!という方も多いのではないでしょうか?
あえてそれを1番バッターにもってきて掴みよし を狙ってます。

Black Dog Cycle Works Ultimate Skid Plate

・材質 厚み:4.76mm 5052アルミニウム製
・クラッシュバー互換:Yamaha、Hepco&Becker、OutbackMotortek、Touratech
・センスタ互換:記載なし~ 同社のEnduroStara Trail Stand を使用すればセンスタは必要ないとの記載
・リアリンク保護:なし
・重量:記載なし

2.Camel ADV Products

テネレのハイフェンダーキットでお馴染み(?)のキャメル・アドベンチャーからもスキッドプレートがでています。

Camel ADV Products T7 Gut Guard Skid Plate

・材質 厚み:4.76mm アルミニウム製 + 6.4mm UHMW(超高分子ポリエチレン)
・クラッシュバー互換:Givi,OutbackMotortek,Heed,Yamaha,SW-Motech,Touratech
・センスタ互換:Yamaha,SW-Motech,Hepco&Becker
・リアリンク保護:あり
・重量:3.3kg

3.B&B OFF ROAD

B&B OFF ROAD YAMAHA T700 BASH PLATE

・材質 厚み:5mm 5083 アルミニウム製 + ポリエチレン製リンクガード
・クラッシュバー互換:記載なし
・センスタ互換:Yamaha
・リアリンク保護:あり
・重量:3.8kg

4.Touratech

みんな大好きツアラテック、そして安心のツアラテック。

Touratech Tenere 700 engine guard

・材質 厚み:4mm アルミニウム(ベースプレート)+ 4mm ステンレスプレート
・クラッシュバー互換:記載なし
・センスタ互換:Yamaha
・リアリンク保護:なし
・重量:記載なし

ベースブラケットがあるのが特徴的ですね。
説明ではベースプレートがアルミになってますが、逆かな・・・?

Touratech Tenere700 engine guard RALLY

touratechからはラリーエンジンガードというモデルもラインナップされています。
保護面積が非常に広く、エキマニなども包括的に保護してくれますが、エンジンベンチレーション的にはやや不利なのかなぁ?

・材質 厚み:4mm アルミニウム + ステンレス製補強材
・クラッシュバー互換:touratech
・センスタ互換:Yamaha
・リアリンク保護:なし
・重量:記載なし

5.Outback Motortek

クラッシュバーでお世話になってます。
精度は、大丈夫ですか??笑

Outback Motortek YAMAHA Tenere700 Skid Plate
↑いつの間にか、本国サイトは各商品を見ることができなくなってので代理店リンクです

・材質 厚み:4mm アルミニウム
・クラッシュバー互換:OutbackMotortek
・センスタ互換:記載なし
・リアリンク保護:ちょっとあり
・重量:約3.0kg

6.Hepco&Becker

ハンドルガードでお世話になってます。
精度はきっといいでしょう。

Hepco&Becker YAMAHA Tenere700 engine under guard

・材質 厚み:3~4mm アルミニウム
・クラッシュバー互換:記載なし
・センスタ互換:記載なし
・リアリンク保護:たぶんない
・重量:記載なし

7.SW-Motech

愛用者の多いSW-Motech、ぼくもドライバッグ600を使っています。

SW-Motech Engine Guard Yamaha Tenere700

・材質 厚み:4mm アルミニウム
・クラッシュバー互換:記載なし
・センスタ互換:記載なし
・リアリンク保護:なし
・重量:記載なし

8.aXp RACING

aXp RACING YAMAHA 700 TENERE AXP SKID PLATE

 

・材質 厚み: 8mm HDPE(高密度ポリエチレン)
・クラッシュバー互換:SW-Motech,Givi,OutbackMotortek,Heed,AS,Yamaha
・センスタ互換:SW-Motech , Yamaha と併用の場合は切断加工必要との記載
・リアリンク保護:あり
・重量:2.35kg

唯一の樹脂製、重量が際立って軽いですねぇ。

9.HEED

HEED Engine guard for Yamaha Tenere700

・材質 厚み: 4mm アルミニウム
・クラッシュバー互換:記載なし
・センスタ互換:記載なし
・リアリンク保護:なし
・重量:記載なし

もうちょいスペック書いてくれよ・・・
ちなみにHEEDにはスチールモデルもあります。

スチールモデルも全然記載はないですが、

材質 厚み:2mm スチール

となっています。

10.Adventure Spec

YAMAHA TENERE700 ADVENTURE SPEC BASHPLATE

・材質 厚み: 4mm 5000系アルミニウム + 6mm PEHD(高密度ポリエチレン)
・クラッシュバー互換:記載なし
・センスタ互換:記載なし
・リアリンク保護:なし
・重量:2.2kg

アドベンチャースペック製のスキッドプレートでうれしいのは他メーカーにないようなアルマイトカラーを選べることでしょうか。

赤テネレには赤アルマイト、青テネレには青アルマイトだと良い感じの差し色になりそうですね。

11.CROSS PRO

CROSS PRO CP Bash plate Yamaha Tenere700
↑cross pro サイトは画像が表示されないため、ディーラーのoff-the-road へリンク

・材質 厚み: 4mm アルミニウム + プラスチックパッド
・クラッシュバー互換:記載なし
・センスタ互換:記載なし
・リアリンク保護:なし
・重量:記載なし

12.EU YAMAHA

欧州ヤマハには、なぜか日本ヤマハにはないOEMスキッドプレートがあります。

YAMAHA Slid Plate

・材質 厚み: 4mm アルミニウム
・クラッシュバー互換:記載なし
・センスタ互換:記載なし
・リアリンク保護:なし
・重量:記載なし

なんとツールボックスまで純正で用意されています。
ギミック的にはおもしろいですが、この位置にツールボックスは う~~ん。

13.ALT RIDER

AltRider Skid Plate for the Yamaha Tenere700

・材質 厚み: 4mm アルミニウム (Linkage Guard は6mm HDPE)
・クラッシュバー互換:Yamaha
・センスタ互換:Yamaha
・リアリンク保護:ありだけど別売り
・重量:記載なし

14.GP MUCCI

GP MUCCI THOR

・材質 厚み: 3mm→サイド部分 5mm→メイン部分 アルミニウム
・クラッシュバー互換:Touratech,Hepco&Becker
・センスタ互換:Yamaha
・リアリンク保護:ありだけど別売り
・重量:4kg

見た目のインパクトでは問答無用で圧倒的1位ですが、
生産者に直接確認したところ、OutbackMotortek のクラッシュバーを使えるように加工したとしたら
「それはもはやThorじゃなくなっちゃうよ・・・」
とのこと。それくらい削らないと入らないってことですね。

15.GIVI

最後はド定番で〆ます。

GIVI Oil carter protector

・材質 厚み: 5mm アルミニウム
・クラッシュバー互換:記載なし
・センスタ互換:記載なし
・リアリンク保護:ちょっとあり
・重量:記載なし

まとめ

さて、こうやってまとめてみると けっこうありますね!
全部で15メーカーが出そろいました。
しかし、おそらくまだ網羅できていないのもあると思いますし、これからもどんどんサードパーティから面白いパーツが発表されてくでしょう。

差し当たって条件をつけるとしたら、
ぼくの場合はヤマハ純正センスタとOutbackのクラッシュバーが上下でついているため
・Yamaha genuine Centre Stand と互換
・Outback Motortek Crash Bar 下と互換

は必須で、
できればリアリンクも保護してくれたらいいなぁ、
ということで
現状ではB&B か Camel ADV のいずれか、、、、 と思っています。
(B&BはHP上にOutbackとの互換記載ありませんが、互換確認しております)。

また、取り付けを行いましたら、新たに記事にしますので、
これからテネレをカスタムしていく方、一緒に悩みましょう👍

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