【Russian Federation episode 4】暮れ行くヴォルゴグラードの街を走る

こんにちは、グレートエスケープ中の管理人です。

フロントフェンダーの修理で予定より1日多く滞在することにしたヴォルゴグラードの街を、今度はテネレで徘徊します。

ヴォルガ川沿いの散策

南北にわたってヴォルゴグラードの街を貫くヴォルガ川は、沿岸が綺麗に整備されていて住民の憩いの場になっている。

ロシアの広島というくらいで、川沿いのあちこちに展示された(たぶん)2次大戦時の戦車や戦艦。

ひときわ丁寧に、総ガラス張りのケースに囲われて展示されていた軍艦。

おそらくこの軍艦に搭載されていたであろう、V12型のディーゼルエンジン。
ハリコフ機関車工場製で、最大550馬力。

アルミニウム製のシリンダーヘッドが一部壊れた隙間から、カムシャフトが覗く。
吸排気それぞれ2バルブ、それぞれにカムシャフトが通るツインカムだ。

夕暮れのヴォルゴグラード

ヴォルゴグラードは人口100万を超える大工業都市で、製造系の重化学施設が集中している。

とはいえ市街中心は住宅や商業施設が並ぶ過ごしやすい街だった。

秋の日はつるべ落とし、あっという間に帳が下りてしまった。

タジキスタンの山々の中を駆けるのも気持ちいいけど、美しく光のひしめき合う文明の街を縫い走るのもまたいい。

つづく

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