【Islamic Republic of Iran episode 19】イランビザ再発行とウルミアの街

こんにちは、グレートエスケープ中の管理人です。

ウルミアの巨大な塩湖を渡りウルミアの街へやってきました、、、が、タブリーズからの道中で紛失したイランビザをまずなんとかしなければなりません。

Yoshif の助けを借りて、イランビザ再発行

昨夜Ahmad に連絡をいれ、イランビザの原本を紛失した旨を伝えたところ、ウルミア在住のYoshif氏を紹介してくれた。翌朝、Yoshifが宿まで迎えに来てくれたので、彼の車でイランビザの再発行へ向かう。

Yoshif と。

やってきた警察署・・・・? 実際に再発行を行ってくれたのはまた別の場所だった。

結局3~4時間くらいかかっただろうか、でも無事にビザの再発行ができた。そして、当初のビザは30日間有効だったのだけど、どう考えても足りないからついでに延長手続きも同時にやってもらった。

ビザを失くしたときは焦ったけど、思ったよりもすんなりと解決してよかった。思えば、飛んで行ったのがバイクの通行許可証じゃなくてビザだったのは不幸中の幸いだったかもしれない。
通行証の方だったら間違いなくもっと煩雑な作業になっていたと思う。

Urmia 巡り

Saint Mary Church

中東における教会というのは、なんだかそれだけで普通の教会とは別物のように感じてしまい 訪れたくなる。
ウルミアにある聖マリア教会に来てみたが、駐車場のおっさんがクソ不愛想でなぜか中に入れてもらえなかった。概観の写真だけでもと頼んでもダメの一点張りだ。仕方がないので敷地外から撮れた写真のみ。

Jameh Mosque と Urmia Bazar

モスクを見にやってきたら、図らずも賑わったバザールに出くわした。

イランにおいてはバザールとモスクは常にセットだ。

まだ昼間だけど、けっこう店が開いている。

バザールの天井を成すアーチから、このバザールの古さが窺える。

Jameh Mosque of Urmia は13世紀のイルハン朝時代の建設だ。

モスク裏にあった美しい白のムカルナスに装飾された門。

バザール名物、積載過多台車。

Jameh Mosque のすぐ隣には、銀ギラドームのモスクもあった。

ウルミアはほぼほぼトルコとの国境に近いこともあって民族的にも多様だけど、タブリーズと同様アゼルバイジャン系の住民が多い。クルディスタン州に近接することもあって、クルド系の住民もかなりの割合を占めるようだ。

歩いていたら手招きして昼食をわけてくれたGuys. こんな感じでメシが浮く事多数。

そしてなぜか無言でリンゴをくれたじっちゃん。Mam Noo , Mam Noo.

Se Gonbad Tomb Tower

ウルミアの街にポツんと現れるシリンダー状の煉瓦づくり。
12世紀、セルジューク朝の頃の王の墓だと考えられているらしい。Se Gonbad とは、「3つのドーム」を意味することから、当時は更に2つ同じようなタワーがあったのではないかと考えられている。

13m高で内部は2層構造になっているらしい。残念ながらこの日は閉まっていて、柵の外側から写真を撮ることしかできなかった。

ぶらりウルミア

ウルミアのモダンエリアにはイランホドロの大型販売店なんかをはじめとした自動車のディーラーショップが沢山ある。
とある店の中に、これってセンダボだよね・・・?が置いてあってビックリした。
イランは250ccオーバーのバイクに対する規制が強いから、リッターバイクを見かけることはほとんどない。

美しく整備された Ellarbaghi Park. 東西に細長く横たわっている。

各国の国旗が掲げられていたけど、星条旗は、、、まぁないよね笑

公園をうろついていたら声をかけてきたおっちゃん。何某かの戦闘で脚を負傷したようだ。
「ダーイッシュはTOYOTAを使っているのに日本人を殺した!」と力説する同氏、おそらく2014~15年の湯川さんと後藤さんのことだろう。

おっちゃんの力説を振り切った後は、イランで愛されるSUNDISの炭酸ジュースを飲みながら公園でボケーっと過ごした。

海外旅行というのは、ランドマークを必死で回る作業になりがちだけど、こうやって特になにをするわけでもなく知らない街でダラつくのもいいもんだ。これも、バイクという足があり、そして期限未定という条件があるからこそかもしれない。

つづく

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