こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。
テントの設営に不可欠なペグ。海外ではステークといいますが、このペグを地面に打ち込む専用のハンマーというのがペグハンマーです。キャンプに馴染みの無い方には、そんなんなんでもいいやんって思う道具の一つだと思いますが、今回は、MSRから販売されている軽量なペグハンマーを紹介しようと思います。
MSR ステークハンマー
こちらが MSR ステークハンマー。
このハンマー なんといっても特徴はその重量。
例えば、ペグハンマーとしての名品名高い 村の鍛冶屋 アルティメットハンマー はショートタイプでも 560g ほどの重量があります。
これに対し MSR ステークハンマーは 310g 程度。
柄の部分が中空構造のアルミ製となっており、これが大きく軽量化に寄与しているみたい。
ちゃんと打てるの?
問題は、いくら軽くてもペグダウンがしっかりできるのかという点。実際に鍛造ペグを打ち込むところをご覧ください。
18㎝ クロムモリブデン綱鍛造ペグ↓
38㎝ スチール製鍛造ペグ↓
このように、全く問題なく鍛造の丈夫なペグが入っていきます。ただし、
・中空の柄で反響するのか、打ち込む音が甲高い
というのが少し気になるくらい。
ヘッド部分はステンレス製のため、固い鋼のペグを打ちまくっても全然問題なし。柄の先端の方を持つと、ヘッドの重さを使ってスナップを効かせて打ち込みやすいです。
ペグを抜くときは?
ペグハンマーの多くは、打ち込むのと逆側にペグを抜く時に使えるような工夫がされています。MSR ステークハンマーも同様に、ハンマーの逆側が釘抜き形状になっており、ペグを抜くのに便利との触れ込み。
実際どうなのか、これも実際にペグを抜くのをご覧ください。
このペグは 18cm のペグですが、このように深くまで打ち込んでいても釘抜きがうまーく引っかかってストレス無くペグを抜くことができます。
こちらは38cmペグの引き抜きの様子です。やはり、しっかりと釘抜き部分が引っ掛かり、長い鍛造ペグでも簡単に引き抜くことができていますね。
ペグハンマーのペグ抜き部分って、どれもこういうカギヅメ状ですが、このような形状の場合ペグに空いた穴の部分にこの尖ったやつを入れこまないといけないので、意外と無造作にできる作業でもなかったりします。
個人的にはこのような釘抜き形状のほうが、何も考えずさっと抜けるので好きです。
栓抜きにもなる笑
これはもはやおまけとしかいいようがないのですが、ハンマーヘッド部をうまく使って栓抜きにもなるようです。まだ試したことはありません・・・
まとめ
バイクでのキャンプツーリング、バックパッカーに比べるとそこまで重量を気にする必要もないのですが、機能に支障がなければ軽いに越したことはありません。
軽さと丈夫さって、どんな道具でもトレードオフな関係ですよね。そんなか、丈夫さや機能性を損なわず、極限まで軽量化を図った道具には魅力を感じます。
ペグハンマーの重さに辟易しているキャンパーにはおすすめです👍
ペグハンマーとしての機能は斧に兼任してもらうことにしたのです。斧とペグハンマーだったら、普通は斧を削除してペグハンマーを選ぶところだと思いますが、ロマンという重さにかなうものはありません。
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