【房総徘徊】クソ暑い中、最小限の荷物でただ太平洋を見に行くだけ

こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。

わずかの連休があればここぞとばかりに家を出て道という道を徘徊しだすバイカーという種族の方々がそうであるのと同様、
管理人も夏の太陽を感じて走りたくなったので 何かしらの目的地を決めて走りに行くことにしました。
2連休しかなかったので、そう遠くには行けず まぁとりあえず夏だし海でも見に行くかということで太平洋を見に行くことにしました。

とりあえず房総

海かー と考えつつ、三浦半島か 伊豆半島か 房総か、
とか考えながら適当に走っていると 自然と房総に向かっていました。
まぁせっかく房総に行くなら館山まで行くか と、目的地は館山に決定。

せっかく館山まで行くなら最南端にある野島崎灯台でも見に行こう、といつもの行き当たりばったりプラン。

千葉北部~市原くらいまではつまらない道だけど、だんだんと房総ならではの山あり海ありの道になる。

出発が遅かったので、道半ばでやや西日。
でも焦らない。

基本クソ暑いけど、山間部はやっぱりちょっと涼しい。
夏でも日が落ちたら峠頂上付近は寒くなりますね。

ヒグラシ×ホーホケキョ 夏かよ。

側溝にサワガニ発見!
食ってみようかと思ったけど、今回はバーナー持ってきてなかった。

学生の時は、変わり者の友人と一緒にマニュアルのぼろ車をレンタカーして、よく房総を暴走してました。
前日の雨で湿り積もった脇の草でスリップし、側溝に前輪落ちた挙句ジャッキ積まれてないっていう終了のお知らせにもめげず、通りがかったジモティに助けてもらった思い出がよみがえります。
あの時、コンビニの駐車場でバンパーとナンバープレート外して、ヘッドライトつけながら元に戻してレンタカー屋に返したなぁ。

緑がかまびすしいのは、夏の特権よねぇ。

だんだんとうす暗い感じになってきました。
でも、特に宿もとってなけりゃあ時間に追われる必要もなく、楽なもんです。

でもよくよく考えたら夕日みたいじゃん!
で、ぎりぎりセーフ。
館山に着き、海岸へ出られるところでひとしきりぼけーっとします。

なんかすごいシャボン玉のおばけみたいなのやってました。
ライトアップされててきれいだったなぁ、
残念ながらTG-6ではキレイに表現できませんでした。

まわりには地元なのか地元じゃないのか知らんけど、おそらく10代後半~20代前半の若者数人のグループやカップルが。
このいい雰囲気におっさんひとりでいると、それなりに孤独を感じるもんです笑

いや、でも管理人も10年前は同じようによき友人と下らん話と愚痴を言い合い同じような時間を過ごしていました。
今は、みんな父親になり 母親になり 社会を強く生き抜いているんです。
そう思うと、おれだけ大人になりきれてねぇんだなぁ と思えてきたりして、まぁ時間が経つというのは そういうことか。

おっさんがしんみりしててもしょうがないので、すっかり暗くなってから館山市街→野島崎を目指します。

着いた時はすっかり真っ暗。

満月ではないけど、月がきれいでした。
テント張って、翌朝の太平洋と朝日を拝むため寝ます。

野島崎灯台と朝日

朝、日の出の時間に目覚ましをセットして起床。

ここは本当に海岸すれすれまで散策できるよう遊歩道が整備されてますが、この先はただの岩場になっていきます。

こんな感じの。
向こうの岩の上には数人の釣り人がいます。釣り人の朝は早いのねぇ。

お、きた

きたーー

眩しくて直視できん。
今朝のテントは House of Rising sun だな。アニマルズ。

でまたカニ!
このサイズでも挟まれると超痛い。この小さなハサミの中に納まっている筋線維の収縮とはとても思えないような力なんですけど、どういうメカニズムなの?

明るくなってからの野島崎灯台。
8角形をした美しい灯台ですが、明治維新前 当時の関税を外国製品有利にするために調印された条約と共に建設された条約灯台のひとつで、
登録有形文化財に指定されています。

日が昇ってくると、一気に暑くなってきます。
黒テネレは蓄熱するなぁ・・・

まぁ海も見れたし、綺麗な空に白亜の灯台、朝日も拝んで今回はこれで満足なり。

さらば館山

荷物をまとめて、撤収。

そういえば、館山は大学時代弓道部の春合宿で何度も訪れていたし、医科歯科大の大賀寮がある関係で何かの合宿でも来てたのを思い出しました。
もうしばらく来ることはないだろう、さらば館山。

帰りは海岸線をふらふらしながら、適当に昼飯を食いつつ帰路へ。
打ち捨てられたボートと青い空!

おまけのアクアライン。
千葉方面は走りたくなかったので・・・

関連記事
【GWロンツー 荷物を満載して山と湖にお世話になる旅】
【年末放浪ツーリング 宿無しあてなし~後編~】