【Sultanate of Oman episode 1】オマーン北の飛び地 Musandam ムサンダムへ入国

こんにちは、グレートエスケープ中の元勤務医です。

ラスアルハイマより北上し、オマーンの北の飛び地 ムサンダム半島へと向かいます。
飛び地とはいえ、当然UAEとオマーンの越境を含むルートになります。

Border Point Al Dhara

Ras Al Khaimah から北上する道はアラビア湾に沿っている。ずっと海が見えるかと思ってたけど、海岸からは離れていて、海はほとんど見えない。
上の写真は道中、Union Cement Company にて。ラスアルハイマの主要産業のひとつであるセメント工業の本拠地のようなものだろうか。創業は1972年で建国とほぼ同時期にできたようだ。

40kmちょっとくらい、北上すると ほどなくして国境検問がみえてきた。ちょっとドキドキする。
ゲートには GCC Nationalities の文字しかなく、そうでない場合どうすればいいのかよくわからない。
ゲートに入って後ろに車がきたらヤバいので少し手前で停めてゲート内のスタッフにどうすればいいか聞きに行くと、左の建物に行けという。

※GCC とは たぶん Gulf Countries Citizen とかそういう感じの略で、アラビア湾、オマーン湾沿岸諸国のことをまとめて指す。
一般的には アラブ首長国・オマーン・カタール・バーレーン・サウジ・クウェートの6カ国のことだと思う。

でもってこれが「左の建物」
手続き的にはまずUAEの出国なので、出国審査棟ってところだろうか。

しかし、中の役人には
「まず通関のスタンプをもらってこい」
と言われる。

言われてみれば、国を跨ぐんだから、その都度通関ってのも頷けるけど 陸路の国境での通関って、単なるINSPECTIONと何が違うんだろうか・・・

そいでもって言われたところに来る。
確かに、Customs Inspection Building とある。
「通関のスタンプをもらってこいと言われた」と伝えるものの、逆方向に走ってきたためUAEへの入国と勘違いしている様子。
全然伝わらないのでもう一度先のDeparture Building に戻って伝わらないと伝えても、
「だからスタンプをもらってこい」
と頭をかかえて声を荒げ始める始末。
2人イミグレ職員がいたが、若い方は割と紳士に対応してくれるものの、年配の方は短気でかなわない。
少し一緒についてきて事情を説明してくれりゃあいいだろ!仕事しろよハゲ!(注:本当にハゲていた)
と伝わらない日本語でこっちも声を荒げようかと思ったけど、イミグレともめてもこっちが不利になるだけだから穏便になんとかしよう。

もう一度Customs Inspection の方に戻って、オマーンに入国するから通関スタンプをくれとしつこく説明し、ようやくわかってもらえる。
しかしスタンプっつっても、どこにもらうんだ・・・?
通関職員も
「どこに押せばいいの?」
って感じだったので、とりあえずカルネに押してもらった。

出国通関のスタンプを改めてイミグレに提出し、無事通行手形のような紙切れを受け取る。
国際免許証はけっこうしっかりチェックしていた印象。
あと、出国手数料として33.66Dhs (=約1,200円)かかった。

出国ゲート。
先にもらった通行手形の提出のみ。

入国ゲート。けっこう渋滞している。
パスポートの提出とビザの確認のみ。
GoProなどは外しておくのが吉。
このゲートを出た後、荷物の検査があったけど、特に入国通関のスタンプなどはなし。

Border Information
・Border Point : Al Dhara UAE → Oman (Musandam)
Departure
Customs Stamp on Carnet
International Driving Permit confirmed
Departure Fee : 33.66 AED
→ Pass Bill isued
Covid : NoneEntry
Visa confirmed (in the case of over 14 days)
Luggage Inspection
Covid : None

オマーンビザについて

オマーンは日本国籍でもビザが必要とされてるけど、情報によれば14日以内の滞在であればアライバルビザで事前のビザ申請は不要(特に陸路の越境の場合)。

しかし、管理人はアラビア半島北上の時期を遅らせたいし、南部のサララに行く事を考えても14日では足りないので、事前にビザを申請しておいた。

https://evisa.rop.gov.om/home#?tabId=mesa
↑↑↑
こちらがオマーンのビザ申請先で、オンラインにてeVisaの申請が可能。
返事もかなり迅速で、1週間も余裕があれば申請→発行ができる。
費用は 20OMR = 約6,500円。
中東諸国のビザ費用は概して高めかもしれない。

こちらが実際のeVisaで、スマホにPDFでダウンロードしておき、入国ゲートでその画面をみせた。
26Bという種類のビザで、30日間の滞在が可能。エントリーはシングル。有効期間はたったの1か月(申請が早すぎると無効になっちゃうので、入国2週間前くらの申請がいいかも)。

Khasab ハサブ へ

出国時に手間取ってかなり時間を食ってしまったけど、無事越境できた。

オマーンに入ってから、ADNOCはなくなり、Shellが多い UAEではまったく見なかった。
この辺の石油利権はまた調べたら面白そう。

国境をまたいでも景色はあまり変わらない。
ムサンダム半島はアラビア半島のホルムズ海峡に突き出た一番先端部分で、ハジャール山地の北西部分がもろかぶりの山岳地帯だ。

ただ、オマーンに入ってからの道は完全に海岸に出て、西側はアラビア湾がみえるようになる。

海沿いの道を走り、Khasabという街を目指す。

崖壁面に WELCOME TO KHASAB の壁文字。

Route

約80km。
ペースは非常にゆっくり。
また少し、ハサブの街に滞在しようと思う。

おまけ

オマーンの別のガソスタ al Maha.
ガソリンの費用はオクタン価95のガソリンで、実計算 0.2428 OMR/ ℓ =リッター約84円くらい。
UAEよりだいぶ安い。
最近少し円高になってきたのもうれしい。

つづく

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