【State of Qatar episode 8】ちょっとマイナーなのかもしれないミュージアム FBQ Museum へ

こんにちは、グレートエスケープ中の管理人です。

カタールのドーハ、そしてドーハ周辺には沢山の博物館や美術館があり、とても全部見回ることはできませんが、以前紹介したイスラム美術館とカタール国立博物館以外に、もうひとつ訪れたミュージアムを紹介したいと思います。

ドーハ中心から西へ約30km

沿岸部から西へ約30kmほどの場所にそのミュージアムはある。

途中、道の向こうに見えるスタジアムは Ahmed bin Ali スタジアム。
ワールドカップのベスト16決定戦までが行われるらしい。

ミュージアムの周辺を走ってみる

ミュージアム周辺は広大な敷地で、入口でパスポートのチェックがあった。

なにやら工事が進められているが、この建物はなんなんだろう、けっこう古そうに見えるけど、モスクかな?

そしてピサの斜塔もびっくりなくらい傾いてるミナレット。これは敢えて傾いてるのか、傾いちゃったのか、不明。

広大な敷地内には建物が沢山あって、他に観光客もいないし、どれがミュージアムなのか全然わからん。

クジャクが工事中の場所を走り回る。

日中はまだまだ暑い。それでも、8~9月だいたい45℃~48℃だったのが、10℃くらいは下がって36~37℃といった感じ。

テネレの外気温計は時おり40℃以上になる。
敷地の全貌がよくわからないので、色々なところを走りまわる。帰ってきたテネレが頼もしい。

写真を撮っていると、この立派な建物から出てきたおじさんがミュージアムの場所を教えてくれた。

Sheikh Faisal bin Qassim al Thani Museum

ダイムラー製のFerret Mk.Ⅱ装甲車が展示されているこの建物の一部が入口になっていた。

入場料:QAR 50= 約2,000円
ワクチンパスポートの確認あり

ミュージアム内は15の部屋に分けれていて、トータル約15,000点以上にものぼるコレクションが展示されている。

イスラムの伝統的な武具や家具・装飾にはじまり、衣類、雑貨、陶磁器・・・・

絵画や馬具、扉や装飾品、金物類・・・

とにかくあらとあらゆる「物」が展示されている。

一応公式では4つのメイングループにカテゴリー分けされている、となっているが どうもあまり一貫性があるような感じではない。
これらは50年間にわたって Sheikh Faisal によって収集されたもので、1998年より公開されている。

最後のホールは自動車や飛行機に化石や船まで、、、男子大好きなものが広大なスペースにぎっしり詰まっていた。

管理人もやや収集癖があるほうで、特に古い工業製品が大好きなので このミュージアムはかなり刺さった。
産油国の王が収集癖を発揮させるとここまで至るのか、と 関心してしまった。
展示スペースはかなり巨大で 古いものが好きだったりする人の所要時間はやっぱり3時間くらいかなと思う。

月~木曜:9:00~16:30
金曜:14:00~19:00
土曜:10:00~18:00
日曜:9:00~16:00

と開館時間が曜日によって変則的なので、訪れる時は注意が必要。

ミュージアムの外にあったこの倉庫、

中に入ってみると、ミュージアムには展示しきれない車が大量にストックされていた・・・

古い馬車やオーディナリー型の自転車もある。

モービル系の趣味人、なぜかナンバープレートや古いペトロール製品を集める問題は世界共通らしい。

アラビアオリックスと遭遇

日が傾いてくると敷地内の農園などが西日に照らされてとてもいい感じだった。

敷地内で飼育されているアラビアオリックスを見ることもできた。
ちょうど餌の時間だったようで、干し草を沢山積んだトラックがやってきて柵の中に入っていく。

というわけで、同じような収集癖に悩まされている方がいたら、是非一度訪れてみてはいかがでしょうか?

きっと、「あ、おれの収集癖なんて大したことないじゃん」と開き直って更に症状が悪化すること間違いないでしょう。

Aioon

おまけ

とあるレストランの一画。
半島国家で海に囲まれたカタールでは漁業も盛んなので、新鮮なペルシャ湾の海の幸が売られている。

つづく

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