【Republic of Turkey episode 36】そしてイスタンブールへ

どうもこんつくは、グレートエスケープ中の管理人です。

ブルサの街を去り、いよいよアジアと欧州の隣接点 Istanbul; イスタンブールへと向かいます。

ここまでのルート

Yalova からフェリーに

ブルサからイスタンブールへ向かうオプションとしては、Osmagazi Bridge を渡って東側から周り込むルートもあったけど、どうやらけっこうな通行料がかかるようなので、だったらフェリー代出して最短ルートで行っちゃった方がいいし楽しくね?
ということで、70km ほど北にある Yalova; ヤロヴァというマルマラ海沿いの街に向かう。

イスタンブールに朝到着する深夜航路だったので 真夜中に出発。

事前に取得しておいたオンラインの予約画面で すんなりと手続きは完了。
バイクでの乗船者もよくいるみたいで、乗組員の方も慣れた様子だった。

ゲートを通過して、先頭でフェリーを待つ。

乗船完了。特にタイダウンはなく、センスタで立てるのみ。
続々と後続車も乗り込んで、あっという間に満車となった。管理人にとってはちょっと特別感のあるフェリー旅は、地元の人にとっては電車やバスと同じような交通インフラらしい。

海の向こうに 朝焼けのイスタンブール

船内の様子。綺麗なバーカウンターもあって、軽食は買えるけど けっこう高い。
最近のトルコのインフレは、円貯金での旅行だとなかなかきついものがある。

だんだんと夜が明けていく。

マルマラ海に浮かぶ小さな島々が見えたあと、朧朝の霞の中から ボスポラス海峡に臨む人工物たちが浮かび上がって来た。

ともすれば漫然と進んでしまう超長期の旅にも、特別な瞬間というのがある。
イスタンブールというのは、そういう意味ではひとつの転換点としてふさわしい場所じゃないだろうか。
アラビア半島からはじまって、中東・西南アジア・中央アジアを経て極西ロシア・コーカサスに至り、アナトリアを西行してアジアの終着点にやってきた。
僭越ながら イブン・バットゥータのオマージュとも言えそうなこの旅の 大きな節目である。

てなわけで、無事イスタンブールに到着。

オーバーツーリズム覚悟の普通の観光もしたいし、色々と修理したいものもある。
しばらくはイスタンブールに滞在して 休息がてら 存分に満喫しようと思う。

つづく

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