こんにちは、グレートエスケープ中の管理人です。
カザフスタンのウラルスクでようやくゲットした新規のビザを握りしめ、ようやくロシアへ入国を果します。
ここまでのルート
ロシアへ入国
朝、Leila 宅のガレージからテネレを出動させる。くねくねとあちこち走り回った中央アジアとも、今日でさらばだ。
Leila と、Leilaのお母さんに礼を言って、別れを告げる。出会いと別れの連続と、わかっているけど 辛い時も多い。
さて、しばらく西に向かって走っていると、カザフスタンとロシアの国境が見えて来た。
ここの国境は Atyrau-Astrakhan の国境よりもやや規模が小さいようで、出国→入国ともにわずかな荷物検査だけですんなりと通過できた。
No carnet
No covid
No fee
Minor inspection
No Carnet
No Covid
No fee
Face photo
Minor inspection
Visa confirmed
入国時にもらうイミグレカードは、ホステルとかの宿泊時にも必要になるから大切に保管する。
実は後にロシアを出国する際、”declaration letter” を入国時にもらっているはずだとまたやや揉めするんだけど、入国時にそんな書類の記入はなかった。まじでこういうのは旅行者には分からんから統一するか、例外を適用するならデジタルで共有してほしい・・・
Saratov; サラトフの街へ 教会めぐり
無事、ロシアへ入国。
国境を越えてから200kmくらいはこんなような景色がつづく。
ロシア最初の都市、Saratov;サラトフに到着する直前、巨大な川にかかる巨大な橋 を渡る。建設当時はヨーロッパで最長の橋だったサラトフの橋だ。
これが Volga; ヴォルガ川だ。
橋の向こうにはサラトフの街が広がる。軍関連工場があったことから、50年前は外国人が厳しく制限されていたらしいけど、今では特に検問もなく入ることができる。
サラトフの街に着いて、地図上で適当に見つけた教会をまわってみる。
Tserkov’ Smolenskoy Ikony Bozhiyey Materi. ちょっと詳細はよくわからん。
礼拝室内部。
パステルピンクの外壁と黄金のドームが特徴的でかわいらしい教会だった。
小高い丘の上にあるから、教会の敷地からサラトフの街を一望できる場所もあって、人も少なくて静かだし、かなりいい場所を見つけた気分。
Tserkov’ Blagoveshcheniya Presvyatoy Bogoroditsy. ちょっと詳細はよくわからん。
教会の番猫かな。バイクも怖がらず、にゃあにゃあ言いながらすり寄ってくるかわいいやつだった。ちょうど到着した時、教会の中から鐘がなって小気味のいいリズムが聴こえてくる。
礼拝室内部。
Tserkov’ Tikhvinskoy Ikony Bozhiyey Materi. ちょっと詳細はよくわからん。
青い5つのドームと、煉瓦の外壁から荘厳な印象を受ける。
内部では黄金のローブに身を包んだ司教がロシア語でお祈りを唱えていた。
今にも崩れそうな木造の小屋や、廃墟と化した煉瓦造りの屋敷、街を少し走るだけでもそんなような光景が沢山飛び込んできて楽しい。
街の最も中心地にやってきた。
Khram Ikony Bozhiyey Materi Utoli Moya Pechali. 通称サラトフの聖堂。
ロシアの教会らしい玉ねぎ型&カラフルなドーム。十字架も、ただのクロスではなくて、横棒が3本あるビザンツ由来のロシア正教会スタイルだ。
サラトフの聖堂から東西にかけて、美しい建物に挟まれた広場がつづいて、沢山の人で賑わう。
夜のサラトフ散歩
そんなサラトフの中心部を、日が暮れ始めてから適当にほっつき歩く。
前日に雨が降ったからか、ほのかに雨のにおいが残る夕暮れのサラトフ。
海外に出てからよく、「東京ってSuper Clean なんでしょ?!」とか言われることが少なからずあるけど、街の綺麗さって、なんだろうなぁと思う。
空に取り残された雲と、それを後ろから照らす夕暮れの赤橙、そして広場に燈りだした灯。全てがイイ感じだ。
ストリートミュージシャンたちもどこからか集まってくる。
この日はちょうど満月だった。
広場にきらめくネオンたち。
てなわけで、ロシア最初の街 サラトフの雰囲気でした。
つづく