【モンベル クロノスドーム2型】テントの設営方法を紹介!

こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。

バイクキャンパーやバックパッカー必携のアイテム、テント。
アウトドアライフに慣れないうちはどうしても設営などが難しそうで敬遠しがちなテント。しかし、最近は非常に設営も簡単で、なおかつ強度もあるテントが各アウトドアブランドから沢山ラインナップされています。
正直いろいろありすぎてぼくも何が自分にベストなのか分かりませんし、テントってそんなにいくつも試しに使ってみるとかできないので、自分なりにこれでいいかな と選んだモンベルのクロノスドーム2型の紹介をしようと思います。

収納サイズはコンパクトな部類

収納されたサイズは、だいたい 高さ35cm 直径17cm といったところ。テントの中ではかなりコンパクトな部類。ツーリングバッグやバックパックなどにも十分入る大きさ。重さはペグなど無しで2.4kgくらい。ただし、ソロキャンパーや登山キャンパーがバックパックに加えると考えると、ちとデカいと思われます。

対応季節・対応用途

メーカーホームページによると季節は春・夏・秋の3シーズン対応
となっているが、極寒地や冬の雪山などでなければ大丈夫そう。テント本体の生地などは良質なものが使われているので、あとはどのようなペグ打ちをするかや、テント内での居住のし方でコントロールできる。
普通のキャンピングやキャンプツーリングなどには十分使用できると思われます。雪山登山などのごくハードなシチュエーションを除けばかなりオールラウンドに利用できると思います。ただし、2型はコンパクトとはいえそれなりに大きさがあるため、ソロキャンパーの登山などではもう少し小型・軽量にした方がいいと思います。ぼくのようにバイクや車に荷物を積める場合ソロキャンパーでも居住性を考慮して2型がおすすめです。

設営手順

グランドシート

まずはグランドシートを敷くのがよいでしょう。長く使うとなると、これがあったほうがテント表面の生地が長持ちします。グランドシートは別売りで同梱されていないので、予算に余裕があれば一緒に購入してしまうのがおすすめです。

クロノスドーム用グランドシート

 テント本体を設定

グランドシートの上にテント本体を乗せたところ

グランドシートの上にテント本体を敷きます。この時、風が強いとバタバタなってうっとうしいので、グランドシートとテントの四隅にある穴をペグで固定してしまうのをおすすめします。クロノスドームの設営方法は様々に紹介されていますが、自分なりのおすすめ方法です。

入口のチャック部分

この時、テントの入り口にしたい方向にチャック部分を合わせるようにしておきます。

ポールの設営

同梱されているポール
ポールはこのように分離された状態で収納されます

クロノスドームのポール設営は非常に簡単。↑の写真のようにポールは短いセクションに分離された状態で収納されます。一見バラバラなように見えますが、これはポールの中空内部でゴムひものようなもの(ショックコード)で全てひと繋ぎになっています。短いポールとポールをカチッカチッとつなげていけば、

このように大きなバツのフレームができあがります。「バーティカル・クロスシステム」といいモンベルが特許を取得しているようです。

できあがった×印のポールフレームを先ほどペグで固定したテント本体とグランドシート四隅の穴に差し込みます。ポールの先端には「マッシュルーム型エンドチップ」という溝があり、穴に固定されやすくなっています。

グランドシート・テント本体の隅がペグで固定され、穴にポールの先端がセットされた状態

次に、テント本体に設定されているフックを対角線上にポールへ引っ掛けていきます。

テント側のフックをポールに引っ掛けていく
全部で14か所のフックを引っ掛けたら完成

これで一応テント自体は完成です。夏や雨の心配がない時、テント全室が不要な時などはこのままでOKです。

フライシートの設営

しかし、気温が低い時や雨の心配があるときはこの上から更にフライシートを被せていくのがいいでしょう。

フライシートをテントにかぶせたらまずは4隅を固定しましょう。テント側の隅にあるゴムひもとフライシート側のフックを引っ掛けて固定していきます。

4隅が固定できたら、あとは上の写真のように張り網を張っていきます。張り網をしっかりと張ることでテントとフライシートの間に空気の層がつくられ、断熱や耐結露の役割を果たします。
※フライシートの内側のマジックテープとポールを固定することができますが、風が強い時以外は不要かと思い、普段は固定していません。

張り網→フライシートはアウトドアロープワークなどでよく使われる方法で固定します。

張り網のもう一方は適当なところに打ち込んだペグに引っ掛けておきます。

ここまでいったら、あとは張り網に設定されている自在金具を調整して張り網をピンと張っていきます。

自在金具は上の写真のように上下に動かすだけで張り網のテンションを調整できます。ちなみに、しまう時張り網はいちいち取り外さず、フライシートに付けたまましまっています!

完成

これで設営完了です。前室が必要なときなどはそれに応じてペグにフライシートの前室部分のゴムひもを引っ掛けたりすればスペースが確保できます。
慣れれば5分ほどで設営することができます!😊
ちなみに写真にちらちらと見えるいかつい形のペグはogawaの鍛造ペグです。こちらの詳細は:【ogawa TANZO PEG レビュー】でご覧ください!

まとめ

テントは本当に沢山のメーカーから沢山のラインナップがあるので、どれにしようか迷ってしまうと思います。
今回はじぶんがバイクでのキャンプツーリングで愛用しているモンベルのクロノスドーム 2型の設営方法をみてみました。
独自のバーティカルクロスシステムで確かに居住空間も広々です。バイカーのキャンプツーリングの場合、盗難を心配してバイクからシートバッグなどを下ろしてテント内に入れておきたいもの。また、冬のテントでの睡眠を考えるとぼくはコットを愛用しています。テント内にコットを入れて、なおかつバイクの積載も入れるとなるとあまり小さなソロキャンプ用テントでは不十分。クロノスドーム2は一応2人対応なので、コットやバイクのシートバッグなどを入れても十分に余裕があります
というわけで(特にバイクキャンパーやサイクルキャンパーで)テント選びに困っている方がいたら是非検討してみてください。