【The UAE episode 16】Jebel Jais ジェベル・ジャイス山の岩肌と悪路

こんにちは、グレートエスケープ中の元勤務医です。

ラスアルハイマ中心部から離れ、北東部の山岳地帯にある Jebel Jais に足を踏み入れてみます。

どこの都市も、中心から少し外れれば すぐに荒涼とした景色へと変わっていく。
気温は相変わらず40℃前後。

ただただ砂漠が広がっているだけと思われがちな中東地域だけど、特にオマーンの北部から、UAEを経由して北の飛び地 ムサンダム半島にかけては岩肌がむき出しの山岳地帯となっている。
このハジャール山脈の最も北西に位置するのが Jebel Jais だ。

麓あたりは超大粒の砂利山といった様相で、

次第に岩肌が顕著になってくる。

Jebel Jais 山の最高峰地点はオマーン側に位置しているものの、このJebel Jais のUAE側の最高地点が=UAEで最も標高の高い場所となっている。
地図的には、オマーン側にある Jebel al Harim との区別がよくわからない。

雨が降った影響の水たまりがまだそこかしこに見られ、超ミニオアシス的な風景もみられた。

本線部分はしっかりと舗装されているけど、

脇道に入るとでこぼこの悪路が待ち構えてる。

ちょっとばかし挑戦してみるが、

やはり雨の影響でところどころグリップがきかない。
世に言う「ぬたちゅる」ってやつだ。
(世に言う というより一部のキ〇ガイ林道おじさん達の言う)

しかし案の定この有様。
まだ麓近くで気温は40℃以上。きっと大型のADVに乗ってる方なら 炎天下このフル積載状態で悪路転倒の「ダルさ」を分かっていただけるに違いない。

これ以上は進めません の図。

おとなしく本線に戻る。

ヤギが沢山いる。
野生ではなく、たぶん放牧されてるのかな 不明。

ある程度進むと、なんと通行止め。
残念!まぁこれも一期一会だよね。

動画にもある通り、途中側道から濁流が流れていた。
たぶん稀な大雨の影響で、もっと上は危険な状態なんだろうと思う。

でも、Jebel Jais の大自然を存分に感じることはできたので いいとしよう。

Be Safe Good Ride.

おまけ

どこぞの量販店でみたクーラーボックスコーナー。
UAEに来て思ったけど、こっちの冷房の威力がほんとに半端ない。クールビズとかそういう考え方は皆無で、廊下からエレベーターの中まで18℃なんじゃないかってくらいガンガンに冷えてる。
将来家を建てる方は中東製の冷房を検討してみては?とか思ったけど 意外とダイキン製だったりして。

つづく

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