【ソフトパニアの施錠問題】STEEL CORE で解消し、ソフトパニアもしっかりロック

こんにちは、世界放浪2輪旅を目指す管理人です。

バイクの積載に関して、以前【パニアはソフトかハードか?】の記事ではハードパニア、ソフトパニア それぞれの長所・短所をピックアップしてみました。
その中でも、殊「セキュリティ」面に関してはハードパニアの方が有利なのはその記事で触れた通りです。
製品の段階で施錠システムをもつハードパニアに対し、ソフトパニアはどうしても防犯上不利ですが、
・積載に融通がきく
・転倒時のダメージのかかり方
・全体的なイメージ
など鑑みて最終的にはソフトパニアを選んだわけです。

今回はそんなソフトパニアの欠点である施錠に関して、それを解消してくれるギアを紹介します。

STEEL CORE

こちらが STEEL CORE SECURITY STRAP というものです。
左が 4.5ft 右が 6ft 。

STEEL CORE はこの画像のように、鋼線が強力なナイロン生地によって被覆された構造をしています。

全体像はこんな感じで、長さは約137cm と 約182cm の2種類があります。

防犯ギア全てに言えることですが、完全に盗難を防ぐことができるものではありません
本気で盗みにかかられたら、切断はされるでしょうが、その労力をどこまで高められるかという意味では非常に強力だと思います。

ロック部分は締めあげシンチ状の構造で、締まる方向にしかストラップが進まないようにできています。

ソフトパニア、他の施錠

では、SEEL CORE を使って施錠をしてみます。

使い方は至って簡単で、施錠したい荷物の開口部を巻き込むようにストラップをぐるっと回し、

折り返すようにロック部分に通します。

しっかりとテンションをかけたらバックル部分を押し込んで固定し、あとは鍵を回すだけです。
荷物がパンパンにはいっていたほうがぎっちりとテンションがかかります。

【Giant Loop の RTW パニア】はラックとパニア自体をロックできるので、パニアとラック全部を巻き込んで締めることでより防犯効果は高くなると思います。

左パニアは、パニアラック内側に取り付けたツールボックスごとまとめてロック。
➡【パニアラック内側にペリカンボックスを使ってツールボックスを設置】

またホムセン箱をつかって製作したトップケースも、ベースキャリアを巻き込む形で全体を回してロックすることができます。
こっちは6ft の長さが必要です。
➡【和泉化成ホムセン箱を加工しトップケース化】

実際に施錠するかどうかは置いといて、フロントパニアも同様です。
➡【Touratech オルトリーブ製サドルバッグをフロントパニアに】

こんな感じで、STEEL CORE はストラップの長さの範囲内でぐるっとできるものであればなんでも、
シンプル&強固 にロックできるのが最大の魅力でしょう。

その他

その他は、タンクバッグハーネスとタンクバッグ間、タンクバッグのチャック、

ホムセン箱を固定してるベースキャリアなど、細かい部分には小さなワイヤーロックを使用しています。

ダイヤルロックは鍵が不要で手軽に施錠できるので、小さなものやワイヤー式の簡便なものをいくつか持っておくと、
急に必要になった際に便利かと思います。

まとめ

どこになにを積載するか、がある程度決まってきた今となっては パニア内部はほぼほぼ衣類関係しか入っていないためそもそも盗難の対象になるのか という感も否めないのですが、それでもこういった「目に見える」防犯対策は大事かなと思います。
先述の通り、本気で盗りにかかられたらどんな対策をしていても防ぐことはできない わけで、
ただ 警戒してるぞ というシグナルを発しておくと衝動犯を排除できますし、盗難までのハードルを上げることもできます。
実際にはsteel core だけではなく、バイクカバーやディスクロックなどアナログなデバイスに加え GPSトラッカーなどの電子デバイスも併用して全体的なセキュリティを高めるのがよいかと考えています。

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