【Republic of Turkey episode 38】イスタンブールでヤれたブーツを修理したり の巻

どうもこんつくは、グレートエスケープ中の管理人です。

イスタンブールでの長いダラつきライフで解決したかった課題をいくつかクリアしていきます。

Saya , Syogo と再会 久しぶりの和食で爆死

 

イスタンブールでは、Sayaと再会。
そして同じくジョージアで友達になったSyogo君もたまたまイスタンブールに来るという事で、Syogo君の友人でトルコ人のDruk とも知り合う事ができた。

Saya がつくってくれた食事😆😆😆

長期で海外に行った事のある人は きっと皆同じ感覚があると思うけど、本当に久しぶりに味わう日本の出汁の味は涙ものだ。

この旅を始めるまでは、あまり食に拘りはないですね とかスかしてたけど、それはいつでも食べたいものにアクセスできるという環境にいることが前提の戯言だった。

特に旅が長期化すると 節約の観点からもちゃんとしたレストランに入ることはほぼ皆無。
いつも決まった自炊をするか、ファストフードがメインになってしまう。そんな折に食べる日本の味は ちゃんとした食事のありがたみを改めて教えてくれた。

ブーツの修理

旅の相棒である、Gaerne G-Midland のブーツ。
砂漠・高原・雪山・荒野・・・・
いままで2年以上本当にあらゆる環境をこのブーツと共に歩んできた。ライディングだけではなく、このブーツのまま歩きまわることも多いから、その分消耗も激しい。レイヤーになっている革の一部が剥がれてしまっていた。

靴底もかなりすり減って 購入時にあったパターンはほぼ完全に摩耗してツルツルになってしまった。
バイクを引き起こす時や、スタンドを払うときにグリップ不足でヒヤリとする事も多い。
ということで、イスタンブールでブーツの修理をすることにしたのだ。

まずは剥がれてしまった革の修理。トルコ東部で出会ったトルコ人とずっと連絡をとりあっていて、彼が教えてくれた店に来てみた。

老舗の靴屋さんってな感じで どうやら請け負ってくれそうだ。
大量消費が進むと 壊れたものは新しいものに交換するのが当たり前になってしまって、それが社会に浸透すると 修理や修繕をしていた小さなお店もどんどんなくなってしまう。昔は東京の商店街でも見かけたようなそういう地元の修理屋さん的なものが イスタンブールにはまだまだ多く残っている。

店の奥にいたおっちゃんにブーツを見てもらうと、特に何も言わず 任せろ的な雰囲気で作業スタート。
何の予約もなしにいきなり突っ込んでいっても、その場で対応してくれるのがこういう店のいいところだ。

まずは膠のような専用の接着剤で当該部分を接着した後に、

昔ながら、完全手動のミシンを使って綺麗に縫っていってくれる。

いいよなぁ、こういう職人さん。
寡黙で プライドがあって いい仕事する。

金額も良心的で、日本円で1,000~1,500円くらいだった。
てなわけで、革の剥離は無事解決。修理から既に10か月以上経過した この記事を書いている今でも しっかりしている。
マジグッジョブ👍👍

次にやってきたのは靴底の張り替えをお願いできそうなお店。こっちは、Druk が「ここならできそうかも」と教えてくれた。

そして数日で張り替えをやってくれた。Drukがトルコ語でいろいろと説明してくれたおかげで、費用もまけてくれて、張り替えもばっちり。これも、現在まで全く問題なく経過してる。イスタンブールの職人たちはいい仕事するね!

最後に、Sayaにお願いして持ってきてもらった革用のオイルを塗り込んで、、、、

修繕完了。まるで新品のように蘇った G-Midland.

帰国するまで、もうしばらくがんばってくれ。

ジャケットを修理に郵送

もうひとつやっておきたかったことは、旅道具の要のひとつであるライディングジャケットの修理。
前面にある止水ジッパーのひとつが閉まらなくなってしまったことと、防水性の劣化が問題だった。
ずっと Aerostich と連絡をとりあっていたんだけど、最終的にアメリカにある本社に送ってくれということになった。

ということで、いくつかある会社の中から Ptt(Posta ve Telgraf Teskilati) のオフィスにやってきた。
UPSやDHLの方が圧倒的に早くて信頼性も高いけど、ここは経済性を優先してトルコ国営郵便を信じることにする。

こちら側の住所は、Drukの住所を使わせてもらった。本当、色々世話になってしまった。Drukを紹介してくれたSyogo君にも感謝。

後日談にはなるけど、本社に無事到着したジャケットに防水テストを実施したところ、防水レイヤーは何かしらの原因で完全に破壊されてしまっているとのこと。もう原因はキルギスのクリーニングしかねぇだろ・・・クシタニのエクスプローラジーンズは穴だらけにするわ まじで何やってくれてんだよ・・・
修理は現実的ではないので、新品にした方がいいとのことで 今までの実績やインスタでのタグ付など 諸々考慮してくれてスーパーディスカウントの上で新しいジャケットを送ってもらうことになった。

つづく

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