こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。
衣食住を積んで走るバイクツーリングでは、その”食”を担うのがクッカーやバーナーといったキャンプ用品です。特にバーナーはお湯を沸かしたり、肉を焼いたりという際に頻用するため、使い慣れておく必要があります。
そんなバーナーに火を点火する時、皆さんは何を使っていますか?今回は世界ツーリングをするにあたり個人的にこれはいいと思った製品を紹介します。
一般的な点火道具
バーナー自体に自動点火装置が付いているものもありますが、まだ新しいうちはいいものの、だんだん使い古すにつれて「点火装置ではなかなか点火してくれない」 という状態になってしまうのが個人的な感想です。なので、例え自動点火装置がついていたとしても、別で点火用の道具はあったほうがいいでしょう。
おそらく、ほとんどのキャンパーはチャッカマンのような細長い火口をもった点火装置を使っているのではないでしょうか?
普通のライターやチャッカマンだと、少し強い風が吹くと火が消えてしまうので、ぼくは上の写真のような小型のガストーチを使っています。
こういった小型のガストーチは火力が安定しており、ある程度の低温や風にも耐えられるため、非常におすすめです。
ただし、世界ツーリングとなると問題が。
それは、
燃料の供給。
このようなガスカートリッジ、 世界中どこでも手に入るとは思えないし、いちいちストックを持ち歩くのも面倒。これは世界旅をする上であらゆるギアに関係することですが、とにかくガソリン+バイク(発電機)だけで燃料をまかえるようにしたいわけです。
何かいいのはないか・・・・と探していると、、、
Sparkr スパーカー
こんなものを見つけました。
YouTube にも動画があります。
確かロシアのメーカーだったと思いますが、簡単にいうと
「懐中電灯付きのプラズマライター」という感じでしょうか。
これはなかなかいいのでは・・・
Sparkr スペック
スパーカーのスペックを簡単にまとめると、
・サイズはだいたい 4cm×18cm の円筒形
・ワンサイドは懐中電灯で3段階調整可能。フル充電でハイビーム:4時間 ロービーム:16時間 持続点灯可能。ハイビームは150ルーメンの明るさ。
・懐中電灯部分にキャップをつけることでLEDランタンとしても使用できる。
・ワンサイドはプラズマライター。強風にも強く、確実に点火ができる。作動には安全機能が付いており、意図しない着火を防ぐことができる。
・バッテリーは3,350mAh 大容量のリチウムイオンバッテリーで、USB充電が可能。充電時間は約3時間半。充電用ポートは Type B。
・本体は強度のあるアルミニウム製。
では、詳細を実際にみてみましょう。
Sparkr 実際
本体は2色あるようですが、管理人が使っているのは ブラック です。
本体にはこのように2つのボタンがあります。→側のボタンを押すと、
このように懐中電灯として使うことができ、他の一般的なハンドライトと比べても遜色のない明るさ🔦。
反対側はこのようにキャップがはまっています。
これを外して先ほどの懐中電灯サイドに装着すると、
このようにLEDランタンとして使うことができます。
LEDランタンとして使うときは専用のフックが付属しているので、これでテントの天井などにぶら下げることができるわけです。
そして反対側のキャップを外した部分はというと、、、このようになっていて、スタンガンをイメージするとわかりやすいかと思いますが、この2つの端子部分に電気アークが放電されてプラズマライターとして機能するわけです。
放電するためには先ほどと反対側のボタンを押しますが、誤着火を防ぐため安全機能が採用されており、3回連続でこのボタンを押すことでアクチベートされ、放電することができます。
このように、ボタンを連続で3回押すと安全ロックが解除され赤いランプが点灯します。この状態でボタンを押すと、、、
バチバチバチバチッ・・・!!!
といって放電されます。
う~~ん、かっこいい😊
なんだか昔アニメとかで見たスパイの道具みたいだ。
近くで ふぅーーー!! と息を吹きかけても全然消えません。
充電用のポートは micro typeBで、懐中電灯側のグリップをまわすとアクセスできるような仕組み。
このようにtypeA USB⇔ micro typeB ケーブルで充電することができるので、バイクや車があればシガーソケットやUSBソケットからいつでも充電することができるわけです。
定格入力は 5V2A なので一般的な typeA⇔AC100V アダプタで充電可能です。
充電完了は青いランプ。
まとめ
さて、スパーカーいかがでしょうか?
バイクから充電できるということは、つまり燃料源はガソリンといっても過言ではありません(?)ガソリンがあれば充電することができるというのは、非常に頼もしい。
しかもランタンとしても使えるため、道具を減らすことができるし、チャッカマンのように強風で消えてしまうこともない。
これはいい道具を見つけたと思っていますので、バイクキャンパーじゃなくても、ギアの簡略化をしたい方や、バーナーなどへの着火で不便を感じていた方にもおすすめです。