【Tenere 700 カスタムはいかに】新型テネレ700のアクセサリーを追及する。

こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。

【Tenere700 ついに日本でも公式リリース】で紹介した
新型Tenere700。
デュアルパーパスが見直されつつあるとはいえ、まだまだアドベンチャーバイクの地盤がゆるい日本で、果たして商業的に成功するのか多くの販売店が疑問をもっていたようですが・・・・(そもそも商業的成功を狙ってない!?)
その予想をピレリのブロックタイヤでぶっ潰すかのごとくファーストロット(1次出荷)がみるみる完売するという事態に・・・!

そして買っちゃった

というわけで、ファーストロット 注文しちゃいました。
「え?世界旅の相棒そんな衝動的に決めちゃっていいの??」
と思われるかもしれませんが、
いえいえ、衝動的ではありません。
スーパーカブからアフリカツインまで、様々なバイクを悩みに悩み、その中で現れた新型テネレ700。
結局、全ての条件を満たすバイクというのは無くて、
アフリカのダートだったら低排気量オフ車がいいし、
シベリアの広大な道路だったらBMWのGSが気持ちいいだろうし
パーツアベイラビリティを考えたらカブがいいだろうし・・・・・
でも、新型テネレはそれらをバランスよくクリアしてくれていると思います。なにより、開発陣のコンセプトが心を打つ。
ということで、積載の問題やギアの問題など含めて、先にバイクが決まったほうがいろいろと考えやすい面も多いわけで、思い切って注文するに至った というわけです。2次出荷は10月以降、しかも受注体制になるというから、モタモタしてる暇はない!

Tenere700 復習

19モーターショーにて

詳細は【Tenere700 ついに日本でも公式リリース】に記載していますが、改めて バイク世界旅の相棒としてテネレ700のスペックを復習します。

✓700ccという排気量は高速巡行でのストレスが少ないだろう
✓ガソリン満タンで205kgという車重は、重いが、重すぎない
✓エンジン特性や各スペック含め、オフロードでの酷使を前提につくられている(オフ9割とも)
✓ABS以外の電子制御を排除し、非常にシンプルに仕上げられている
✓シート高はやや高いがサスの馴染みや積載を考えれば、全然無理がない足つき
✓ガソリンがレギュラー指定なので汎用性が高い
✓無補給航続距離が長い(350km前後か)
✓チューブタイヤはパンク修理が面倒だが、反面シビアなトラブルに強い
✓キャリアやパニアなどのオプションが充実し、積載性が高い

デュアルパーパスを謳って販売されるアドベンチャーバイクは多いですが、実際はオン・オフどちらかの性能に偏っていることが多いのが事実。
しかし、新型テネレは開発陣曰く「9割近くオフ」という驚きの割合で開発されたといいます。プロモーションビデオを観ても分かるように、悪路の走破性が凄まじい(とはいえプロモで運転してるのはプロか・・・)。
かといって舗装路がだめかといわれたら、走ったことないからなんともいえないわけだけど、MT-07ベースの700ccエンジンなわけで、だめなわけがない。万能な並列2気筒なので不快な振動も少ないだろうし、十分舗装路での高速走行もストレスなくこなすことが予想できる。
まぁ何を言おうがもう買っちゃったんだから、このバイクで行くしかない(←このスタンスが大事)。
というわけで、前置きが長くなりましたが、世界旅に行く上でのテネレ700のカスタムをけっこう細かくみてみましょう!

YAMAHA純正かTOURATECHか

おそらく、今後も多くのメーカーからテネレ700用のアクセサリーパーツなどが販売されることかと思いますが、今回はアドベンチャーバイクカスタムの雄、ツアラテックのパーツをみてみようと思います。その上で、ヤマハの純正にしておくか、ツアラテック他サードパーティからのものを選択するのか、よく考えてみることにしようと思います。

先日訪れたツアラテックジャパン

ヤマハ純正のアクセサリーはコチラ
ツアラテックのテネレ用パーツ本国サイトはコチラ
ツアラテックジャパンのテネレページはコチラ

TOURATECH2020カタログ

これが、ツアラテックジャパンでいただいた2020年版カタログ。
テネレ700のページをみると、、、、

こんな感じの見開きです。うーーん これだけでワクワクが止まらん。


じゃあ、まずは1ページ目から。

このページにあるものを見ていきましょう。

ナビホルダーブラケット

¥8,668
HPより
「GPSやスマホホルダー、コマ図ケースなどを取り付けるのに最適なブラケットです。メーター上は最も視線移動も少なくライディングへの影響は最小限です。
ラリーマシンと同じ位置です。」
➡え?これいる?純正でブラケットついてるのに更にそこにブラケットつける意味って、、、位置を更に上にしてスタンディングの時の目線移動を最小限にするってこと??誰か分かるひといたら教えて!これはいらない。

ハンドルバーライザー

$89.95 日本HPに記載なし
わたくし訳
「バーのポジションが2cm高くなることでよりアップライトポジションになって楽だしリラックスできるよ。特に背の高いひとは特にスタンディングポジションもとりやすくなるよ」的な。
➡まぁ、不要でしょう。そんなに背高くないし。

ハンドルマウントブラケット

$79.95 日本HPに記載なし

こちらはハンドルバーライザー装着用。
¥8,052
HPより
「ハンドルバークランプに12mmのパイプを追加できます。GPS,スマホなど様々なアクセサリーを取り付けるベースとなります。ブラケットはステンレス、パイプはアルミ製です」
➡これは一般的な位置としてアリかも。でも、この位置にスマホつけたらマルチビューモニター見えなくね?それに、純正のブラケットにスマホつけられたら、とくに必要ないか。。。今のところは不要。

ヘッドライトガード

¥15,279
HPより
「ヤマハ テネレ700の特徴的な4眼のヘッドライトを守ります。転倒だけで無く、飛び石でも破損しやすいヘッドライト。一度破損すると夜間だと走行に支障が出るだけで無く出費も20万円前後と非常に高価です。また、デザイン的にもより力強いオフロード/アドベンチャールックを実現します。材質はアルマイトアルミ簡単に外せるクイックリリース機構付きです」
➡んーーーどうなんでしょう。壊れちゃったら20万だよ!といわれると確かにあったほうがいいように思えてしまう。でもおそらく転倒は絶対するので、これはあったほうがいいかなぁ・・・先輩ライダーに相談案件。なにより、見た目がかっこいい。

ハンドプロテクタ

¥15,389 ブラックとホワイトがあり
HPより
「TOURATECH製のGDハンドプロテクター高強度プラスチックで作られているために軽量で、それでいて十分な頑丈さを持ちます。転倒の際にはしなることで衝撃を逃がし破損しにくいよう設計されています。単体でも雨や風に対してハンドフェアリングとしての効果は十分にありますがオプションのスポイラー(01-040-730x-0)を追加することでそれはさらに向上します。ハンドプロテクターとスポイラーの色は自由に組み合わせることができるのでカラーはブラックとホワイト。あなただけのスタイルをぜひ見つけてみてください。」
➡純正のナックルガードより確かにちょっとカッコイイのが嫌な感じ笑でもこれは要らないかな、純正のガードで十分。

フェアリングガード

¥35,200 ブラックとシルバーがあり
HPより
「テネレ700用のアッパークラッシュバーは車体デザインと融合し、テネレ700のスポーティー感を損ないません。特別な構造は衝撃を分散しラジエターとカバーを保護します。」
➡これは必須か。派手に転倒した時のことを考えると、車体へのダメージが雲泥の差になる。万が一オイル漏れなどが生じたら、走行そのものが不可能になる可能性もあるので、予防線としてはあったほうがいいだろう。

エンジンガード

¥35,200 ブラックとシルバーがあり
HPより
「ツアラテックのエンジンクラッシュバーは重要なエンジンサイドパネルへの最高のプロテクションを提供します。スリムな設計はバンク角に影響せず、シングルトラックのオフロードから峠道まで最高のライディングをもたらします。美しく仕上げられたシルバー/ブラックの外観はテネレ700を引き立てます。極限までスリム化されたデザインは車体デザインと調和します。また、衝撃を分散させる構造になっております。取り付けは簡単です。アッパークラッシュバーと組み合わせれば最強です」
➡これもやっぱあったほうがいいだろうなぁ。フェアリングガードと合わせれば、転倒時への車体ダメージは最小限で済みそう。あとは、車体サイドにバーがついていると、いろいろくくりつけられて積載性もupするし、、、

ちなみにヤマハアクセサリのエンジンガードは、、、、

¥44,000
➡これはツアラテックさんの店員さんと話していて確かに、と思ったのが、この構造だと横から強い力がかかったときパイプが内側に入ってしまう。ツアラテックのは左右が連結された構造になっているので、そのような心配がない、、と。
確かに、言われてみれば、、、

更に、OutbackMotortekからもこのようなエンジンガードが

$425
➡鮮やかな赤がかっこいいけど、これだとクランクケースカバー覆ってないよな・・・


2ページ目

スキッドプレート

¥36,300 ブラックとシルバーがあり
HPより
「テネレ700の開発ではヤマハの開発者は現実的にオフロードを楽しめるバイクを指標としました。ツアラテックではそのオフロード性能をさらに推し進めるパーツを開発します。ツアラテックエンジンガードはその機能と強さを高みに押し上げます。包み込むようなツアラテックエンジンガードはエンジンブロック下部のダメージを防ぎます。4mm厚のアルミのベースプレートに4mm厚のステンレスプレートを組み合わせることにより衝撃を効果的に分散緩和します。これらのプレートによりグラウンドクリアランスが制限されることはありません」
➡これは、、、純正のスピットガードとの違いはなんなんでしょう?厚みが増して、カバー範囲が少し広い 的な?不要かな。

OutbackMotortekからはこんなのが

$250
➡4mm厚のアルミ製というのはツアラテックと同じだが、いかにも粗野な感じの作りが逆に好感を持てるデザイン。が、不要。

チェンガード

¥14,168
HPより
「Tenere700用のツアラテックチェーンガードです。ステンレスとアルミで出来ており、比較的軽量ですが純正のプラスティック製のものよりもずっと強靱です。見た目もツーリング/エンデューロバイクとしてのテネレ700によりマッチします。取り付けは既存のポイントを使うため非常に簡単です。」
➡んー純正はプラ製だったのか😨確かにチェンガードってバイクを構成するパーツの中でもチープな印象になりがちではあるので、メタル製のチェンガードというのは魅力的ではあるが、、、不要で。

チェンガードには肉抜きされたスポーツタイプも。
¥11,000
HPより
「純正品よりも軽量でスリム。よりスポーティーです。レーザーカットされたアルミニウム製でチェーンが切断したり外れたときにも安心です。純正と同じ取り付け穴を使用するので取り付けは非常に簡単です。また、見た目もよりクールになります。」
➡確かにかっこいいしクールだ、でも今のところ不要。

ヤマハアクセサリのチェンガードはというと

¥18,150
➡これもレーザーカットのアルミ製。てかヤマハ純正のアクセサリは高いなぁ 全体的に。

ブレーキシリンダーガード

$44.95 日本HPに記載なし
わたくし訳
「テネレ700のリアブレーキシリンダーはガードされてないから、簡単に傷ついちゃうし、汚れちゃうよ。2mmのステンレス製ガードでシリンダーとブーツをガードして、オフロード走る時もブーツがひっかかるのも防ぐことができるよ」的な。
➡んーーーこんな奥まったとこにあるものがそうんなに傷つくことなるのかな?ちょっと重要性の判断ができません、要相談案件。

ABSセンサープロテクション

$27.95 日本HPに記載なし
わたくし訳
「ABSセンサーは安全面でとても大事だけど、すごく傷つきやすいよ。1.5mmのステンレス製プロテクターで守らなきゃね」的な。
➡これも重要性が?。そもそもずっとABSすらないバイクに乗ってきたし、最悪ABSセンサー壊れてもよくね?くらいに思ってしまうけど、どうなんでしょう。要相談案件。

アドベンチャーフットペグ

$189.95 日本HPに記載なし
わたくし訳
「52mm幅で4mmの薄さのステンレス製でブーツにやさしい。グリップに優れていながら清掃性が高い。薄いから地面とのクリアランスが十分。地面からの衝撃の影響を受けにくい。取り付け部分も強化されてる。」的な。
➡確かに薄くてかっこいいが、不要でしょう。純正ペダルは樹脂のようなパーツでペダルが埋まっているように見えるけど、たしかにこれだとダートが詰まるのかな・・・でもまぁ詰まったところで機能しなくなるわけでもないし・・・。

ヤマハアクセサリにもペダルがあり、、、

¥22,000
12のポジションに調整可能とのことだが、、、、乗っててそんなペダルの位置調整したくなりますか?なったことないんだけど・・・。純正はこれの調整できないバージョンってことなのかな。

ブレーキペダルエクステンション

$44.95 日本HPに記載なし
わたくし訳
「ブレーキペダルエクステンションを装着することでペダルを踏みやすくなるし、操作も著しく楽になるよ。電解研磨のステンレス製」的な。
➡なんか転倒の時に曲がったりしそう。ブーツの種類にもよるんだろうけど・・・これも要らないなぁ

サイドスタンドエクステンション

$69.95 日本HPに記載なし
わたくし訳
「接地面積が2倍以上あるから、これで倒れたマシンを引き起こす必要がなくなるよ」的な。
➡サイドスタンドエクステンション自体は絶対あったほうがいいと思うけど、雑誌の付録でも十分機能するものに8000円近い出費はちょっと・・・
これは自作の予感。ということで不要。

ワンピースシート

これは、USA HP にも日本HPにも記載なし?
カタログを読むと、ここだけ”Tenere700″ではなくて”T7″という記載なので、もしかしたらT7用なのかな??
あるいは日本HPにあるこれのことか??
クールカバー

¥11,825
HPより
「Cool Coversシートカバーは、あなたのバイク用シートのエアコンのように機能します。98%の通気性でお尻の下に空気が流れるので熱がこもるのを防ぎます。シートが直射日光で熱くなったり雨で濡れても快適に保ちます。車種ごとの専用品なのでシートにぴったりフィットし脱着が容易です。
・座席の間を流れる空気で運転しながらの恒久的な冷却
・雨が降ってもお尻が濡れにくい
・通常のシートとは異なり強い日差しの下でも熱くなりにくい
・紫外線に強い
・工具(マジックテープとゴムバンド)なしで簡単に設置
・洗濯可能
・スマートな見た目
※ライダーシート用はスタンダートおよびローシートに適合
*ラリーシート用もあります」とのこと。
➡いずれにせよ不要そう。

ヤマハアクセサリでシート関連は、、、

クールメッシュシートカバー
¥8,690
「着座時にシートとの隙間を残し通気性を確保し、涼しさを保ちます。
また炎天下駐車後の乗 車でもシート表面の熱さを低減します。スタンダードシート&ローシ―トに装着可能。」とのこと。
➡まぁ、不要ですかね。あったらいいんだろうけど、荷物になるし。

パッセンジャーコンフォートシート
¥30,250
「シートウレタンの減衰特性をグレードアップした長距離ツーリング時に適したパッセンジャー用シート。快適性向上だけでなく、装着することでよりスタイリッシュに見せることができます。」とのこと。
➡言うまでもなく、パッセンジャーいないし、不要。

 


3ページ目

UNI エアフィルター

$89.95 日本HPに記載なし
わたくし訳
「このエアフィルターを使えばエアクリーナーボックスに塵などの残りがなくなるよ。しかも洗って何度も使うことができるから、エンジンだけじゃなくて財布にも優しいよ」的な。
➡エアクリーナーは予備パーツとして考えていたので、洗って何度も使えるというのはありがたい。が、実際アフリカの赤土など詰まった状態で、本当に洗って何度も使えるものなのか。これは要確認だ。

REMUS Black Hawk スリップオンマフラー

金額不明
これも、USA HP にも 日本HP にも記載なし
わたくし訳
「・カーボン製の排気カバー
・非対称六角形のフォルム
・パワーとトルクがアップ
・スーパーサウンド(ってなんやねん笑)
・エキパイへのコネクター付属」とのこと。
➡いや、純正でいいや。

フロントフォークスプリング
リアショックアブソーバー など

このあたりはなんだか込み入っていて、よくわからないが、自分なりの解釈をまとめてみる。以下全て日本HPに記載なし。
まず登場人物は

プログレッシグ・フォークスプリング

$229

プログレッシブ・フォークスプリング -35mmバージョン

$229

プログレッシブ・リアショックアブソーバースプリング

$149

リバーシング・レバー(おそらくローダウンリンクのこと?)

$個別販売なし?-35mmフロントフォークスプリングとのキットのみか

リアショックアブソーバー EXTREME

$1795

リアショックアブソーバー EXTREME -35mmバージョン

$1795

リアショックアブソーバー EXPLORER HP

$1195

リアショックアブソーバー EXPLORER HP -35mmバージョン

$1195

おそらく、登場人物はこの8人。あとはフォークオイルと潤滑油でしょう。
で、こいつらの組み合わせですが、カタログとUSA HPを見比べる限り、

✓ローダウンをしない場合
フォークスプリング
リアショックアブソーバースプリング
リアショックアブソーバー Extreme
リアショックアブソーバー Explorer HP
の交換オプションがある

 

✓-35mmローダウンをする場合
-35mmフォークスプリング
-35mmバージョンのリアショックアブソーバーいずれか
リバーシング・レバー
を全て併用する必要がある

という解釈で、たぶん合ってると思いますが、、、、

ノーマルのフロントフォークスプリングと、リアショックアブソーバースプリングはキットになっています。
$389
フロントフォークスプリングとリアショックアブソーバースプリングの金額の合計よりも高いのはなぜ??わからん。

また、-35mmフロントフォークスプリングとリバーシング・レバーもキットになっています。
$349
ということは、リバーシング・レバーは単体で$120ってことになるのか・・・・?

➡ここまでまとめておいてなんだが、サス関係は全部純正のままでいいや。ということで不要。

ヤマハアクセサリのノーダウンはというと、
ローダウンリンク

¥11,880
リアサスのリンク長を変更し、シート高を約18mm下げることができる。

ローシート

¥27,500
約20mm座面を下げることができる。

➡これら2つを併用することで、約38mmローダウンすることが可能。注文時にローダウンモデルとして注文すれば、なぜかノーマルと同じ金額で注文できる。
が、結局 ぼくの身長であればサスの馴染みと積載による沈み込みを考慮して不要と判断。

フォーク・カートリッジ・コンバージョン

$1795 日本HPに記載なし
わたくし訳
「純正のフォークにそのまま装着可能で、フォークブリッジ、ハンドルバーマウント、ブレーキ、ホイール、ハンドルなどのジオメトリーはそのままなので、他の改造をする必要はありません。頻繁に変わる路面状況やラインディングのシチュエーション・極限状態に耐えうるように設計されています」的な。
➡当然ながら不要。勿論興味あるし、乗ってみたいけど、ここにこれだけの出費をするわけがない!


4ページ目

タンクバッグ

アンバート Exp

¥33,000
HPより
「「アンバート」タンクバッグは車種別専用のアタッチメントを用いて取り付けられるため優れたフィット感があります。それは長い高速道路を座ってライディングしていても、ハードなオフロードでスタンディングしていても、あるいはバイクから降りて押し引きをしている時でさえも。もちろん給油の際は簡単に取り外すことできるので煩わしさとは無縁です。キャンプ前の買い出しで荷物が増えてもオールラウンドファスナーにより簡単に容量を増やすことができます。ふいに訪れる雨からはテフロンコーティング(耐熱、耐摩耗、非濡性に優れた米デュポン社特許のフッ素樹脂コーティング技術)が水滴をはじきます(完全防水ではありません)。耐摩耗性に優れたコーデュラ1100デニール(米インビスタ社認証生地)をドイツKAHEDO社の職人によって丁寧に作り上げられたバッグはとても頑丈で、あらゆるシチェーションに耐えうるでしょう。日頃の使い勝手にも配慮がなされています。よく使う小物を入れるポケットが外側左右にあり、蓋の内側には小さなアイテムを仕分けておくポケットとペンなどを差しておくスペースがあります。ケーブルポケットが1か所あるのでタンクバッグ内の携帯電話をアクセサリーソケットなどを通じて充電する際のケーブルの取り回しが楽になりました。 付属のストラップによりショルダーバッグとして、あるいはリュックサックとして背負うことができるためバイクから降りてからの利便性も高くなっています。マップケースは大きな開口部を備えており折り曲げたツーリングマップルであってもすぐに取り出しめくることができます。その間にグローブは手前のコードで挟んでおくとよいでしょう。3M社Scotchlite反射材パネルを備え夜間の被視認性をも有するこの「アンバート」タンクバッグはまさに旅するライダーにうってつけのアイテムです。なお使用されている生地はOEKO-TEX Standard 100(世界24カ国の試験研究機関で構成されたOEKO-TEX共同体によって認定される繊維製品の国際的安全基準)の認証を受けており健康を害する恐れのある物質が含まれていないことが示されています。」とのこと。

アンバート Pure

¥21,703
HPより
「ミニマリストのためのタンクバッグです。日帰りツーリングには十分なスペースがあります。ドリンクや地図、スマホ、財布を入れておくのに際できです。
また、オフロードライディング時にもライダーの動きを邪魔しないのでオススメです。車種別のフィッティングキットが付いているのでしっかり取り付けられます。コーデュラ使用。内部は防水処理がしてあります。デュポン社のナノテクノロジーを使用しています。洗濯可能。バイクから外した時用のキャリングハンドル付き。地図ケース付属。」とのこと。

➡タンクバッグなどは基本的に完全防水であって欲しいのでこれらは却下。収納としてはとっても使いやすそう。でもアンバートExpとかでかくてこれじゃあモニターとか全然見えなくないか??

ハンドルバーバッグ

$129.95 日本HPに記載なし これは汎用モデルですね。
わたくし訳
「耐水、防塵のワイドジッパーでメインの収納部に簡単にアクセスできます。最も強調したいのは、このバッグはライダーの動きやライディングを一切邪魔しないことです」的な。
➡やはり、完全防水ではないので不要。

クラッシュバーバッグ

$229.95 日本HPに記載なし
わたくし訳
「もしアッパークラッシュバーを装着しているのであれば、これは素晴らしい収納になります。ちょっと出かけようという時、飲み物や防水のギア、スペアのグローブなどを気兼ねなく収納できます。このバッグはテネレ700のアッパークラッシュバー専用に設計されています。どんな状況でも外れる心配のないよう装着できますし、ほかのソフトラゲッジやタンクバッグなどと併用可能です。」的な。
➡ドイツ製の高強度コーデュラというのも魅力的だし、クラッシュバーに積載を追加できるというのも魅力的だけど、いまのところは不要ということで。

トップケースリアキャリア

¥26,587 ブラックとシルバーがあり
HPより
「ステンレススチールの堅牢な作りのトップケースキャリア。設計/デザインはテネレ700の特性に合わせて行われました。専用設計のブラケットは4カ所で保持され非常に強い構造となり最悪の環境でもしっかりと荷物を守ります。タンデムライダーグリップも一体化されています。ZEGA Topcase XXL,38L,25Lに使用できます。通常のリヤキャリアとしても機能します。タンデムライダーには干渉しません。取り付けは簡単です」とのこと。
➡当初はトップケースを使うつもりではなかったので不要と考えていたが、ツアラテックのトップケースリアキャリアは後述のパニアフレームと併用可能だし、店員さんと話した結果普通のダッフルなどを積むにも絶対あった方がよいとのこと。まぁ店員さんはそう言うよね とはいいつつ、テネレのテール形状はけっこうモト車寄りで細くなってるので、まぁあった方がいいよね。

パニアフレーム

¥46,046 ブラックとシルバーがあり
HPより
「テネレ700用のパニアフレームです。ZEGA-EVO, ZEGA-PRO, ZEGA-PRO2,ZEGA MUNDOのパニアケースが使用できます。また、サイドバッグエンデュランス「クリック」の使用も可能です。アドベンチャーバイクパニアケースNO.1の品質。強靱な18mm径のステンレスパイプで構成されており、万が一の転倒などでも旅を続け家まで帰る事が出来る信頼のパニアフレームです。取り付けはボルトオン。タンデムライダーへの干渉はありません。31,38,45リットルパニアケースに対応しております。写真のリヤキャリアは別売りです」
➡これは必要でしょう。【パニアバッグをソフトにするか、ハードにするか】という問題もまだ残っているけれど、どっちにしろキャリアはツアラテックのがよさそうではある。ツアラテックジャパンの店舗ではGSに取り付けられたパニアフレームの後ろ側で左右繋がったバーを持って軽々と持ち上げる様子を見せてもらった。あ、そういう使い方もできるのね。

ヤマハアクセサリは、
リアキャリア

¥37,400

サイドケースステー

¥46,200
➡これら2つのリアキャリア・サイドケースステーの併用ができないというのがネック。パニアケースをつけた上でテール上にも積載したい場合はどうすればいいのだろうか。そのまま積めばいいのか。あと、高い。ツアラテック製品が代理店からじゃないと買えなくなったことを鑑みても高い。ということで不要。

OutbackMotortekからは

リアラックコンボ

$260
パニアラック

$220~$309(Xフレーム付き)
➡これも魅力的なラックだ。フレーム径はツアラテックと同じ18mmだが、材質の記載がない。XフレームはRotoPaxのガソリンケースを内側に取り付けられるというギミックがおもしろい。またリアラックコンボと”compatible”とある。互換性があるという直訳になるが、これは併用可能ってことだよね??
クリーガやジャイアントループ、ウルフマンなど他社のソフトラゲッジと互換性を持たせているので、パニア次第では大きな候補だ。


5ページ目

ZEGA パニアケース・システム

ツアラテックのZEGAシリーズのラインナップは複雑です。
まず、ZEGAシリーズのパニアには以下の種類があります。

・ZEGA Mundo
・ZEGA Pro
・ZEGA Pro2
・ZEGA EVO

そして、それぞれに容量とカラーのバリエーションがあり、以下のようになっています。

Mundo :容量 31L 38L 45L /カラーバリエーションはなし。
Pro     :容量 31L 38L 45L / カラー アルミ無垢・シルバー・ブラック。
Pro2      :容量31L 38L 45L  / カラー アルミ無垢・シルバー・ブラック。
EVO       :容量31L 38L 45L  / カラー シルバー・ブラック。

そして更にやっかいなことに、
パニアというのは左右でつかうものなので、これらを2つ組み合わせることでパニア”システム”となるわけなのですが、基本的に右側はマフラーがあることで左側より小さいサイズを組むことになるわけです。
しかし、Pro2 と Evo に関しては “Special systems”といって左右同じ容量のケースを組み合わせることもできるのです。
例えば、

これはEVOですが、左側に45L 右側に38L がついています。マフラーを避けて装着するために右側に小さいサイズを装着するのが普通だったわけです。

それに対し、こちらは左右共にEVOの45Lが付いています。右側のパニアフレームを見ると、マフラーを避けるように屈曲しており、パニアケースもそれに沿った形をしているのが分かるでしょうか?これが”Special Systems”ですね。これらを踏まえて、バリエーションをまとめると、以下の表のようになります。

ZEGA Mundo 38/31
45/38
ZEGA Pro アルミ無垢 38/31
45/38
ZEGA Pro シルバー 38/31
45/38
ZEGA Pro ブラック 38/31
45/38
ZEGA Pro2 アルミ無垢 38/31
45/38
38/38 special system
45/45 special system
ZEGA Pro2 シルバー 38/31
45/38
38/38 special system
45/45 special system
ZEGA Pro2 ブラック 38/31
45/38
38/38 special system
45/45 special system
ZEGA EVO シルバー 38/31
45/38
38/38 special system
45/45 special system
ZEGA EVO ブラック 38/31
45/38
38/38 special system
45/45 special system

と全部で28パターン書きだされることになります。
勿論、これはあくまで”systems”としてのパッケージなので、バラで購入する場合は31Lと45Lの組み合わせも可能なわけだし、シルバーとブラックを合わせたりきりがないのだけど、カタログ上型番が降られているのはこのパターンとなるわけです。
一応、最新のEVOケースについて触れておきましょう。
ZEGA EVO アルミケース

¥72,523 ブラックとシルバーがあり
HPより
「進化(エヴォリューション)は止まらない。このモットーに従ってパニアシステムの開発を続け、それ故そのネーミングは当初より明らかだった。ZEGA EVO(ゼガ エヴォ)は完全新設計の締結システムにより便利さと堅牢さを兼ね備えています。ラゲージシステムの一部としてのパニアZEGA EVOは以前のツアラテックパニアと同様に単独のプロダクトとしてではなくラゲージ全体の一部として最適化するようにデザイン/設計されています。突出した現実的な利点はエレガントで堅牢なパニア、創意に満ちた締結メカニズムそして悪路をものともしない18mm径のステンレススチールでできたパニアフレームのコンビネーションによって実現しました。内部収納を便利にするパニアバッグや携行缶や飲料ボトルを保持するホルダーとも完璧にマッチします。
特長
・新デザインのコーナープロテクタ。万が一の際、ライダーとパニアを守ります。
・オプション取り付け用ピン装備 ドリンクボトルやガソリンボトルホルダーなど
・快適なパニアキャリーハンドル標準装備
・新開発の締結システム パニアフレームへの簡単で確実な脱着
・新開発のパニアフレームロックシステム 片手で操作可能
・新開発のパニア開閉ロック ヒンジ構造の前後ロック装備でどちらからもイージーアクセス
・信頼のシリコンシーリングシステム 雨でもパニアの中はドライを保ちます。
・信頼のアルミダイキャスト製フック装備 パニア上への荷物を簡単に固定・保持
・パニアリッドフック パニアの蓋の内側にバッグやネットを簡単に取り付けられます。
ZEGA Evoは、ZEGA Pro 2よりもさらに簡単に取り付けることができ、オフロードでの使用にも耐える高い保持力を備えています。取り付け手順は非常に簡単です。フックをラックにスライドさせて、所定の位置にカチッと収まるまでテンションレバーを押し下げます。取り外すにはテンションレバーを引きパニアをラックから持ち上げるだけです。固定システムに加え、リッド開閉システムにも改良が加えられています。
※キーセットはZEGA Evo専用オプション品となります。
外部オプションを取り中ける為のリベットが装着されています
※OPステーはZEGA Evo専用オプション品となります。
ふたの内側にオプションのバッグ、ネットを取り付けるためのフックが標準装備。
外形寸法:
・31L 443 mm×203 mm×393 mm
・38L 443 mm×243 mm×393 mm
・45L 443 mm×283 mm×393 mm」とのこと。

➡ラゲッジシステムにハードパニアを選択するのであれば、やはり第1選択はこれでしょう。実際にツアラテックジャパンの店舗で既存のPro2との違いなどをみてみましたが、圧倒的に使いやすく、そして特にパニアフレームへの脱着構造がシンプルかつ堅牢になっていました。これはやはりハードパニア そしてZEGA EVOに決定か・・・?

ヤマハアクセサリのパニアはというと

アルミサイドケースL/R

¥60,500(L) ¥60,500(R)
容量は左側が37L 右側が35L とのこと。容量においては、ZEGAの45L/45Lと比較すれば18Lも少ない上に、金額もそこまで安くない。しかもおそらくどこかにOEMしているに違いないし、手に取ってみることもできない、、、、どう考えてもZEGA EVOに勝る点が見当たらない・・・ということで不要。

まとめ

いやぁーーー長かった。
カタログ5ページまとめるのに大変な労力を費やしてしまったが、自分なりにまとめることもできました。
結論としては、分かり切ったことではあるけどやっぱりツアラテックの製品の品質は間違いない。その中でも要・不要を判別して、適切なカスタムをすることで新型テネレを自分なりのマシンにモディファイするのはこの上ない楽しみでもあります。あまりバイクのカスタムにお金をかけても仕方ないし、そんなのにお金を使うのであれば旅の資金に回せばいいのにという人も多いと思いますが、まぁそれは個人の自由だし、資金をどのように分配するかは考えの分かれるところだと思います。

https://www.instagram.com/p/B2GmR-ioxEa/?igshid=vwr3wxuqg3qy

たぶん、日本語のサイトでここまでテネレ700のカスタムをまとめたものは他にないんじゃないでしょうか。
実際には、カタログには載っていないけど、USA HP には載っているものとかもあるんだけれど、まぁちょっときりがないので今回はあくまでカタログをベースにまとめました。
ちなみに、今回注文したテネレには純正オプションとして
グリップウォーマー
メインスタンドキット
ラジエーターガード
をつけました。
選択基準は、先輩ライダーと相談のもと、ツアラテック含めたサードパーティから出ていない、あるいは出たとしても純正で遜色ないであろうもののなかでも世界旅をする上で必須のもの です。
これはまた別で、納車時の様子と共にまとめようかと思います。

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