【Kyrgyz Republic episode 13】Karakol;カラコルのアニマルマーケットをチラ見して、出国へ

こんにちは、グレートエスケープ中の管理人です。

アラコル湖の悶絶トレッキングやフェアリーテイルキャニオンへの散策を終えて、ようやくカラコルの街を去ります。

Karakolのアニマルマーケット

街を出発する前に、カラコルの街のやや北側、有名なアニマルマーケットがあるというので Rogie をテネレの後ろに乗せて、朝早めに宿を出て向かってみることにした。

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1860年代に始まったというこのアニマルマーケットは、なんとキルギス国内でも最大規模。入口も沢山あるけど、とりあえず一画から入ってみる。

タジキスタンでもたまに見かけた、以上に尻のでかい羊。これは、脂臀羊とかって言われて、食用に尻がでかくなるように品種改良された羊。管理人はあんまり脂肪系の食べ物が好きじゃないけど、ウィグルから中央アジア、パキスタン北部にかけては 羊の尻の脂肪が美味とされる文化があるようだ。

まぁ動物愛護団体かなんか見たら卒倒しそうな光景がひろがってはいる。

子供に必死に抵抗する羊と山羊。

トラックの荷台に積まれた家畜達が続々と到着する。

ヤギの虚ろな目や、必死に抵抗する羊の姿は まるで自分たちの運命を悟っているかのようにも見えた。

ここは馬の一画。おそらくアニマルマーケットで最も高額と思われる馬だけど、それでも一頭1,000ドルほどで買える個体もあるらしい。

Rogie と馬。品種は、トルクメニスタンで見たアハル・テケに近いんだろうか。とても美しい光沢。

 

牛の一画。

 

牛も、一頭1,000ドルしないくらいらしい。

敷地近くには、大量の干し草を積んだトラックもたくさん停まっている。

ここは馬具コーナー。

手綱やブーツ、鞍など色々置いてある。

鞍にも布製とか革製とかいろいろあるんねぇ・・・。

カーマーケット

そんな感じのアニマルマーケットのすぐ近くには、実はカーマーケットもささやかに開催されている。

マーケットというよりは、誰かがいらなくなった車を適当に値札と共に置いてるだけ、みたいな雰囲気ではあった。

このランプだけくれ。

ソ連車が沢山あるのを期待したけど、

LADAよりも日本車の方が多かった笑

最近日本では見かけなくなった車種がちらほら。

ドイツ車はワーゲンやメルセデスもあって、あとは見たことのない中国車なんかもある。

思ったよりも規模が小さかったけど、まぁなかなか楽しいカーマーケットだった。

ここまでのルート

Jyrgalan;ジルガランへ

アニマルマーケットから一度宿に戻って、Rogie が買ってくれた卵で目玉焼きをつくる。Rogie はこれからまた別の湖を目指すようで、またイングランドで再会することを約束してお別れした。

さて、ここからはキルギス出国へ向けて動く。イシククルの北側を周って一度ビシュケクに戻って、そっからカザフへ~なんて当初は考えていたけど、イシククルの北側はリゾート色が強くてあまり面白くなさそうだったし、カザフに入ってからの動きを考えるとこのままイシククルの東側から越境したほうがいいと考えたのだ。

その前に、Jyrgalan;ジルガランという場所が風光明媚だというので、キルギス最後のポイントとして寄ってみることにした。

途中からダートを走り、キルギスらしい景色の中を進んでいく。ひどいコルゲーションによる振動で、スマホを落としてしまったようで、一度小一時間探し回るも見つからず、まじか、、、と思っていたら、後ろから来た車に乗ったにぃちゃんが拾って届けてくれた。まじでほっとした。まじラハマット。

途中、馬の大群とすれ違う。

正直、今までやばい景色を見過ぎたせいか、ジルガランにそこまで感動することはなかった。ダートをずっと先まで進んでいくと、最終的に石炭鉱山で行き止まりになる。

適当に鉱山周辺をぶらついたり、山盛りの石炭(なのか?)で遊んで引き返す。

きれいな川が流れるちょうどよい場所を見つけたので、ちょっとまだ時間が早かったけど、テントを張って昼寝。

夕方から天気が崩れて雨が降って来たから、テント内にこもって早めに就寝した。

つづく

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