【Helenic Republic episode 6】Meteora; メテオラへの道中 とあるオークの巨樹の下

こんにちは、世界放浪2輪旅中の管理人です。

Vergina; ヴェルギナ から Meteora; メテオラへと向かう道中 ちょうどよい湖で野営。
翌朝、いろいろと寄り道をしながら南下していきます。

ここまでのルート

朝 野営地にて

案の定、穏やかな野営地だった。

天気も上々、十月も下旬にさしかかろうかとは思えないくらい暖かい。

湖畔からダートを戻って舗装路へ復帰する。

西マケドニアの大理石 採石場

Polyfit; ポリフィト湖にかかる長い橋を渡って、

また、西マケドニア県の田舎道を適当に進んでいく。

途中、通りかかる修道院や教会は数知れず・・・

何てことない民家も、煙突の形がユニークだったりする。

養蜂もあるのね。

かなり大きな採石場。大理石だろうか。
ギリシアは大理石で有名な産地がいつくかあるけど、Thassos; タッソス島とかVolakas; ヴォラカスといった東マケドニア県が中心で 西マケドニア県の情報は少ない。

パキスタンを思い出すレベルの落石・・・

ギリシアの地方郊外の家は 庭が広くてバルコニーがついてて、なんだかいい雰囲気。

そんな街外れに見慣れない重機があったので なんとなく寄ってみると・・・

なんと大理石の切断工場みたいだ。写真を撮っていたら、工場で働くおっちゃんが中から出てきて 近くでいろいろと見学させてくれた。
何言ってるかは分からないけど、身振り手振りでなんとなく伝わる。図らずも、人生で初めてこんなに間近で大理石が切断される様を見ることができた。冷却水を噴出しながら巨大な刃で切削されていくのは、近くで見るとかなりの迫力があってちょっと怖かった。

しかも帰り際におっちゃんが大理石の小さな切れ端をプレゼントしてくれた。

まぁぶっちゃけ荷物にはなるけど、こんなに素晴らしい記念品はないだろう!
ありがという、大理石のおっちゃん。

Grevena-Kozani Geopark

西マケドニア県の南部を東西に貫くような形で広がる Grevena-Kozani Geopark.
世界遺産にも登録されている。

このジオパークが地質学に重要なのは ここが古代のテチス海の海底地形を今に伝える場所だかららしい。
テチス海は、古代超大陸パンゲアにおいて、ローラシア大陸とゴンドワナ大陸の間にあった古代の海で、大陸の移動によって消失した。

とはいえ、人間の視点なんて そんな大陸プレートの移動からしたらあまりにもミクロ過ぎて 走っててテチス海の名残を実感することはない。

Haliacmon; アリアクモン川と、渓谷の上に建つ修道院(?)
既にメテオラ感はでてきてる。

ひっそりと佇むオークの巨樹

ジオパークの壮大な景観を北側に

ゆっくりと更に南へと進んでいく。

西マケドニアとテッサリア県の県境あたり、気持ちのいい国道の途中に

ひっそりと巨大な樫の木が佇んでいた。

Αιωνόβια βελανιδιά; 「永遠の樫」とよばれるこの巨木は、なんと樹齢1,300年の古木で Quercus robur subsp. pedunculiflora という学名のヨーロッパナラのバルカン地方亜種らしい。
1,300年前というと この地はまさにビザンツ帝国の治世だった頃だ。まさに歴史の生き証人。
(*英語のOak や、ギリシア語の βελανιδιά は樫や楢を厳密には区別しない)

樹齢1,300年の楢が落とすドングリ。

周長7mもあるという極太な幹の下には、またカンディラキアが置かれていたけど 詳細不明。

少しだけ場所を借りて、休憩させてもらう。
スピリチュアル系はあんまり信じてないけど、やっぱり特別な力を 少し分けてもらえるような気がするんだよな。

Meteora; メテオラへ

古の巨木に礼を言って テッサリア県へと県境を越える。

自然と田舎の、いい塩梅に混ざった中を走っていくような感じ。

途中発見した ハイキョリンスタンド。

今はもう動かないディスペンサーは、ギリシア文字がいい味だしてる。

途中から Pinios; ピニオス川の支流に合流して

Meteora; メテオラに到着。
街の名前は実は Kalambaka; カランバカ といって、ここがメテオラ観光の拠点になっている。ドミ宿をとって どうやって修道院めぐりをするかの作戦を練るのであった。

つづく

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