こんにちは、グレートエスケープ中の管理人です。
テネレが戻ってくる前&戻ってきた後の散歩雑記を追加します。
どこにでもGold Souq
テネレの海上輸送をドバイで待っていた頃は “Gold Souq” とはなんぞや、何だか仰々しいキンキラキンの市場か?なんて想像していたし、実際にドバイのゴールド・スークはそうだったわけなんだけど、こうしてそれなりに中東で過ごしていると、ゴールド・スークというのは割と大きな町であればどこにでもあるものだという事がわかった。
ドーハの Souq Waqif 近く、少し南東にずれたエリアには金製品を売っている店が密集してる。
どこも同じように見えるけど、現地の人たちはどうやって店を選んでいるんだろうか。
それにしても凄まじい量の金がある。
これまでに人類によって掘り起こされてきた金の総量は、だいたい競技用プール3杯~4杯分とか。
ゴールド密集地帯から少し歩き回ると、
香水専門店や子供服、
モバイル系デバイスの雑貨店に靴屋、あらゆる日用品の店が軒をつらねる。
ドーハにも正式に(?)ゴールド・スークと呼ばれる建物があって、ここは露店ではなくモールのようになっている。
一見露店の方が賑わっているようにみえたけど、セキュリティ・スタッフが沢山いてやや入りづらかったので中の様子は不明。
ゴールド・スークの建物のすぐ奥には、カーペットなどの布製品だけが密集したエリアなんかもある。
ビビッドでキレイだけど、なかなか日本の狭い家にはあわなそうね。
Villagio Mall
イスラム美術館などがあるドーハ中心の沿岸部からだいたい6kmくらい内陸にはいったところに、ヴィラッジオモールという巨大なショッピングモールがある。テネレが戻ってた後も、少し余剰で持て余した時間を使って見学に行ってみた。
入館に際して、ワクチンパスポートの提示あり、ちゃんと内容を確認している感じはなし。
※館内カメラでの撮影は禁止といわれたので、仕方なくスマホ撮影。スマホがOKでカメラがだめなのは、たぶん「明らかに写真を撮ってる感」がだめなんだと思う。特にファミリーエリアにおいて、この風潮がよくある。
入ってまず驚くのは、ショッピングモール内に運河が流れていること。
ヴェネツィアをモデルにしているんだろうか。空のように見えるのは装飾で、モール全域に青空が広がっている。ショッピングモールっていうか、もうほとんど小さな街。
通路は放射状に八方へ伸びていて、それぞれの通路には日用品やレストラン、モバイルショップなどが延々と並んでいる。
運河にはゴンドラも流れていて、乗船することもできるみたい。
運河に沿って歩いていくと、やがて終点らしきとこに着くけど、そこから更に通路や店はつづき、もはや全容は全く把握できない。
モール内に遊園地があった。
“GONDOLANIA”
ヴィラッジオモールのは特に大きかったけど、中東のモールには簡単な遊園地みたいなのが併設されていることが多い。大家族・子沢山の国ならでは、なんだろうか。
とある一画は明らかなハイブランドが軒を連ねまくっているではないか。
急に騒がしくなったと思ったら、モール内のスケートリンクで地元のホッケーチームの練習がはじまった。
モールのすぐ隣に立つ The Torch .
バイク旅的にはちょっとアンバランスなところではったけど、モールの美しさや作りこみは十分立ち寄って楽しめる場所だと思った。
特に女性は長居できるんじゃないだろうか。同行の男性陣はうたた寝できるソファがそこかしこにあるので、それを使えばよし。
Al Wakra 地区の Souq Waqif
以前の記事でドーハ最大の観光スポットであるスーク・ワーギフを紹介したけれど、そこから南東に約15kmほど行った Al Wakra というエリアにも同じ名前のスークがある(Google map 上で同じ名前がでるだけで、実際の名称は Al Wakrah Souq なのかもしれない。)
こちらのスークは海に面した一画で、敷地は中心地のスーク・ワーギフよりも広い(と思う)。
海側のエリアは明るく、人も多いしレストランが多い印象。
日が暮れてくるとそこかしこがライトアップされてまた雰囲気がある。
中心の方のスーク・ワーギフ程人多くないので、割とゆったりできる。
ビーチとして整備されているので、海にはいって楽しんでいる家族も沢山いた。
10月半ばになってもまだまだ日中は40℃になろうかという日があるので、海水浴シーズンは長い。
海沿いから迷路のようなスーク内部にはいっていくと、人通りはほとんどなくなる。
この一帯は Al Wakra Heritage Village として整備されたエリアで、中には歴史的建造物として保存されている建物もある。
ひとつひとつの扉の中には更に中庭のようなスペースが広がり、そこに更にいくつかの店がある。
スパイス屋だったり、雑貨屋だったり、ペットとしての鳥を売ってる専門店や食肉店なんかもある。
海からちょうど反対方向につっきって行くと、
一帯の裏側にでる。こっちは人も店も少ない。ただし静寂でとても雰囲気がいい。
ヘリテージヴィレッジの裏側は大通りとなっていて、向こうに Hamza ibn Abdul Muttalib mosque が見える。
アル・ワクラはドーハに次いでカタールで第2の都市で、特に最近では観光に重点を置いた開発・投資が盛んにおこなわれてきた街なので、もっと深掘りしてみても楽しいかもしれない。
おまけ
日本ではあまり見ないけど、中東にきてからよく見かける車ランキング。
1位:KIA motors. 韓国のメーカー。
2位:Hyundai 韓国のメーカー。日本でもたまーに見かける。
3位:GAC motors. と Geely motors. どっちも中国のメーカー。とりあえず管理人は日本では一度も見たことがない。
5位:MG イギリスのスポーツカーブランドで、日本でもたまに見るけど 中東では割とよくみかける。アストンマーティンとかロールスロイスは首都近郊で路駐されてるのを1台見たか見ないか、、、ジャガーも同様。
フランス車はルノー、シトロエンを稀にみるくらいで、プジョーは今のところ皆無。
ランボルギーニ、フェラーリはマスカットやドバイで散見したけど、フィアットやアルファロメオといった大衆イタリア車は見ない。マセラティも今のところ見ていない。当然ランチアも見ていない。
ドイツ車に関しては、ベンツ、BMW、アウディ共にわずかに見るくらいだろうか。
パトカーはトヨタ。そして単純に見かける車のランキングでいえばトヨタが2位以降を引き離してぶっちぎりの1位。
トヨタ>>ニッサン>ミツビシ、ホンダ>KIA>スズキ>HYUNDAI>GMC、フォード>シボレー、スバル、ダイハツ って感じだろうか、まじ適当ですが。
数でいえば圧倒的に日本車が多いけれど、シボレーのカマロとかフォードのマスタング、あとはGMCのごついアメ車もけっこう人気。
つづく
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