こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。
大陸移動の窓口となるロシアのウラジオストクへ渡るため、第1選択であった鳥取県堺港からの「イースタンドリーム」。しかし、日韓関係の悪化による収支の問題から、管轄するDBSクルーズフェリーが一方的に業務停止を発表してしまいました。
→【DBSクルーズフェリーが業務停止だと?!】
これを受けて、現在考えられる他の渡航手段を考えてみる。
貨物船に乗り込む
まず1つ目の選択肢としては、貨物船に乗り込むというもの。貨物船というのは、当然「貨物」を運輸するためのものであるから、クルーズ船のように乗客を乗せるものではないです。乗るのはクルーや運送関連の人間であって、一般船客を受け入れてくれる余地はまずないでしょう・・・ましてやバイクを貨物として預けるわけなので、梱包なども必要になり、フェリーで同乗するのに比べたらおそらく費用もかなりかさみそう。
タイタニック号の時代ならともかく、今のご時世マニュアルマニュアルで融通がきかないことばかり。おそらくかなり望みは薄いでしょう・・・
【トランスロシア・エージェンシー・ジャパン】
候補としては、FESCOの日本総代理店であるトランスロシア・エージェンシー・ジャパンが有力かと考えています。ECL社のRo-Ro船をつかった車両運送もサービス内容に含まれており、ロシア極東エリアに車両を運搬することは可能ですが、問題はここに「おれも一緒に乗せて!!?」が通用するかどうかです。
貨物船の航路にはウラジオストクと日本の港を結ぶものが多くあり、これに乗り込むことができればかなり万々歳。強力なスポンサーなどがあれば話は別ですが、普通に考えてこんなデカい会社が、「バイクで世界旅したいんす」なんて個人相手に業務内容に融通を聞かせてくれるわけがなさそう( ノД`)
新航路への期待
そして2つ目の選択肢は、新航路ができ 正規のルートで渡航するというものです。最も安全で、確実で、おそらく金もかからないので、是非期待したい。
19年9月のこの記事【日韓ロに新航路誕生か?】によると、韓国の束草港を中心として、北航路→ロシアのスラビヤンカへ 南航路→北九州へ という新航路が誕生すると書かれています。管轄は「ピース・クルーズ・フェリー」。乗客を乗せるものなのかは不明ですが、一応クルーズフェリーという名称から、一般船客を乗せる船舶だと予想されます。が、その後どうなっているのかは情報が見当たらない・・・ 頓挫したか??
2020年2月のこの記事【韓昌海運社の、 日本における総代理店契約の締結を行ないました】によると、日本サルベージサービスなる会社が韓国の韓昌海運社の日本総代理店になったとのこと。
やはり韓国の束草港を起点として、日本の舞鶴・ロシアのスラビヤンカ・ウラジオストクを行き来する定期航路が2020年の第三四半期をメドに開始するという。しかも、「お客様」という記載があることから、純貨物航路ではなく船客を運ぶカーフェリーらしい。これはまじで期待大です。今後、新たなプレスリリースがされ次第、実際に問い合わせ車両の持込みが可能か聞いてみましょう。
自分飛行機+ バイク船パターン
基本的には航路に拘りたい。その理由は
2.バイクの受け取りが面倒
3.雰囲気
です。
このパターンでいくと、バイクの梱包・輸送に加え自分の航空券も必要で、更に現地でのバイクの開封・受けとり作業など、いろいろ煩雑になるし費用もかかることが予想されます。別に時間はいくらかかってもいいわけなので、やはりバイクと一緒に船に乗り込んでゆったりとロシアを目指したい。
とはいえ、貨物船への乗り込みも不可能で、なおかつ今期待している新航路が頓挫あるいは管理人が出発する時にまた業務停止などとなれば、最終的にはこの手段にするしかない、、、
この場合は【スキャンウェルロジスティクス】や【AirSeaExpress】などに相談することになりそうだ。
まとめ
とにかく今は「新航路への期待その2」が実現してくれるのを祈るしかないです。昨今の国際情勢の激変を鑑みると、実現したかといってそれが長く安定して運航してくれる確約もないわけで・・・
日本が島国である以上はどうしようもない問題ですし、これに関しては代行者の力を借りなければ自分ではどうすることもできません。
まぁ、貨物船に正規外で乗り込むチャレンジというのも、もし実現できたらかなり楽しそうではあるけれど・・・・