こんにちは、世界放浪2輪旅中の管理人です。
廃墟の王、ブズルジャモニュメントを去った後 すっかり日が暮れた後に辿り着いたMotoCamp Bulgaria.
翌日、事前にオーナーに頼んでおいたオイルと、その他にもいくつかの消耗品を交換しようと思います。
ここまでのルート
MotoCamp Bulgaria
朝。
午前中は天気がグズついていた。
昨日は暗くて全然確認できなかった敷地の様子を見て回ってみる。
バイクのシートがそのまま車体ごとシートになったテーブル。さすが”モト”キャンプ。
座り心地は、まぁ良くない。
無造作に放置された古そうなバイク。たぶんソ連製。
伝統的な家屋のバルコニー軒下部分がバイク用スペースになってる。
キッチンとダイニングスペース。
敷地内には大きなガレージが2つあって、冬季の間バイクを保管しておきたい西ヨーロッパのライダーのバイクが何台も保管されていた。
その内のひとつの倉庫の2階部分は、こんな感じの 「バイク好きが集う談話室」兼 Bar みたいな雰囲気。
管理人が訪れた時は積極的に使われてる様子はなかったけど、繁忙期には賑わうのかもしれない。
バイクの一部を使ったオブジェが散りばめられてるのも面白い。
キャンプ場内に住み着いてるいたずら好きのにゃんこと、小さいクマみたいなわんこ。
モトキャンプということで、繁忙期ではないけど 何人かのライダーとも出会うことができた。
40周年特別モデルのGSに乗ったイタリアからのライダーや、
あまり馴染みの無いイタリアのBeta Alp200(エンジンはSUZUKI製) というバイク でやってきていたドイツ人ライダー。
テネレ メインテナンス
さて、まずは作業用の軒下にテネレを移動、
天気もよくなってきたことだし、作業を開始しよう。
まずはオイル交換。
今回も Motul 7100. 安心の100%合成。
次にエアフィルター掃除。たぶん、最後に掃除したのはタジキスタンでパミール高原から帰った後だった・・・
案の定、中はこの有様、もっと早く掃除してあげるべきだった、、、すまんテネレ。
スポンジフォーム専用の洗剤はないけど、可及的に洗って乾燥させた後 リオイル。
リオイル用のスプレーはイランのイスファハーンにあるBrothers Overlanding で入手して以来ずっともってる。使用頻度が少ないってのもあるけど、リオイル用スプレーと湿式フィルターでこれだけ長期運用ができるというのは、今回実体験してよくわかったことだ。
というかそもそも テネレに純正採用されてる汎用品の1WS-14450-00って、分類でいうと乾式のペーパーフィルターだよな?
となると、いわゆるビスカス式のテネレ700用エアフィルターって アフターマーケットでないんだろうか、
スポンジフォームのデリケート性と、乾式の多塵環境での濾過能力を考えると ビスカス式が一番いいんじゃないかと思うんだが・・・
リアのブレーキパッドは、まぁまだもうちょいいけそうだけど、
できるときにやっておくが吉。
スペアで持っていた RK製のパッドに交換。寿命はブレンボの純正よりも圧倒的に長い。
そして一番やりたくなかったけど、タンクを外して、ハイドロリックユニットとレギュレーター、配線類のボックスとアクセルワイヤーの固定を1か所どけて、
イグニッションコイルをはずし、
延長かましたマグネットソケットで、
プラグを除去。もう慣れたとはいえ、テネレのプラグ交換はやっぱりめんどい。
外れたプラグは・・・いい焼け具体だと思う。
これもスペアで持っていた新品に交換。
超長期の世界ツーリングでは、安心して作業できる環境を確保できる機会はそう多くない。
今回、MotoCamp Bulgaria にて 面倒な作業も含めてやっつけられたから、これでまた安心して走ることができる。
おまけ
MotoCamp 滞在中、同日に滞在していた他のライダーと Sevlievo の街まで夕飯にでかけて、イタリアンの店に行った。
なんか、こういう”ちゃんとした” ピザとかパスタ食べるの、すごい久しぶりだった気がする。
つづく