【Republic of Bulgaria episode 2】Plovdiv; プロヴディヴの街へ

こんにちは、世界放浪2輪旅中の管理人です。

トルコ→ブルガリアの越境後、チェックインしたキャンプ場で朝を迎え 最初の街 Plovdiv; プロヴディヴへ向かいます。

ここまでのルート

キャンプ場を出発

朝、キャンプ場にて

朝飯を準備しつつ

また線路を行き交う貨物車を眺める。

キャンプ場を出発して、更に少し西に向かって走っていく。まずはPlovdiv; プロヴディヴという街を目指すことにした。
途中、キリル文字が見えて 東ヨーロッパに来た実感が湧いてくる。

プロヴディヴに着いたようだ。

Plovdivの街

Chifte Hamam

街に着いて最初に目についたのは、オスマン帝国時代のトルコ浴場だった。
トルコ編が終わったとはいえ、バルカンの広くはオスマン帝国の旧版図内だったから、まだまだモスクやオスマン建築からは逃れられそうにない笑

バイクを前に停めてうろうろしていると、どうやら管理者のようなおっちゃんが中を見せてくれるという。

作られたのは16世紀で、内部はこんな感じ。まさにトルコ浴場の内装感だけど、現在ではアートギャラリーとして活用されていているみたい。

しばらくすると、先のおっちゃんが照明を消し 浴場内で対に設置されたスクリーンに それぞれ男性と女性が映し出される。
そしてそれぞれが交互に独唱する場面が映し出されるんだけど、男性側には複数の観覧者が後ろにいるのに対して女性側のスクリーンには空になった観客席も同時に映し出される。歌の旋律は概してもの悲しくて、悲壮感に満ち溢れていた。
おっちゃんがいくらか説明してくれたんだけど、ブルガリア語なのでほとんど理解できなかった。わずかに覚えているのは、女性の歌手はイラン人で、「イラン人女性が歌で何かを表現することへの抑圧」といった意味がある というような事を言っていたと思う。
今になって当時撮影したビデオを見返してみると、一体この映像作品にどんなメッセージが込められていたのか気になり出してしまったけど、いくら検索しても何の情報もない。

宿にて

プロヴディヴの街でとった宿にはゲート内のガレージがあって安心してバイクを停められた。
多くの人にとってはヨーロッパよりも中東地域の方が危険というイメージが強くて、それはある視点からは正しいけど 殊バイク旅行者として、バイクの盗難という点からしたら、中東やトルコよりも ヨーロッパの方がはるかに危険だ。

さっそくテネレの上に寝床を確保するにゃんころ。

久しぶりの”西側諸国”、揚々と近くのスーパーマーケットに買い出しへ。
この感じ!
この感じでテンション上がっちゃうってのは、やっぱ自分はいかにWesternized された社会に慣れてしまっているか ってことだよねぇ。

イクラの缶詰は興味深いが、高いから却下。

日本人的”ブルガリアで最初に思い浮かぶもの”といえば、やっぱりヨーグルト。
色々種類があるけど、試しに1個買ってみる。

酒類も復活!

ずっと無かった豚肉も、ここにきて復活。
そんな豚肉大好きってわけではないけど、やっぱ自炊するときにはベーコンとかハムがあると扱いやすくて便利。

てなわけで、この日は宿でゆっくり自炊して、明日の街歩きのプランでも練ることにしよう。

つづく

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