こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。
今回も、少し旅先での防犯対策を考えてみようと思います。
大前提として
「本気で盗む気のヤツ」や「業者、プロの窃盗団」
に狙われたらお終いでしょう。GPSトラッキングなどで追跡できたとしても、初動で盗まれるのを防ぐのは不可能といっていいと思います。
気づいたころにはもう港でコンテナの中だったり なんて話はよく聞きます。
その辺に関してはもはや運みたいなもの。
そこら辺歩いてるだけでも暴走トラックに轢き殺されるかもしれないわけで、そんなことまで気にしてたら何もできません。
大事なのは
「警戒してるぞーー」というアピール。
ディスクロックや、今回紹介するバイクカバーも、こっちは警戒してるから出来心で盗もうなんて気起こすんじゃねーぞ という牽制の意味合いが非常に強いと思います。
Doppel Ganger ツーリング・ハーフカバー
ぼくが普段使用しているのが、
ドッペル・ギャンガーのツーリング・ハーフカバー
雑誌で紹介されていてずっと気になっていたのですが、半年ほど前に購入し、使っています。
リンク先に詳細がありますが、一応まとめると、
・ツーリング先での使用を前提に設計されていて使いやすい
・パニアをつけたままでもカバーできるようになっている
・ハンドルロック状態を想定した立体設計
といった感じでしょうか。
フルのカバーだとけっこう嵩張って、収納もそれなりになってしまいますが、ハーフだとこの通り、シュラフカバー程度の大きさなので、あまり荷物になりません。
では、テネレ700ではどんな感じか、また、ホムセン箱で製作したトップケースやジャイアントループのRTWパニアとの併用はどうか、みていきたいと思います。
Tenere700×Doppel Ganger touring half cover
まずはトップケースとパニアをフルで装着した状態ではどうでしょう。
この状態だとご覧の通り、パニア付近は全くカバーされません。
トップケースがテンションを取り過ぎて、車体後方上部もだいぶ空いてしまいます。
ただし、この状態でもバイクがタープの下にあるようなものなので、かなり雨をしのぐことはできます。
防犯的には・・・あまり意味ないかも。
トップケースもパニアも外すと、こんな感じでしっかりハーフカバーしてくれます。
パニアだけだったらどうでしょう。
これなら、なんとかパニア上部を含めてしっかりと全体を”ハーフカバー”できました。
この状態では、
フロントフェンダー部をバックル固定し、
リアカウル下でドローコードとバックルでサイズを締めて
左右の固定用ベルトを車体下に貫通させて固定(本来は別途のベルトと併せて車体と固定するもの)
しています。
いまのところ、人目につく場所で長時間駐車する際は、トップケースをはずしてこんな感じにしておくのが良いかなぁと考えています。
他、細かいところ
ミラー部分はベンチレーション・メッシュになっていて、カバー内部の過度な蒸れ防止&強風の巻き込み防止になります。
カバー左内面にはポケットがありますが、、、今のところ使い道はなし。
カバーには3つこのような取っ手がついています。普段の取り回しでははっきり言って不要ですが、風がある中でカバーを干す時などは重宝しそうです。
カバー後方にあるD環ですが、これがイマイチ。
今回のケースでは、これをひっかけるとしたらちょうどパニアバッグになるわけですが、D環が引っ掛けられるような突起はありません。
環状ではなく、フック形状にしてくれればパニアの底部分やベルト、バックル類に引っ掛けられるのに・・・ という感じです。
収納は非常にコンパクトで、ジャイアントループのパニアポケットにジャストフィットです。
まとめ
ドッペルギャンガー ツーリングハーフカバーの個人的👍なとこをまとめると、
・けっこう防水性能も高く、ホムセン箱つけた状態でテント状態でかぶせてもシートやタンクバッグの濡れはかなり抑えられる。
・そして生地が乾くのが非常に早い。ずぶ濡れのまま陰干ししとけば数時間で乾く。
・ミラー部分の目印のおかげで、設置が非常にスムーズ(無地のフルカバーだとどっちが前でどっちが後ろかと手間取ることがある)。
・テネレの車格でも、パニアをつけたままぎりぎりパ上部までカバーできる。
逆にイマイチな点を挙げると、
・収納袋の耐久性に不安あり。チャック部分の縫製がいずれ破れてきそう。
・防水バッグの中にでもしまわないと収納袋ごとずぶ濡れになってしまい、そのまま放置すると臭くなる。
・テネレのことを考えると、もう少しだけサイズが欲しかった。
といった感じです。
キャンツーにタープを持っていく方は、タープをぐるぐる巻いてバイクカバー替わりにすることができると思いますが、ぼくはタープは持っていないので、今のところはこれでカバーしようかと考えています。
テネレでここまでいけるので、ほとんどの車種ではパニアごとカバーしてくれるのではないかと思います。
キャンツー用のカバー検討されてる方は是非!