【State of Qatar episode 5】テネレ復活 ~♡ for Al Badi YAMAHA & Rabban Moto

こんにちは、グレートエスケープ中の管理人です。

シェイバー油田近くで砂漠に突っ込んでしまってから、早くも40日近くが経過しました。
ドーハのヤマハファクトリーに預けていたテネレの修理がようやく終わった(待ち時間の大半は部品の到着待ちだった)との連絡を受け、引き取りに行ってきました。

 

Al Badi Yamaha へ

“Your bike is ready” の連絡を受けて工場へ向かうと、作業の終わったテネレがあった。

歪んだハンドルは交換され、キレイにまっすぐになってる。

90°曲がってしまっていたハンドルガードも修復され、剥離した塗膜も塗ってくれてる様子。右のドライビングランプは折れたブラケットの一部を鉄板で修復してくれた感じ。左とレンズ位置は合わなくなるけどまぁ大した問題ではない。

折れて雌ネジがつぶれてしまったミラーはブラケットごと交換。

フロントフェンダーはそのまま、位置だけ修正した。

右側のエンブレムとパネルの傷痕が痛々しい・・・

Al Badi YAMAHA のみんなと。
エンジンオイル、オイルフィルターの交換と駆動系の清掃・注油もやってもらった。
クラッシュ自体は良くなかったけど、こうして カタール・ヤマハの皆と知り合えて、色々とやり取りできたのは本当にいい経験だったと思う。

テネレの隣では R1 のオイル交換が行われてた。

Rabban Moto でタイヤ交換

テネレを引き取り、その足でRabban Moto へ向かう。既にタイヤは購入済で取り置いてもらっていたので、担当のWael氏に連絡をとり、ファクトリーの空き時間を聞いておいた。

Rabban Moto の店舗併設ファクトリー。
整然としていて、いわゆる町工場とは一線を画する雰囲気。
Wael氏曰く、カタール最大の2輪工場とのこと。

PIRELLI Scorpion Trail 2 前後交換。

チェンジャーを使ってテキパキと作業が進んでいく。

店舗内の風景。
カタール中のライダーが依頼してると思われる。工場内もぎっしりだし、工場の外にも整備待ちのバイクが沢山置かれていた。
確かに、この規模は信頼できるよね。

ついでに革用のクリームを買った。
West Ride の夏用グローブが砂にやられてカッピカピになっていたので、ずっと探していたんだった。
ドーハの大型モールに探しに行こうかと思っていたけど、Rabban Moto で見つかって手間が省けた。

今までのブロックパターンに比べると、やっぱり舗装路ではかなり抵抗感がなくなった気がする。

これで、気がかりだったタイヤやエンジンオイルの交換に加えて、クラッシュで受けたダメージの最低限必要な修復ができた。
車体にはずっと残る傷もできてしまったけど、これも世界旅にはつきものな勲章としてとらえることにしようと思う。

Aioon

おまけ

にゃんころ in Doha.
ドーハは野良猫が多い。そしてみんなたいてい店の前から店内を覗き込んだり、溝にはまりこんだりしている。
管理人が小~中学生くらいのころは東京にも野良猫が沢山いたけれど、ここ数年ではめっきり見なくなった。これは地域の慈善団体による野良猫の去勢・不妊処置が一役買っているようだけど、それに伴って今度はネズミが増えているなんて報告もあるようで、なかなか都市圏生態系のバランスをとるのも大変だということよね。

おまけ2

ダウン製品は定期的に圧縮から取り出して空気を吸わせている。まだまだ世話になる気温じゃないけど、シュラフやダウンジャケットの保温性を保つ上では一番大切なメンテかもしれない。

つづく

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