【Kingdom of Bahrain episode 1】バーレーンに入国 25kmの海上橋 Causeway を渡る

こんにちは、グレートエスケープ中の管理人です。

Hofufの街でちょっとゆっくりしましたが、再びサウジアラビアを一時出国し、バーレーンへ向かいます。

これまでのルート

UAE → オマーン → サウジアラビア → カタール → サウジアラビア → バーレーン。
ちょっとさすがにペースが遅すぎるかもしれない。

Causeway を渡る

朝、Mohammedが宿まで迎えに来てくれて、朝食に連れ出してくれた。

1958年創業の老舗ということで、Red Hasawi Bread というアラビアの伝統的なパンを食べた。
蜂蜜みたいなのはデーツのソースで、まさに蜂蜜みたいに甘く、このパンとよく合う。
首都リヤドへ向かう道中でまた会うかもしれないけど、ひとまずMohammedともお別れだ。

国境越えの日は、なんとなーく試験前日みたいな嫌な感じがある。
まだまだ慣れてない。

サウジの白バイ。
この写真だけでバイクのメーカーわかるひといますか?

越境前の給油。
VISA MASTER どっちも使えず、幸いカタール・リアルの現金が余っていたので それで支払いができた。
Gulfの近接国は、お互いの国の通貨を使えることがよくある。

途中、バーレーンとサウジを繋ぐ海上橋のある街 Al Khobar の King Fahd Grand Mosque にて。

2019年にオートバイにてサウジからバーレーンに入国したことのあるF氏の情報によると、当時 Causeway は大型バイクでの通行不可で、F氏がセローで走行しようとした際にもサウジ側の特別な許可が必要だった上に自走ではなくトラックへの積み込みが必要だったりと、かなり厄介な印象をもっていた。

が、ここまでの旅路、数名の現地人に確認したところ「今は問題なく走って渡れるよ」と皆口を揃えて言うので、まぁそれを信用して行ってみようという感じであった。
結果、橋の手前で SAR 25 =約980円 の通行料を支払うだけで問題なく通行することができた。
橋の前後は駐停車が厳しく禁止されていそうな雰囲気(と看板)が漂いまくっていたため、写真を撮る事ができなかったけど、25kmに渡ってペルシャ湾を横断する海上橋の走行は圧巻だった。

長い橋のちょうど中間地点に人口島があり、ここが出入国管理局、すなわち国境となっている。

Border Information
Border  Point : King Fahd Causeway :Toll 25 SAR

DEPARTURE
No Carnet
No departure fee
No covid

ENTRY
Carnet Required
No covid
Arrival Visa 2 weeks :  5 BD
Registration Certification confirmed
Vehicle insurance : 7 BD 1week
No stamp on a passport

今回の越境で特筆すべきはがっつりカルネの提出を要求されたことだ。
UAEの海上輸入以来初となる。
そもそもJAFのカルネ対象国リストにはバーレーンは含まれてすらいない。国境を越えるその時までカルネの有無が分からないこと、そしてJAFなどの提示している対象国リストがいかにあてにならないかがほとんど証明されたといってよい。

ただ、カルネのどこにスタンプを押してどこを切り取るのか などは全然わかっていないようで、
「ここに押して! これ切り取ってあなたが保管するヤツ!」
といった具合にこっちが説明する必要があった。

日本国籍であれば事前ビザは不要だけど、カタールが無料で8週間だったのに対し バーレーンは 5 BD(バーレーン・ディナール)=約1.955円で2週間のアライバルビザだった。
カルネの押印があった分、荷物検査が省かれるのはありがたい。
ただ、入国審査終了後の自動車保険加入にやたら時間がかかり、車が行きかう道路に挟まれてポツネンと見世物状態になった挙句、手続き完了後は夕焼け。

自動車保険は 1週間で 7 BD =約2,730円

サイドミラーにまん丸の夕日を見ながら残りのCasewayを渡るのであった。
翌日、パスポートのスタンプはどんなだろうか、と見てみると 何度探してもスタンプが無い・・・
イミグレ時に建物-ブース間を移動したからまさか押し忘れ、、、、なんてあるわけないか、と同じく陸路でバーレーンへ渡ったF氏に連絡し確認していただくと、同氏もパスポートにスタンプは無かったとのこと。どうやらスタンプ無しでデータのみの出入国管理のようだ。
ちょっと残念ではあるけど、安心した。

おまけ

バーレーンの紙幣。
1 BD (バーレーン・ディナール)=約390円。

つづく

管理人の旅を支える道具たちはこちら↓↓↓